イミグレのおっさんを絶賛教育中です!

RYCメソッド上級講座を受講してくださった方々が今回も

どんどん自分を呼び覚ましていく過程を見せてくれました。

 

そのうちの一つをご紹介します。

 

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Aさんは

食べることをおいしいと味わえない、お腹が空かない

だけど、食べないと体力がなくなって倒れてしまうから

食べないといけない、と

話してくれました。

  

スレンダーで素敵な彼女は

私から見ればとても羨ましい存在です。笑

 

  

潜在意識が重要と認識する情報

 

他の受講生が

「でも、きちんとお昼は食べてるよね?」と言いました。

 

潜在意識は習慣化していることを重要な情報とするので

食べる行為が習慣化すれば

それを重要な情報と認識しそうな気がしますが

 

届いているのは、そのときの感覚です。

 

例えば、

食べたくないのに、食べなくちゃ・・

もしくは、

食べたいのに、あ~あ、食べちゃった・・

と思っていれば、(←私はこっち。笑)

 

潜在意識に届いている情報は、感覚の方なのです。 

 

 

このようなことが習慣化してれば 

本来の自分とは関係なく

自分のことをダメであると感じる情報を見つけやすくなります。

 

 

感じることを抑圧

    

Aさんは、 

食べられない自分、

お腹が空かない自分、

食べても嬉しくない自分、

を、否定していました。

 

 

食べること、が

悩みのテーマとなっていますが

無意識に抑圧している性質を象徴しているにすぎません。

 

 

食欲を感じないということは

抽象度を上げてみれば

「素直な欲求を感じること」の抑圧とも言えます。

それは、あるがままの性質である

繊細で感受性の豊かな自分自身を

どこか良くないと思い込んでいるのかもしれません。

 

 

 

感情を感じることと

食べたいという欲求を感じることは

違うことのように見えますが

無意識では同じテーマです。

 

 

いつもの「わたし」 という認識

 

過去に体験した記憶と記憶が組み合わさって

私は、このような人だ、

という解釈が生まれます。

 

 

それは、

自分の中にあるたくさんの情報の

ほんの少しだけを組み合わせて創られた

一部分の「わたし」です。

 

 

子供のころに母親に

食べないと体力がつかない、と言われた経験と

+

お腹空いてないのに食べた経験などが 

組み合わさって

↓ 

今、自分が認識している「わたし」が居ます。

 

 

それが

「わたしって、いつもこうなんです」という

良く知っている(慣れ親しんだ)自分自身が生まれます。

 

 

 

今認識している情報は

過去の体験による記憶と記憶が組み合わさったもの。

 

Aという記憶の一部と、Bという記憶の一部を

組み合わせて

あれは○○であるという解釈が生まれます。

 

これがもとになって

私という表面的なセルフイメージが創られています。

本来の自分ではなく

ほんの一部分の「わたし」です。 

 

 

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このセルフイメージによって

目の前の出来事や状況を判断し

感情や思考が浮かび上がっています。

 

 

それを

私たちは悩みとして感じているのです。

 

 

理解できれば無関心ではなくなり、感じることができる

   

食材の一つ一つが誰かによって作られ、

それを運ぶ人が居て、

それを買う人が居て

それを調理することで

カタチになって目の前の食べられる状態になります。

 

 

お金を出せば買えるけれど

食べ物は、人の真心によって生み出された結果なのです。

 

これらを意識してみてね、と彼女に伝え

・食事が作業になっていること 

・料理が目の前に届くまでにはたくさんの人の手が加わっていること 

に気付いてもらいました。

 

 

すると後日、すぐに彼女に変化が起きたそうです。

 

Aさん: 

『お腹がすく感覚が戻って、 食べてる最中に嬉しくて有難くて 涙出そうになりました。
しかも今朝はお腹空きすぎて 目が覚めたし(笑)』

  

 

無意識に感じることを抑圧していた彼女は

感じることを許可できました。

そのため、素直な欲求も顕在化することができて 

自然とお腹が空いて目が覚めるのですね。

 

 

本来の身体から出てくる素直なサインをキャッチできたことは

この上ない喜びです。 

 

 

 

 

例えば、 

何かに対してネガティブな感情を抱いたり拒否したくなるときは

その対象を理解できていないときではないでしょうか?

 

 

自分だけの思い込みによって目の前のものを判断し 

これは○○である、不必要である

などと認識しています。 

 

 

判断(解釈)が偏っていれば、それに合った思考が生まれます。  

情報をニュートラルに捉えることができたら

いろんな感情や思考も生み出されます。 

 

 

今までと違った角度で見ることができたら

今までとは違う思考や感情が生まれるのです。 

 

 

食べ物ひとつとってみても 

それがどんなものであるのか認識が変われば 

今まで感じていた「おいしくない」から

「おいしい」へ変化するのです。

 

 

心地よくない感覚が教えてくれるのは、自分の古い思い込み

 

心地よくない感覚が生まれているということは 

目の前の出来事や人などが間違っている、自分に合っていないから

心地悪いのではなく

無意識に持っている解釈が今の自分にとって相応しくないということです。

 

 

私って、ダメだな、とか

こんな程度だし、と思ったとき

苦しさを感じるのであれば 

その解釈が似合わないものであるということ。

過去の経験から思い込んだ情報があるだけなのです。

 

