やれば良いと分かっていても、できないとき

RYC認定講師の かなやまなほこ です。

 

日常の中で、

あまり問題にも感じてないし、とくにイライラするわけでもないけれど

小さく反応していることって、いっぱいあると思うのです。

以前、ちょっと気になることがありました。 

誰かが「病んでる人」とか言っているのを聞いて「ん??」と、

小さく小さく反応する私が居たのです。

 

 

 

感情が大きく揺れるものは無意識に気付きやすい

 

潜在意識の仕組みで説明すると

反応するということは、そこに私の解釈がくっ付いて

何かネガティブな状態だと感じ取っていると言えます。

 

「病んでいる人」という言葉
  +
私の解釈
  ↓
モヤモヤする現実

 

 

強く反応するときは、感情的になることで

無意識に持っている解釈が浮かび上がりやすく、

「あ~私にはこんな思い込みがあったのね~」

なんて気が付くことができますが

 

今回のような、「まぁいいか、言わせておけば・・」くらいの反応の場合、

なかなか、この現象をひも解くことはしないと思います。

なかったことにしていまいますね。

 

しかし、この言葉は最近よく私の耳に入るので。笑

何かサインが隠れているんだろうな~と思って

投影の仕組みとして観察してみました。

 

なんとなく気になったことをきちんと観察してみましょう

 

①気になったこと

 

・「病んでいる人」という言葉を聞いた。

 

②現象に対しての脳内文句

 

・人を差別するな

・自分は正常なのか?

・弱くない人なんていないんだ

・切る捨てるな

・排除するんじゃない

 

などなど・・・(ここに書けないくらいの内容を・・)

ざっと20個くらい書き出します。笑

(誰かに見せるわけじゃないので、暴言でも大丈夫です♪)

 

③その中から本音かなと思えるものが見つかる

 

・切る捨てる、排除する

 

病んでいる=切り捨てられる、排除されること

というリンクがあることが分かってきます。

 

④この言葉の持つ、ポジティブなイメージとネガティブなイメージを書き出す

 

イメージしにくいので「捨てる」でやってみますね。

 

ポジティブなイメージ:

断捨離して気持ちよくなる体験や記憶が浮かんできます。

片付いた机を見ると、どこに何があるのかが分かって仕事がはかどった思い出があります。

 

・捨てるとスッキリ、片付く

・物事が見えてきて、やることが明確になり方向性が分かる

 

ネガティブなイメージ:

捨てることで何かが強制的に終わるような体験や記憶が浮かんできます。

誰かに自分の意見を聞き入れてもらえなかったときの思い出などです。

 

・捨てるのは、見なかったことにすること

・存在を認めない、否定すること

 

⑤無意識のリンクが見えてくる

 

私にとって、

捨てること=明確になって、進むこと

というリンクと

捨てること=存在を認めない、否定すること

という二つが存在していると言えます。

 

 

今の状況と繋げて観察してみる

 

捨てる=否定 

というネガティブなイメージを受け入れたくないので

捨てる=明確になって行動できる

というポジティブなイメージも受け入れることができません。

 

 

これは、

「否定」(デメリット)が嫌だから

「明確にして行動する」(メリット)が受け取れないとき。

 

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私たちは、

現象に対してデメリットを感じるものにネガティブに反応することで

無意識のリンク付けに気が付いて

メリットの方も受け入れようとしています。

ちぐはぐだったものを合わせていく作業です。

 

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捨てる=選択、であり

選択=決断、です。

 

 

何かを決断することで私たちは

自分の望みを叶えるための行動をしていきます。

捨てるという性質を自分の思い込みによって受け入れることができなければ

決断することもできないのです。

 

それらを今回の

「病んでいる人」という言葉によって

気付くことができたのですね。

 

 

過去の記憶の組み合わせによって、選ばされているようなもの

 

 

決断することは

何かを捨てると決めることです。

他の可能性を排除して、進んでいくということ。

 

そこには、選ばなかったものたちへの

後悔や、寂しさ、罪悪感などもいっぱいくっ付いているでしょう。

 

 

断捨離って、そうですよね。

捨てるときに、モノたちに込められている自分の想いがあり

それを捨てるのと同じようなことだから

なかなか進まなかったりします。

 

 

これは、断捨離だけの話に留まらず

人生の選択にも大きな意味を持っています。

 

 

何かを決断して行動できない、とか

いろんなものを求め続ける、とか

そんなときは、

選ぶことに対して、無意識に

ネガティブなものとリンク付けがされているだけかもしれません。

 

「やりたいんだけど、やれないの~」

「分かってるんだけど、できないの~」

という言葉が出てくるときは

もう古くて必要ではない思い込みがあるのでしょう。

 

 

日常の中で

ちょっと気になることは

こんなにも大きな気付きを与えてくれています。

 

 

ネガティブに感じる言葉を放つ人に

つい、意識を向けてしまい

相手のことを嫌って問題視してしまうことがありますが

 

視点を変えて、

物事を意識の世界で捉えてみると

興味深いものに気が付くことができます。

 

 

私たちは常にいろんなことを決断して生きています。

その決断は、思考で行っていると思い込んでしまいますが

潜在意識の中にある膨大な情報(記憶)の中から

自分が無意識につなぎ合わせたもので

思い込みや価値観などが生まれて

それをもとに「選択」を自然に行っているのです。

 

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私が、私の潜在意識の情報の組み合わせによって、選ばされているようなもの。

 

 

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だからこそ、

頭で考えている希望のイメージと

実際に、選択した結果の現実とを

合致させていくためには

潜在意識の仕組みを学ぶ必要があるのです。

 

 

あなたが、あなたの本当に望んでいるものを選ぶために

意識の世界を楽しんでみてください。

きっと、知れば知るほどに

人生が楽しくなっていくはずです。

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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