いつも怒ってる人が居るんですけど・・・何が投影されてるのかピンと来ない!

RYC認定講師の かなやまなほこ です。

 

潜在意識の投影の仕組みでよく語られているのが、 

目の前の嫌だな~と思う相手は

自分の無意識を映し出している、というものですね。

  

相手は自分の鏡とかいわれています。

 

 

私はコントロールされるのが嫌いです。

威圧的な人が嫌いです。

 

なので、威圧的な人や

怒りのエネルギーで誰かに命令するような人が

投影として周りに映し出されています。笑

  

投影の仕組みで単純に言うと

その人は私ってことになります。

 

いやいやいや~

コントロールしたくないし!

私、威圧的なの嫌いだし!

と、自分は違うもん!!と全否定したいところです。( ̄▽ ̄)

 (まぁ、コントロールしてることもありますけどね)

 

嫌な感情を抱く相手と、

自分の無意識に持っている性質が、

同じ要素であると言われても

受け入れがたいものがありますね。

 

 

 

 

これが、私の抑圧していることだろうか? 

 

この前、すごく嫌だ~って反応した出来事がありました。

私が大事にしている空間で

勝手にしゃしゃり出て来る人がいました。

 

 

脳内にたくさんの文句が溢れてきます。

 

「なんで、出てくるの?」

「自分のテリトリーで発揮すれば?」

「自分の舞台で踊れば?(比喩です)」

「ワガママだな」

「子供みたいじゃん」

 

などとイラっとしていたのですが

 

 

この現象を投影の仕組みで見ると

私が無意識に抑圧している性質は

わがまま、子供のような素直さ

ということになります。

(ワークのやり方は、こちらをご覧ください。)

 

 

まぁ、そうなんですが(笑)

ちょっとピンとこないのです。

なんだかニュアンスが違うのでしっくりきません。

 

 

確かに、抑えているんだけど・・・

今回の投影はなにか違うことを

教えてくれている気がする・・・

と、感じるときもあります。

 

 

で、ここからもう少しイメージを広げていきます。

 

 

投影されているものがピンと来ないとき

 

投影のワークをするときは、ネガティブな感情を書き出しますが、

頭で考えていると

本当に味わっている感情と少しズレが出てくるかもしれません。

 

無意識に、嫌な感情を感じたくない気持ちがあるので

臨場感がないまま書き出してしまうのでしょう。

すると、投影の仕組みでひも解いても

どこか、しっくりこない気がします。

 

自分がどんなことを感じているのか?

そこをしっかりと味わうことが大切です。

 

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私が感じたことを、細かく見ていきます。

 

子供みたいでワガママなところが嫌。

 

私にとって、

子供のどこが嫌なんだろう?

 

それは、バタバタと動き回って

私の気が落ち着かなくなるという部分でした。( ̄▽ ̄)

 

相手に対してイラっとしていたのは

「動きが読めない理解不能な言動」ということ。

 

 

私がいつもイメージする「ワガママさ」とは微妙に違ったのです。

 

 

嫌なことがはっきりしたら見えてくる抑圧している性質

 

動きが読めないことが嫌。 

つまり、私は周りの動きに敏感で

それに合わせて無意識に微調整をしているということです。

 

 

周りの動きが読める=自分がスムーズに力を発揮できる

想定内の動き=楽ちん

だと思っているということ。

 

 

周りの人々の動きを把握できることを望んでいます。 

把握したい!

それは、ある意味「コントロール」なのです。( ̄▽ ̄)

 

きゃ~~~。

 

コントロールする人が嫌いなのに~~~

コントロールしたがってるし~~~。(  ゚ ▽ ゚ ;)

だから、いつまでも

コントロールして威圧的な人が周りにいるのね~~

と、驚きました。笑

 

 

この投影は私に

コントロールというものを悪いことだと決めつけているよ!

というサインを教えてくれています。

 

このサインは、 

コントロールしようぜ!、と言っているのではなく

コントロールしているからやめようよ!