 

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今までとは違う自分は

慣れていないとそうすぐには信じられないこともあるでしょう。

 

習慣化を潜在意識はとても重要だと認識するからです。

 

 

あぁ、そうか!と、

新しい(慣れ親しんでいない)情報が顕在化したら

その体感を毎日、思い出す事が大切です。

 

 

これがなかなか続かなくて忘れてしまいます。

 

なぜなら、何度も言いますが

潜在意識は習慣化したものを自動化するのが

大切な役割だからです。

 

ぼ~っとして居たら

せっかく気付いて許可できた情報も

再び、潜在化して

無意識に抑圧してしまいます。

 

 

変わったと思ったら

やっぱり変わっていなかった・・・

というのは

これらのことが仕組みによって働いているからです。

 

 

やることは

心地いい状態になった時の感覚や思考・感情などを

常に呼び覚ますこと。

 

 

その蓄積が当たり前を変えていきます。

 

 

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クリティカルファクターを育てていく 

 

 

Aさん:
『 「いやいや、そんな早く変化あるワケないわぁ」とか
 「どうせすぐ終わるさ」とか、
 いつもの思考パターンが出てきたので、
 イミグレのオッサンを絶賛教育中です(笑) 
こんなに早く分かりやすく 変化が起きたのは初めてなので、 
ちょっとビックリですけど、 嬉しいです♡ 』

 

 

クリティカルファクターには

顕在化する情報と潜在化する情報を分ける働きがあります。

この情報は通っていいよ、この情報は通ってはいけないよ、というルールがあります。

それはまるで空港の出入国審査(イミグレーション)のようなものです。

 (RYCメソッドではよく、イミグレのおっさん、と表現しています。)

 

クリティカルファクターは育てていかないと

過去の古い習慣化のまま

いろんな情報を顕在化していきます。

 

 

いつも思考すること、

いつも味わっていること、

いつも組み合わせている過去の記憶、

これらの「いつものください!」という無意識のオーダーが

クリティカルファクターに届き

良かれと思って顕在化してくれています。

 

 

見ている現実が自分にとって

心地よくないものだと思うのなら

 

出てきた料理(現実)を見て

「これ、オーダーしていません」と

言わなくてはいけないのです。

 

 

 

クリティカルファクターの

情報の選別(顕在化できるルール)の仕方を

育てていかなくてはいけません。

 

 

「オーダー違うよ」と伝えることは

つまり、  

組み合わせている記憶と記憶を変えるということです。

 

 

オーダーが違うことを伝え続ける

 

私たちは無自覚に

同じような記憶ばかりを引っ張り上げ

「ほらやっぱり・・・」と感じています。

 

 

同じような記憶ばかりなので

同じような情報が思考に浮かびます。

 

 

それが、今の自分に相応しくないのなら(心地よくないのなら) 

無意識に引っ張り上げている記憶を変えていく必要があります。

 

これが、「オーダー違うよ~」と伝えるということです。

 

 

無自覚に組み合わせている記憶を

しばらくは

意図的に組み合わせてみること。

 

 

普段

顕在化しにくい記憶(許可していない情報)を

思い出すことで

いつもと違う思い出や「わたし」というものが生まれます。

 

 

こんな素敵な私も居たんだ。

そういえば、こんな楽しいコトあったな。

 

と、今まであまり感じていなかった「わたし」が

顕在化していきます。

 

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後日、また報告してくれました。

Aさん:

『 あれからまた不思議な現象が!
無意識に、「今日は何を作ろうかな♪」って考えてる時があるんです。
「何か食べなきゃ」「何か作らなきゃ」だったのが、
「何を作ろう?」まで発展したー!(笑)
少しずつ楽しみに変わってきてます♪ 』

 

 

習慣化させることで

クリティカルファクターは

新しい(不慣れな)情報を大切なものであると認識してくれます。

 

いつしか、

それが自動的に浮かび上がるような情報となり

 

結果として、

今までとは違う「わたし」が表れてきます。

 

 

潜在意識領域にあった「わたし」の情報が

顕在意識領域に移動しただけのこと。

 

 

これが

私たちの感じている変化です。

  

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とてもシンプルですが

顕在領域に移動できる情報にするためには

何度も言いますが

習慣化が大切。

 

 

オーダー違うよ、

と伝え続けることが大切です。

 

つまり、 

思い出す記憶を変えてみるということ。

 

 

 

不慣れなものは、顕在化しにくいのです。

 

そんな記憶ないです、

そんなこと思えません、

という思考が生まれるのも当たり前です。

 

 

 

そんな記憶ないもんっ!!と、思う方は

RYCメソッド上級講座に参加してみてくださいね。

 

 

じっくりと

クリティカルファクターを育てていきましょう。

 

 

 

 

上級講座は、連続して受講することで

学んだ知識を使える智恵に変化していきます。

2019年5月にリニューアルした内容をお楽しみください。

 

コアとの繋がりを深め、じっくりと浸透させていきましょう。 
2019年の申し込み始まりました。

5月25日(名古屋:かなやま なほこ)
6月1日(東京:東山 知帆里)
6月15日(大阪:さはら ゆき)
6月22日(金沢:川守さくら)

 

 

 

RYC認定講師 かなやまなほこ

http://ameblo.jp/appreciate0728/  

 

  

 

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