捨てられないモノたちと、味わいたくない感情

急にパソコン内のデータを断捨離したくなって始めたら

数年前のファイルが出てきて

思いがけず振り返りの時間となりました。

 

あれ?こんなもの大事にとってあったの?と思うようなファイルがいっぱいあり、

必要かどうか判断せず、とりあえず保存してしまう

「後回しにする」自分の性質が浮き彫りになりました。笑

  

苦手な相手などに

自分の無意識が投影されていることはなんとなく自覚しやすいですが

家の中にあるモノや、パソコンの中のデータにも

気付いていない自分が映し出されています。

 


  

なんとなく捨てずに持っているモノが映し出していること

 

・普段使っていないけれど、持ち続けているモノ

・あることは知っているけれど奥の方に押し込められているもの

・いつか使うかもしれないからと言いつつ何年も取ってあるモノ

 

これらには、自分の無意識が投影され

あまり感じたくない感情がくっ付いています。

 

f:id:ryc-method:20180924221712j:plain

 

例えば、誰かに頂いたけれど

使うタイミングがないまま放置しているモノもあります。

 

 

もう意識を向けていないのに、

どうして持ち続けるのか?捨てないのか?

それは、捨てることで

感じたくない感情を味わうことになるからです。

 

 

大切な友人から頂いたのに捨てる、ということは

相手の気持ちも捨てることだ、と思って

なかなか手放せなかったりします。

相手には分からないのに。笑 

 

捨てる(手放す)ことは、相手の愛情を捨てるようなものだと解釈して

愛情を受け取れないひどい私を自覚したくないために

持ち続けているのですね。

 

自覚したくないということは

そんな自分であることを無意識に知っているのです。

 

つまり、 

愛情をないがしろにするひどい奴だから、

そんな自分にならないように(嫌われないように)

「相手の愛情は大切にしよう」という価値観が生まれます。

 

 

でも、放置している・・・ということは、

愛情拒否する自分に気付きたくないから

モノを手放すことももできないということです。

 

 

モノには、自分の無意識の解釈や価値観がくっ付いていて

私たちは,くっ付いた「何か」を見ています。

 

モノそのものの存在を見ているのではなく

投影されている自分の無意識を見ているのです。

 

宝石が好きな人もいれば、無頓着な人もいます。 

なんでもない石ころでも

そこに大切な思い出がくっ付いていれば宝石のような価値になります。

  

そのモノの価値がどうであるかではなく

何が投影されているのかによって

自分にとって価値あるもの、ないものと判断しています。

 

 

無意識の自分に触れる作業

  

使わないまま奥の方にしまってあるモノが多ければ

見ないままにしておきたい、感じたくない感情がいっぱいあるということかもしれません。

  

目には入らなくても、あることを知っているのなら

それは無意識に気になっています。

 

いろんなモノに意識を向けるということは

自分の中にあるたくさんの無意識の情報を顕在化するようなものです。

   

 

顕在化した情報によって

私はこういう人である、と認識しています。

  

潜在意識には他の可能性がいっぱいあっても

その情報が顕在化しないと、それ以外の「わたし」を信じることができません。

 

例えば

私はお金がないと、認識していたとしても、

豊かな私は、潜在意識の中にたくさん情報として存在します。

 

f:id:ryc-method:20180924222244j:plain

 

しかし、それらの情報を顕在化しようとしても

習慣化していないために、潜在意識が許可していません。

 

 

普段、顕在化しない情報が

潜在意識のルールを破って顕在化するときは

ザワザワしたり、モヤモヤして身体が反応します。

  

豊かな自分を信じて顕在化しよう(思い出そう)としても

身体が反応するので、不安を感じたりして

思い出すことが容易ではないでしょう。

 

今まで大切にしてきたルールに反することは

潜在意識にとって危険であると判断しているからです。

 

 

これらと同じように

 

いつも触れることがない、気にしなかったモノたちに意識を向けて

無意識の自分を見つけていく作業は

 

普段、意識していない感情など(情報)が顕在化するのでザワザワしたり、

断捨離は面倒だな~と感じて、なかなかやれなかったりします。

(書きながら自分でアイタタタとなっております。)

 

 

感じたくない感情は

見たくない自分の性質を表していて

それらは今まで抑圧してきた自分の本質(良さ)そのものです。

 

 

味わいたくないから外(他人)に投影し、

相手を遠ざける(嫌う)という行為になりますが

 

それは、本来の自分に戻りたくて

他人に映し出して気付こうとしています。

 

 

なんだか部屋のモノが気になるときも

気付きたい自分の本質があるのかもしれません。

 

 

苦手な他人に向き合うよりも

部屋の断捨離のほうがハードルが低そうですね。笑

 

 

モノに投影されている無意識の価値観

  

断捨離は、ただモノを捨てて部屋の中をスッキリさせればいいのではなく

ひとつひとつ、向き合って

自分の内側と対話をすることがとても大切です。

 

 

なぜそれを持ち続けているのか?

使わないのになぜ捨てられないのか?

などを考えながら、自分の無意識に繋がっていくのですね。

 

 

いつか使うかもしれないから持っていよう、と思うものが多ければ

 

そこには、

損したくない、後悔したくない、という想いが隠れています。

 

 

後悔したときの感情を味わいたくないので

そうならないようにします。 

つまり

普段から、後悔しないか?損しないか?を基準にしてものごとを測り

 

何か好きなことをやりたくても

損得で考えるクセが出てくるでしょう。

  

 

このように、

モノたちに投影されている自分の無意識の価値観が

いろんな現実においても働いています。

 

  

部屋の中には自分にとって

心地いいもの、大好きなもの、テンションが上がるもの、ばかりあるのなら

 

それは、自分の気持ちよさを基準にして

ものごとを測っているということです。

 

 

コアな自分が味わいたい世界を

現実の中に見つけ出すことが増えていくでしょう。

 

 

身の回りのものを観察してみましょう

 

①普段、使わないモノ、意識を向けていないけれど、

持ち続けているモノはなんですか?

