何を我慢しているんだろう?相手に感じるイヤ~な気持ちから探る(無意識の自分がみえるシリーズ①)
相手に対して怒りが湧いてきたり
批判したくなったりするとき、
心の奥にある本音は
とてもシンプルなものです。
私たちはいろんな感情を味わっています。
怒りや批判的な感情の声は、本音のようで
まだ、表面的な気持ちだったりします。
奥にある素直な本音は
なかなか気が付かないもの。
私も
後になってから、じわ~っと感じることがよくあります。
なんとなくモヤモヤする。
なんだかテンションが下がる。
元気がでない。
そんな反応を感じながらも
どうして自分自身がそうなっているのか?
分からないこともありますね。
気付きたい心の本音に出会うためには
どうしたらいいのでしょうか?
心の本音に出会うプロセス
最初に味わった
怒りや批判的な感情が本音ではないとしても、
私たちは、自分の内側から溢れるメッセージを
表面的な感情や、身体の反応からしか
気付くことができません。
それくらい、
感情って大切なもの。
ネガティブな感情をつい嫌ってしまいますが
自分にとって必要なことを教えてくれている
サインでもあるのです。
ネガティブな感情を味わったときがチャンス
今の自分の在り方や
行動グセ、思考グセが
どこかしっくりこないとき、
嫌な感情として気付かせてくれています。
何を教えてくれているのでしょうか?
自分自身の本当の気持ち、
今必要なメッセージを
受け取りたいものですね。
何か嫌なことがあったとき
相手を責めたり嫌う方向ではなく
自分にとって大切なメッセージを受け取ることができる。
そんな方法を私は
RYC®を学ぶことで身に着けることができるようになりました。
大切なパートナーや
大好きな家族に対しても
私たちは嫌な気分を味わうこといっぱいあります。
相手を嫌うことなんて望んではいない。
味わっている感情に気付いたら
即座にワークをして
あったかい世界に移動してしまいましょう。(^-^)
RYC®初級講座で扱うワークを少しご紹介します。
人間関係において
とても効果的なワークです。
あなたは最近、誰かに対して
嫌な気分になったことはありませんか?
紙とペンを用意して
読み進めてみてください。
糸(意図)の法則
これは、振り子の原理をアレンジして創られた
RYC®オリジナルの法則です。
世の中には、たくさんの人が存在している。
そんな中で出会った、目の前の人は
なんらかの意味があります。
ご縁ですね。
大切な相手ならそれは納得できますが、
嫌いな相手や、嫌な気分になってしまう相手も
実は、何か大切なことに気付くための
必要な出会いと言えます。
同じ支点につながり、
同じ長さの糸、同じ重さの振り子は
必ず真ん中で出会うようになっています。
同じ意図を持った私たちも
まるで振り子のように
誰かと出会っています。
仲良しさんとなら
ピタッとくっつくようなイメージですが
嫌な気分になる相手とは衝突しているようなイメージです。
カチン!と
ぶつかり合って、跳ね返ってしまいます。
(RYC®テキストより抜粋)
このワークは、
相手に対して嫌な感情を味わったとき
「相手をどう見ているのか?どう見えるのか?」
それを頼りにして
「自分の状態を知る」
法則です。
人間関係に悩んだとき、この法則を使うことで
自分自身が何を我慢しているのか?
そして、
どのようにすればいいのか?
が見えてきます。
私を例にして
ワークの説明をしていきたいと思います。
すっごく楽しみにしていたお出かけ♪
それをAさんがさらっと予定変更してしました。
Aさんにとっては必要なことだったかもしれませんが
私の中に言いようのない寂しさがこみ上げてきました。
大人な私たちは
相手の気持ちを頭で理解して納得しようとします。
起きていることは、仕方ないことだ!
私の想いはわがままだ!
と、なかったことにしようとしがちですが
ワークをするときは
自分のことをめいいっぱい棚に上げて(笑)
子供に戻って素直な気持ちで
相手のことを非難してみると
とても興味深い答えが見えてきます。
私がAさんに対して抱いた気持ち。
・私の気持ちを汲んでくれなかった
・Aさんは自分の気持ちを優先してた
つまりAさんは
・気持ちを汲めない人
・自分のことを優先する人
・繊細な気持ちを理解できない人
というイメージを私は抱いています。
これを、
意味はそのままで
良い表現に反転していきます。
反転する理由は、投影の仕組みが関わっており
RYC®初級講座にて、細かく丁寧に解説しています。
ここでは割愛させていただきますね。
・気持ちを汲めない人
→小さなことにこだわらない
・自分のことを優先する人
→自分の気持ちを大切にする
・繊細な気持ちを理解できない人
→楽観的
良い意味で言うと・・
こんな感じに表現することができます。
この変換は、正解があるわけではなく
ワークをするあなた自身が感じた
キーワードがとても大切です。
慣れないうちはちょっと難しく感じるかもしれませんが
実際に講座に参加して、一度体験してみると
コツがつかめると思います。
反転した後は?? 大切なメッセージを見つける
反転、つまり
良い表現に変えてみた
そのキーワードは、
自分自身の抑圧していた要素です。
・小さなことにこだわらない
・自分の気持ちを大切にする
・楽観的
具体的に言うと、
些細なことにこだわり過ぎて
何か行動をするときに時間のかかる私。
相手の気持ちを優先し過ぎて
自分の気持ちを疎かにしてしまう、私。
ものごとを「まぁいいや」と楽観的に考えることに
苦手意識がある私。
抑えている私自身の性質が
キーワードの中から見えてきます。
あははは。( ̄▽ ̄)
これらは、
何か行動したいときに大きな壁となっていたり
日常の生活の中で
無意識なクセとなっていて
しんどさを感じてしまう元となっている部分です。
そういえば、
目の前の小さなことが気になって
挑戦できないことあるな~とか。
思いやりのように見えて
相手の気持ちばかりを気にして
自分の素直な気持ちを伝えるのが苦手だな~とか。
それは、
自分の気持ちを言ってはいけない!
という、変な解釈となって
日常的に働いています。
楽観的に受け流すことが
どこか無責任な自分に思えて
無意識に、何度も思い返したりしていたな~とか。
見えていなかった、見ないフリをしてきた、自分の一部分に
ワークを通して
出会えることができるのです。
自分自身を抑圧していると
しんどさを感じます。
これを言ったらいけない、
これをしたら嫌われる、
そんな勘違いを無意識に持ったまま
私たちは生きています。
その勘違いに気付いて
もっと、ありのままの自分を
表現していこうね♪
と、現実は教えてくれているのです。
自分でも気が付かない
たくさんの我慢を
出会う人へのネガティブな感情が
教えてくれているのですね。
ワークをすることで
どんどん軽やかになっていく。
自分らしいあり方で生きるために
潜在意識の仕組みを活用していきましょう♪
他にもたくさんワークをご紹介しております。
いろいろと試してみてくださいね。
講座、WSのお知らせ
潜在意識デザイン協会が開催している、 全国の講座とイベントのスケジュール一覧です。
RYC認定講師 かなやまなほこ
http://ameblo.jp/appreciate0728/