「この子がいなければ!」 現実化して欲しくないイメージを抱いてしまうとき

RYC®認定講師の 川守さくら です。

 

娘2人の子育てママです。

子育てって大変ですよね!

 

今までは自分や夫だけでよかったのに、

子どもにフォーカスしていく生活に

なってしまいます。

 

 

  

子育ては、たくさんの本音が隠れている

 

子育て中の方は、

誰しも一度は思ったことがあるのではないかと思うのですが、 

周りで独身の友達や、バリバリ仕事で活躍している人を見ると、

 

 

「わたしだっておしゃれしたいし、

夜時間を気にせず友達と出掛けたい。

映画もずいぶん見てないな。

独り身だったら、どんな仕事ももっと引き受けられるのに。」

と、いろんな言葉が浮かんできます。

 

そうすると、つい

『この子がいなければ』

なんて思ってしまうのです。

 

 

お母さんとしてやらなきゃいけないこともいっぱいあるから、

自分の時間なんて全然取れません。 

 

こっちは頑張っているのに子どもたちは言うこと聞かなくてイライラするし、

でも寝顔を見ていればかわいいし、

「お母さん大好き!」って抱きついてくる子はこんなに天使のようなのに…。

 

同時にたくさんの気持ちが絡まり始め、

 

あ~!ダメダメこんなこと思ったら。

こんな思い、母として、人として、ダメ過ぎる!!!

なんてひどい親なんだろう。

わたしみたいな人間が人の親になっていいんだろうか?

などと溢れてきてしまいます。

 

かわいくて愛おしいのに、

わが子を邪魔に感じてしまうような、相反する想いが同時に存在するのです。

 

そうすると段々イライラしてきて、パパである夫に当たり散らしてしまうこともありました。

 

 

でも、こんな時こそ

RYCメソッドのことを思い出すんです!!!

 

 

『この子がいなければ』という気持ちに隠れている無意識の声

  

『この子がいなければ』という想い自体は

本当にわたしが願っている願望ではなく、

何か自分の願いが達成されないことで生まれる思考なので

願望はその先にあります。

 

一緒にRYCのワークでみていきましょう。

 

「この子がいなければ」わたしは、

何ができて、どんな状態になれる

思っているのでしょうか?

 

○○できるのに、○○になるのに 

という部分が願望です。

 

それは、自由でありたい。

仕事をたくさんしたい、という願いです。

 

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今をⒶとして、

未来をⒷ「自由になる。仕事がたくさんできる。」とします。

今は、Ⓑが叶っていない状況です。

どうなったらⒷになるでしょうか?

どんな条件を満たしたらBの状態が叶うと思っているのか?を見ていきます。

 

 

 

1)願望を書き出す

「この子がいなければ」○○できるのに。と思うことを書き出します。 

例 Ⓑ「自由になる。仕事がたくさんできる。」

 

  

2)この条件をクリアしたらⒷが叶うだろうな、ということを書き出す 

 

・早く寝かしつけられるように子どもを早くお風呂に入れる。

・毎日決まった時間にご飯を作る。

・お母さんらしく余裕を持って家事をする。 

 

これらの条件は、

なにか願望を抱いたときに無意識につけている条件です。

これらをすることで、Ⓑの状態になることができると思っています。

 

3)この条件をクリアできない自分はどんな自分か?

 

書き出した条件をクリアできていないので、「今」Ⓐの状況です。

それはいったいどんな自分なのかを見ていきます。

 

・テキパキできない自分

・きちんとしていない自分

・余裕がない自分

・お母さんらしくできない自分

 

などなど、思いつくことを書き出します。

 

 

潜在化していた自分の性質が出てきます。 

これらは無意識にダメだと思ってきた自分です。

 

 

わたしの本当の願望は何か?

 

本当の願望は、

設定したⒷ「自由になりたい。仕事をたくさんしたい。」の状態ではなく、

 

これらのダメだと思ってきた

自分自身を受け入れてOKを出していくことなのです。

 

 

本当の願望は

奥の奥の方にあったんですね。

ママという肩書も本当は必要ない、

あるがままのわたし自身にOKを出していくこと

 

それが本当の願望です。

 

 

私は

・テキパキできない自分

・きちんとできない自分

・余裕がない自分

・世間で言う、いいお母さんになれない自分

を受け入れたかっただけなんです。

 

 

そんな自分でもいい。

 

 

ずっといいお母さんになりたい。

いいお母さんでいなくっちゃ!

って思い続けていました。

 

 

でも本当は、

「こんな自分でもいいよ。」

って言ってあげたかったんですね。

 

 

「テキパキできない自分でもいいよ。」

「きちんとできない自分でもいいよ。」

「余裕がなくってもいいよ。」

「いいお母さんになれなくてもいいよ。」

 

そんな自分をただ受け入れてあげたかっただけ。

 

だから、

「この子がいなければ」なんてことを

全く考えないような、いいお母さんになりたい!と思って、

そうではない自分自身を受け入れないでいたから、

しんどかったのです。

 

 

お母さんになったからって

急にスーパーウーマンに変身する訳じゃないですよね。

「テキパキできない自分でもいいよ。」

「きちんとできない自分でもいいよ。」

「余裕がなくってもいいよ。」

「いいお母さんになれなくてもいいよ。」

 

これらをそのまんまOKして

あるがままの自分を受け入れたときに、

 

「コア・本音」に繋がることができるのです。

 

 

無意識にダメとしていた

わたし自身の性質を受け入れるために、

 「本来のあなたからずれていますよ!」と、 

潜在意識は、ずっと

あったかいエールを送ってくれていたんですね。

なんだ、気づかなかった!(笑)

 

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今では、急な仕事の連絡で

ごはんの準備をちょっと後回しにしても

前のように焦ったりざわざわしたりしないし、

娘たちも「大丈夫だよ~」と、軽く受け止めてくれます。

 

「この子たちは、このまんまのわたしでも好きでいてくれるんだな、

なんてうれしい、ありがたい子たちなんだろう」と、

ほっこりあたたかい気持ちでいられます。

 

さらに、娘たちは自分で遠足の弁当も作る子たちに成長しました(笑)

自分で作りたいそうで、「ママ寝てて!」と、言ってくれます。

 

 

子育ては、ついつい一人で悩んでしまい自分自身を追いつめてしまいますが、

問題と感じる出来事は、

わたしの潜在化している性質を浮き彫りにしてくれるのです。

 

そう思うと、

わたしたちの子育てが、子どもとの関わりが

すごくかけがえのないものに感じられていきます。

このように、RYCメソッドは、子育ての悩みも解消することができます。

 

RYC初級講座で潜在意識の仕組みの基礎を学び、

もっともっと自分自身を読み解いて、

子育ても楽になっちゃいましょう!

 

 

 

RYC認定講師 川守さくら

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