 

②それらは、とくに気に入ってもいない、必要ではないのに

持っているのはなぜですか?

 

③手放すことで、誰に何を言われている気がしますか?

 

④つまり、自分のことをどんな人だと思い込んでいますが?

どんな価値観が見えてきますか?

 

⑤どんな気持ちを味わいたくないですか?

 

 

f:id:ryc-method:20180924215737j:plain

 

なんらかの感情を味わいたくないから

無意識に持っている価値観によって

嫌な自分にならないように生きています。

 

それが選択の基準になっていますよ、と

たくさんの現象や、他者、モノたちは教えてくれています。

  

 

こうして書きながら

早く部屋の片づけをしたいなと思っている私です。笑

気持ちよさでいっぱいにしていきたいですね。

  

無自覚なことを少しずつ意識して

気付いていない自分を取り戻していきましょう。

 

 

   

 

講座、WSのお知らせ 

 

潜在意識デザイン協会が開催している、 全国の講座とイベントのスケジュール一覧です。

       

  

ご登録いただくと、レポートもプレゼント♪

  

 

RYC認定講師 かなやまなほこ

http://ameblo.jp/appreciate0728/

 

 

 

意識で遊ぶ♪ 困ったとき、不安になったときのワーク

パートナーが朝から深刻そうにため息をついていました。 

それを見て私は反射的に、身体が「やばっ!」と反応したのです。 

 

どうしよう、と焦って

次第に、あ~あ・・困ったなぁ、嫌だな、

とネガティブな感情が徐々に浮かんできます.

 

しかし、実際にはなにも起こっていません。笑

彼がため息をついただけなのです。 

 

この場合、私の脳内でいろんな妄想劇場が始まり、

問題が起きたと解釈して、大変だ!大変だ!と感じています。 

 

妄想劇場が起きているときは

それを分解することが大切です。

 

  • 前提と思考と感情
  • いろいろ変えて試してみましょう
  • 好きな前提、思考、感情を選んでも良い 
  • 講座、WSのお知らせ 

 

続きを読む

現実化に大きな違い!!エセポジティブと本当のポジティブ

何かに悩んでいるときに

「気にしなくて良いよ」と言ってもらえることありますね。

 

気にしないようにポジティブになろうとすることと

本当に気にしないで居られるようになるのとは

実は、大きな違いがあります。

 

前向きに過ごそうと思って、

エセポジティブになってしまうと

かえって逆効果になります。

 

  • 自覚している悩みとリンクしている本当の恐れ
  • お金の不安は、本当は何を恐れている? 
  • 無意識の恐れを顕在化すること
  • 講座、WSのお知らせ 

 

続きを読む

「アイツが悪い!アレが嫌!」の世界から抜け出すコツ

悩みや問題などを誰かに相談するときは

「あの人が」○○した

「あの人に」○○された

と話し始めることが多いですね。

 

実際に、

他者や目の前の出来事が悩みだと思っているので

初めは相手がどんな人なのかなどを説明します。

 

  • 主語を「わたし」に置き換える
  • 感情が分からないという認識をしている
  • 感情によって選択している 
  • いろんな情報が顕在化することを許してあげる
  • 講座、WSのお知らせ    

 

続きを読む

困っているはずなのに感情が湧いてきません!これって抑圧してますか?

不安が浮かぶと

それをどうにかしたいと思うものですね。

 

今までは、嫌な気分になったら

それを消そうとしたり

問題を解決しなくちゃと慌てていたのに

 

潜在意識の仕組みを学び始めると

今までとは違う反応をしている自分に気が付いて

戸惑うこともあります。

  

 

この状況は不安なはずなのに・・・

感情を感じないのはおかしいんじゃないか?

と、質問を頂きました。 

続きを読む

質問に答えるだけで、気付き・感謝・浄化・解放、が自然と起きてコアに繋がるノート

特に嫌なわけじゃないけれど、なんだか気になるなぁ

ということありますね。

 

あまり気にしないようにすれば済むようなことですが、

感情がそんなに揺れなくても

いつもよくあることや、同じようなパターンが起きているとしたら

自分の無意識に繋がるきっかけとなります。

 

 

最近、みんなで一緒に居るときに、ずっと喋っている人が気になっていました。

 

よくそんなにエネルギッシュに話し続けられるな、と感心していたのですが、

ぼ~っとしていたいなと思っていても、こっちに話しかけてくるので

意識を向けなくてはいけなくなり、

次第に、しんどな・・・と感じていたのです。

  

その人は沈黙が嫌いなのかな、

認められたいのかな?などと

分かった風に、無意識の恐れなどを勝手に想像していた私でしたが

 

そんなことが続いていたので

これは私の投影として何か大切なことを象徴していると思い

ワークに取り組んでみました。

続きを読む

今の仕事やビジネスに違和感が生じたら、それは潜在意識的にとっても良いこと

RYCメソッド創始者 秦由佳の過去記事です!

^^^^^^^^^^

 

自分の職業や働きかた、

環境や人との付き合いに対して

 

 

違和感を感じたり、

嫌になったり、

ちがうな、と思えてきたり、

やめたくなったりすることって、ありますよね。

 

 

 

わたしのように、

自由気ままで

好きな時間に起きて好きなことをし、

好きな人たちと一緒に

好きなことを言いまくって(笑

 

それで好き勝手に生きて

ビジネスをしているような人間でも

同じようになることがあります。

 

続きを読む
Copyright © 2017 RYCメソッド All rights reserved.