思考がゴチャゴチャしたときは
認定講師の東山ちほりです。
日常の中で
不安になったり
悲しくなったり
嫌な思いをしたり
そんな状態からなかなか抜けきれない
という時もありますよね。
そんな時にぜひ活用してもらいたい
ワークがあるのでご紹介します!
事実と現実って違うの?
わたしたちは、
「事実に何かしら解釈を勝手につけて、現実を創り出している」
ということをご存知の方も多いと思います。
事実というのは、ありのままの現象のことです。
じゃぁ、解釈は?というと、
自分が考えとして持っているものです。
私たちは普段、ニュートラルな現象に対して、
自分なりの解釈をつけ、物事を理解したり、
判断することで現実をつくっています。
つまり、
事実+解釈=現実
ということです。
そして、
「自分の現実は、自分が勝手にそう見たくて見ている」
のですが、
これは、感情的になっているとなかなか気付けず、
受け入れられなかったりもします。
ですが、これらを分解してあげると
ニュートラルニ捉えられるようになるんです。
まずは、分解してみよう
例えば、先日こんなことがありました。
秦さん:「事実と解釈」のブログ記事書いといて
わたし:ゲッ!!
その後、ザワザワするわたし
そのままスルーして記事を書くことも出来ましたが、
せっかくなので何でザワザワしたかを探って見ました。
解釈は分かり辛いので
まずは事実と現実とを分けてみます。
事実:記事を書いてと言われた
現実:記事を書いてと言われてザワザワした
この時に、RYC®︎メソッドでは両手を使います。
こんな感じ
これを両手を動かしながらやっていきます。
事実(左手):記事を聞いてと言われた。
現実(両手を重ねる):記事を書いてと言われザワザワした。
じゃぁ、解釈(右手)は?
ただ、「記事を書いて」と言われただけなのに
何でわたしは、ザワザワしたのでしょう?
一体どんな解釈をつけたらザワザワするのでしょう?
ということを探っていくんですね。
何度も何度も、手を重ねたり離したりしながら
事実と現実を区別し、その後
事実につけてしまった解釈を探っていきます。
手を動かしながら考えるって普段やらないですよね。
なので、慣れるまではやり辛いと思います。
でも、身体が止まっていると、
頭ばかり使って視野がひらけないんです。
動かしながらやるのにも
ちゃんと理由があるんですよ。
わたしが付けていた解釈は、
わたしはツマラナイ人間だ!
でした(笑)
事実:記事を書いてと言われた
だけなのに、
解釈:わたしはツマラナイ人間だ!
という前提を持っているので、
ブログ記事を書いてと言われザワザワした
という現実を創りだしたわけなのです。
ブログ記事は
「面白くなきゃいけない」というのも
思い込みなんですけどね(笑)
解釈が教えてくれるものは?
解釈には、自分なりのクセがあります。
クセなので、いろんな場面で無意識に
出てきてしまうんですね。
ですが、物事には必ず表と裏があるように
嫌な反応をしてしまう解釈にも
別の側面があります。
裏側に気づくためどうするかというと
解釈を反転させるんです。
わたしの場合は、
わたしはツマラナイ人間だ
という解釈ですが、これを反転させると
↓
わたしはみんなを楽しませたい!
でした。
本当は楽しませたいのに、
それが出来ないと思い込んでいるから
ザワザワするんです。
こうやって分解することで
「あのザワザワは、そういうことだったのか〜」
と気づくき、スッキリする方が多いです。
ザワザワした気持ちで書くのと
「みんなが楽しませたいならどんな記事書く?」
そんな前提で書く記事は違う気がしませんか?
日常にある嫌な出来事は、そのままにしておけば
嫌な出来事のままですが、こうやってワークを取り入れることで
自分クセや、自分の良さにも気づけたりします。
最初は慣れないかもしれませんが、
何度かやっていると慣れてきますよ。
ごちゃごちゃした思考の整理整頓に
ぜひ活用してみて下さいね。
「もっと詳しく知りたい!」
という方や
「やってみたけど上手くできなかった」
という方は
ぜひ初級講座にいらしてくださいね。