と言っているのでもありません。

 

 

私は、場が把握できていると(コントロールできると)

自分が最適な状態を創り出すことができる

と無意識に信じているのです。

 

みんなを把握し、想定内の動きを求めていることを

コントロールしている状態とみなしているわけです。

 

 

無意識とのズレが外の世界に映し出される

 

 

 

良かれと思って場を調整したいと思っているのに

(=コントロールいたい)

威圧的に接してくる人を嫌っているので

(=コントロールすることは悪いコトだ)

ズレが出てきて、

両方とも、私の信じていることなのに合わないのです。

 

 

このズレが投影として

外の世界に映し出されます。

 

それはただの解釈の違いです。

 

 

例えば、

「優しい」は良いイメージだけれど

「優柔不断」はよくないイメージがあり

「繊細」は女性らしいけど

「弱い」はダメだなとイメージしたりします。

同じ要素をいろんな角度から私たちは捉えています。

 

 

ある角度から捉えると、良いものだと感じているのに

それを違う角度から捉えると、悪いものだと感じて

排除しようとしてしまいます。

 

 

「弱い」自分をダメだと思って抑圧していると

「女性らしさ」も発揮できない

というようなイメージです。

 

 

体験している現実を通して、潜在意識は、 

おかしいよ?

合ってないよ? 

って、教えてくれているのです。

 

 

そもそも持っている自分の性質の

一部分だけを嫌って

受け取っていないとき

私たちはコアに繋がることができません。

 

 

多角的に捉えてみよう

 

ただのニュートラルな性質を、

一方向だけでなく、もっと多角的に捉えることで

自分自身の本質(コア・中心)が見えてきます。

 

 

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イラっとする相手に

自分の無意識が映し出されている仕組みに

納得できないときは

 

 

まだまだ、感情をしっかり感じていないときや

言葉のイメージの一側面しか受け取っていないときです。

 

 

コントロールする人は、

・意志が強い

・しっかりしている

・パワーがある

というポジティブなイメージがあります。

同時に

・抑えつける

・威圧感がある

・決めつける

などのネガティブなイメージもあります。

 

 

ポジティブなイメージだけを

頭では受け入れていて

ネガティブなイメージを

潜在的には抑圧している。

 

そんなちぐはぐなことが起きているのです。

 

 

表を要らないものと信じていれば、裏も受け取れません。

しかし、どちらも同じもの(要素)から生まれています。

ただ解釈が違うから、捉え方が違うだけ。

 

 

コントロールしたいという想いの本質は

「自信がある」というコアが見えてきます。

 

 

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本当は強くて自信がある性質なのに

無意識にダメなことだと思っていて

それを出さないようにしている。

そんなとき、

外の世界にネガティブなイメージの「強さ」を発揮している人を

見つけやすいのです。

 

 

あ~、私って

しっかり者で自信があるのね~~。( ̄▽ ̄)

 

 

弱くても良い~♡

ダメな自分でも良い~♡

を十分やってきた後だから

バランスが偏っていたのでしょう。

 

 

こうやって、私たちは

あっちに揺れ、こっちに揺れ

バランスを取りながら

ちょうどいい位置を見つけていきます。

 

 

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そのサインが

投影として映し出されているだけ。

 

 

投影された相手の性質が

自分と同じ要素だと認めたくないときは

ワークで出てきた言葉(コントロール)そのものを

いろんな角度から眺めてみると良いかもしれません。

 

 

コントロールという言葉の持つ

ポジティブなイメージを

過去の記憶の中から

いくつか引っ張り上げてみましょう。

 

私にとっては、

相手を振り回すようなワガママなイメージが出てきます。

  

嫌なイメージを持っている言葉だと

なかなか記憶が出てこないかもしれませんが

必ず、良い意味で捉えているときがあります。

良い思い出が奥の方に隠れています。

 

それに気付くことができたとき

自分の中にもその要素があったんだなぁと

自然と受け入れることができるでしょう。

 

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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