お金と潜在意識の関係がみるみるわかるシリーズvol.4

 

前回の記事の続きです。


 

 

 

お金に振り回されなくなるのを目指すのはやめる

 

これは
「お金に振り回されることはなくならない」
と言っているようなものです。

 


ええ、はい、そうです。
お金に振り回されなくなることは、ないのです。
それは、お金が安定することがないから。


昔、アラブの石油王の話を聞いたことがあります。
お金がありすぎて、逆に何にお金を使ったらいいかわからず、
結果的に、お金に対して苛立ちを覚える、とかなんとか。
まったく、贅沢な話ですね(笑)


わたしはそういった意味でも
「僕はわたしはお金にまったく不安がありません」とか
「わたしはお金にふりまわされません」とか言う人を
まったく信用しませんね。


だって、それって例えば
「わたしは不安を感じることがないカウンセラーです」みたいに、
「んなわけあるか!!」という感じで(笑)


お金というものはそもそも不安定なのだから、
それと付き合うときの心というのが
不安定なのは何も問題じゃない、
ってことでもあるのです。


なので、お金に対する不安を解消する方法なんて、
ないと思っていますし、
それをハウツーとして解くことはできますが、
結局その不安定さにどこまで「慣れるか」だけだと思うのです。


つまりそれが、ある種の「付き合い方」です。


お金という不安定さに慣れるためには、
自分自身の不安定さに慣れる、
というか割り切る、
という感覚が大切になってきます。


「キタキタキタキター!減るのが怖い病!!」


「キタキタキタキター!貯金したい病!!」


くらいにみんなが言えるような社会だといいと思うんですが。
あなたはいかがですか?
わたしは、そういうときブツクサ言うようにしています(笑)


あーキタキタ!と。
で、終わり。問題視しない。
再発しても、問題視しない。
お金に振り回される自分と戦わない。
そして「放し飼い」するわけです。


「ほらよ、言えよ、走れよ、嫌がって走り回れ、大草原を!」
くらいの勢いで
お金に対する不安定さを放し飼いにするわけです。


このとき、ものすごく、豊かです。
ものすごく、大胆で、しなやかで、それでいて広い。
そのうち飽きて、不安定さは走り疲れて結局静かになるのです。


そのときにお金のことを考えてみると、
なぁーんにも感じない、ただの紙、ただの数字と化してしまいます。

 

お金というたったひとつの道具を使いこなす


最初の方で、
『すべての人は豊かであるが、
すべての人がお金持ちになれるわけではない。』
と書きました。


貧乏が運命の人もいる、
と言いたいわけではありませんが
お金をバンバカ稼いでいる人が
特別ではないと言いたいわけです。


逆に言えば、
貧乏に問題視することで
貧乏を特別化するつもりもありません。


「そういうのを経験している」だけであり、
自分が「そこに何を見出すか」だけだと思っているので
別に金持ちになりたいとも
貧乏になりたいとも、わたしは思わない。


ただただ、自分で在りたい。


そのためにお金が必要なら稼ぐし
受け取るしもらうし借りるし。


ただただ、自分であるために
お金が逆に必要ないのであればそれを手放し、
解放し、ない状態にもするし。


自分の暮らしのため、
生きていくためにお金は必要ですが、
それって結局「自分が幸せであるため」の
ひとつの道具にしかすぎませんよね。


だからこそ、
お金というのは自分が自分であること、
幸福状態にしてくれる
『たったひとつの道具』です。


じゃあ、他の道具を書き出してみましょう。


▼自分が自分であり、自分が幸福を感じるための道具


・おいしい食べ物、おいしい時間
・好きな人たちとの楽しい時間
・気持ちいい睡眠
・書きたいことを書く時間
・大切な人たちの笑顔
・研究したいと思える分野
・家
スマホ
・お金
・パソコン
・ペンとノート
・自分の愛を感じるための仕事
・お客さんたち
・素直になんでも話せる環境
・本
などなど(意外に、少なかったりする)


…うーん、こんな感じでしょうか。
こうやって書き出して並べてみると、
お金ってそんなに大したことないな、って思うんです。


でも、これらを得るために
「お金は便利だ」ってこと。
お金の価値なんて、そんなものだと思います。(便利ってだけ)


本当はお金がなくたって得られるものばかりですが、
お金がないといけない、と思うのは
その便利さを「過信」しすぎている、
ということなのです。


あなたはいかがですか?


お金って、
道具を手に入れるための交換ツールなのですが、
ほしいものって
結構お金がなくても手に入れられる気がしませんか?


買えなくてもくれる可能性がある。
お金がなくても笑顔は見に行ける。
購入しなくても本は読める。


貸してください、と言えば
ペンとノートくらいさくっと手に入れられるわけです。


どうでしょう。
「そんなもんか」と思えたとき、
お金の使い方がもっと上手に(自分らしく)なります。
ぜひ、イメージしたり、書き出したりしてみてくださいね。

 

 

このように、お金との関係性の中で新しいものが見えてきます。


自分自身に対する接し方や、自分へ下している評価。
その基準や、他者から受けている「と思い込んでいる評価」に
気づくことができます。


そこからはじめて
お金との対等な付き合いがはじまるでしょう。


資本主義社会にいる限り、
貨幣制度から逃れていきることは難しいです。


資本主義社会、それはつまり、
お金に支配された世界。


でも、それを悪く捉えるか、
それを自分なりにどう生きようか?
と肥やしにするかは別の話。


わたしは貨幣制度に対しても、
資本主義社会に対しても、
悪いところを見ずに、
その中で自立したお金マインドを持てることが
最も大切だと思います。


ネタが尽きないお金の話。
あなたはこれからお金とどう接していきますか??


そんなことを意識してみてくださいね。



 

お金と潜在意識の関係シリーズはこちら

お金と潜在意識の関係がみるみるわかるシリーズvol.1
お金と潜在意識の関係がみるみるわかるシリーズvol.2
お金と潜在意識の関係がみるみるわかるシリーズvol.3

 

 

Copyright © 2017 RYCメソッド All rights reserved.