許せない、受け入れられない、そんなとき必見!!潜在意識の仕組み。

RYCメソッド開発者 秦由佳の過去記事(2015年)をお送りします。 

 

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許せなくて困っている、
受け入れられなくて困っている…

そんな声をよく聞きます。


わたしが総合的に苦しみがなくなったのは、
自分の可動域が増えたから。

はっきりいって、


「自分軸」なんて、必要ないんです。
(語弊はありますが、説明はまた後ほど)



さて、何かや誰かに対して許せないと想っている時。

私たちの潜在意識ではどのようになっているのでしょうか?

 


その前にまず、2つの状態にわけていきます。


①単純に許せない
②許せないことに苦しんでいる


この二種類に分けて考えてみましょう。



まずですね、この図を見てみてください。

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わたしたちの心や意識というものは
触れることも出来ないし、
つかむことも、そして直接見ることも出来ません。


ですが、潜在意識というのは
身体の動きや筋肉、
そしてわたしたちの内部の動きと直結しておりますので、


わたしたちの心理的な状態と
身体の状態は常につながっている、と言えます。



もっと言ってしまえば、

心が先、ではなく、
潜在意識の働き(仕組み、習慣化されたプログラム)が先となって
わたしたちの感情が生まれている。


みなさんは、意外だと思うかもしれませんが、

悲しいと思う前に、
実は筋肉が「悲しい顔」の準備をしているんです。



ということは、わたしたちが

「悲しい、と感じている」と知覚する前に、

先に筋肉が「悲しいモード」に入っている、
ということ。


すべて、潜在意識が先に動かしているんですね。


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さてさて、

そこからもう一度この図を見てみてください。

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この図を見れば分かるように、

私たちには既に多くの「プログラム」がされています。

心臓の動きから、歩く時の筋肉の動きまで…。



すべて、習慣化されているように、

・考え方
・価値観
・捉え方
・感情の出方

なども、実はすべて習慣化されています。

そうしたいと思わなくても、
反応として出てくる。


これが潜在意識の仕組みです。


さて、可動域と書きましたが、
これをメトロノームのような感じだとイメージしてみてください。


既に習慣化された可動域というものが私たちの中にはあります。

この可動域が、わたしたちの反応を決定していく。



何を聞いたらどう判断するか。
何を見たらどう判断するか。


これもある意味、可動域によって決められています。


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さて、次の図はこちら。


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可動域がある、ということは
動けない、というゾーンもあります。

これは、いわば「禁止区域」みたいな感じで、
立ち入り禁止ゾーンです。


このゾーンに棒が振れようとすると、
抵抗感や拒否感が生じます。


いわば、「心理的ブロック」というのは、
可動域ではない禁止ゾーンに、棒が振れようとする時に

沸き起る感覚、ということなんですね。




ただし、可動域が狭いと、
OKを出しているゾーンでしか存在できません。


簡単に言えば、可動域のみの現実となります。

それ以外はもちろん受け取れないし、
見えないし、感じないし、許せないし、ということ。


この時に、人は自分の暮らしや現実、
人生を不自由だ、と思います。


逆に言えば、可動域が増えると、自由になっていきます。

ですが、自分の軸
(図で言うと黒い棒の部分)はなくなりませんよね?

自分の軸はなくならないけれど、
可動域は増える。



もっと言えば、


自分は決して見失わないけれど、
物事に対する執着もなくなり、
固執もなくなり、
なんでもよくなり、
どうでもよくなる。


でも、決して自分を見失うことは、ない。

(可動域が増えるだけだから)


そういう感じです。


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では、次はこちらを。


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はい、書いていることを、もう一度書きながら説明しますね(笑)



わたしたちが普段生きている時に認識している

・わたしの考え
・わたしの価値観
・わたしの感情
・わたしのもの
・わたしの人格
・わたしのセルフイメージ


これらは、基本的に

『超かたよったもの』であると言えます。


断定できればできるほど、
それだけ可動域が狭い、ということです。



本来人は、360度、この棒をくるっと一周させることが出来ます。

つまり、


「すべてを体験し、受け入れることが出来る」のです。

これが本質的な豊かさ。



ですが、

「わたしはこれ!」と頑になっていると、
可動域が狭くなり、

(受け入れられるもの、こと、ひとが少なくなり)

反対に、自分の受け入れられないものや人、ことが増えていきます。



こういう時に、「問題」が多発(しているように)感じるのです。




さて、もう一度図を見てみてください。

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何かを受け入れたくて、許したくて出来ないとき。
そして、出来なくて苦しい、モヤモヤする、
ともがいているとき。


これは、すばらしいとき、だと言えます。



今まで振れることが出来なかったゾーンに
自ら振れようとしているわけですから。


でも、既に習慣化された「安全区域」から出ようとするので、
潜在意識は、緊急事態だとおもって

それに相応しい状態を作ります。


だから、モヤモヤするのです。



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でもね。






思い切って、
振り切れば、いいんだよ。

ってことなんです(笑)




許せない、
受け入れられない、
モヤモヤする、
嫌な感じがする


そんなのはね、


あたりまえ。

そういう状態に対してあまり特別視していると
さっさと可動域増やせば楽になれるのに・・・


という風に
わたしは思ってしまうのです…。


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とはいえ、

自分の潜在意識が緊急事態発生!!!

という感じで、

体内がピーポーパーポーと
サイレント鳴っている状態では
冷静に可動域をどうのこうの…とか言ってられません。




人の軸(この図の黒い部分)が
もっとも柔軟に動いてくれるのは、


「リラックスしているとき」

なのです。

 

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身体の筋肉や
心の筋肉、
頭の筋肉が
とことん、ゆるみ、リラックスしているとき、



可動域を変えることは出来ます。




だからね、

頭を使って、思考だけで潜在意識を書き換えようっていったって、
無理です。


ピーポーパーポー状態の潜在意識が
警官を出勤させて

すぐに逮捕されちゃうから。


わかると面白いですよね、潜在意識^^


---(ここまで)

 

 

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