私が言わないで誰が言ってあげられるの?! 子供に変わって欲しいと思うとき

RYC®認定講師の 川守さくら です。

 

娘2人の子育てママです。

 

子どもを見ていると

ついつい心配で、

「ああしたらいいのに!」

「こうしておけばいいのに!」

と先回りして言いたくなることがあります。

 

 

 

子どもに「変わって欲しい」と思うとき

 

親として人生の先輩として、

・こんな言い方をしたら、きっとお友達が怒ってしまうから

・そんな態度だと、先生を怒らせるかもしれないから

・こうなったら、もっとうまくいくはずだから

と、

わたしが親なんだから!

わたしが言ってあげないで誰が言ってあげられるんだ!

そう思っていました。

 

わたしの知っている親のイメージってそうでしたから。

何の違和感もなく、

そういう役割なんだと思って疑ってもみませんでした。

 

わたしのように、

子どもが変わったら、

「周りの友達にも受け入れられるのに!」

「先生からも余計な心配をされないし、社会的にも認められるのに!」

「もっと幸せでいい状態になるのに!」

と思う親はきっと沢山いることでしょう。

 

子どもの事なのにモヤモヤするし、ザワザワして不安になります。

その心配や願いはどうして生まれるのでしょうか?

 

 

実際に落ち着かない状態になっているのは

親であるわたし自身です。

 

子どもに対してこのような心配や願望を抱くのは、

子どものためと思いがちですが、

親としての責任を果たすことや

子どもが社会的に心配のない状態になることによって、

 

わたし自身が安心したいからであり、

わたし自身が不安を避けたいからなのです。

 

 

相手に変わって欲しい時は、自分を見つめるチャンス!

 

ここまでだと、親としての自分に対して「ダメな親だ」と思ったり、

「なんだ、自分が安心したかったのか」とガッカリした方も

いるかもしれません。

 

でもこれは表面的な想いであり、

親であるわたし自身の本音・コア(中心・真心)は、別の所にあります。

 

 

子どもに対して「こう変わったらいいのに!」と思う時に

おすすめのワークが、

RYCメソッドではおなじみの「糸(意図)の法則」です。

 

相手に対してモヤッとした感情を味わった時に、

「相手をどう見ているのか?どう見えるのか?」を頼りに、

「自分の状態を知る」ワークです。

 

どんな状態のわたしが、

子どもに変わって欲しいと思っていたのか、

この際、丸裸にしてみましょう!

 

 

抑圧していた「わたし」からメッセージをもらっている

 

1)子どもに対して思うことを書き出していきます。

 

ここでは、良い人ぶらないで

思ったままのネガティブな気持ちをそのまま書き出していきます。

 

子どもに対して思っていたこと

・もっとやったことに自信を持てばいいのに!

・挑戦したことに誇りを持てばいいのに!

 

つまり子どもは

・自信がない人

・自分のことを認めていない人

 

というイメージをわたしは持っています。

 

 

2)これらの言葉の意味はそのままで表現をポジティブに反転します。

 

・自信がない人

⇒謙虚である

 

・自分のことを認めていない人

⇒調子に乗らず冷静でいられる

 

この反転は正解を見つけるのではなく、

自分自身がしっくりくるキーワードを見つけることが大切です。

 

 

反転したところから、

さらにメッセージを読み取りましょう!

 

これらのメッセージは、私自身が無意識に抑圧していた性質を表しています。

 

ちょっと頑張りすぎるのが、わたしの元々のクセです。

 

・自信を持てばいいのに

・挑戦したことに誇りを持てばいいのに

 

という、相手に対して抱いている気持ち(顕在化している情報)を通して

 

・謙虚である

・調子に乗らず冷静でいられる

 

という、無意識に抑圧している自分自身の性質に気付かされそうで

モヤモヤしたり、不安になったりして

ネガティブな反応として感じています。

 

この2つはワークをしてみないと気づかなかった、

わたしが抑圧していた要素なのです。

 

 

普段頑張りすぎて、熱くやることばかりを良いとして、

クールな自分を今度は否定したくなっていたようです。

あ~ワークをすると恥ずかしい!!!(笑)

 

謙虚でかわいい自分もダメだと思っていたみたい(笑)

なんかへなちょこな気がするんだもん!

でも実際にワークをやると、「そうなんだな~!わたし」と

本当に思えちゃうのが面白いところ。

 

 

ワークをするとスッキリします。

思いもよらなかったキーワードが出てきて

び~っくりしたり、

笑ったり、泣けたりします。

 

 

そうかそうか、

冷静で控えめな自分もいましたね。

そんな自分を無意識では、

「ダメなんじゃないか」「出しちゃいけないんじゃないか」

「人間として冷たすぎるんじゃないか」と

押さえていた部分がありました。

 

ワークをしてみたら、

子どもたちに

「自信を持てばいいのに!」

「挑戦したことにもっと誇りを持てばいいのに!」

 

とか、無駄に熱いことを言わなくても良かったのか、わたし。

と冷静になった自分がいます(笑)

 

 

ひとり心配だった子がいましたが、

わたしの中で

「心配しなくていい子」になりました。

 

 

親としての自分の不安を、相手の中に見て、

本当は自分が自信を持ちたいのに

「自信を持たせてやりたい」と子どもを何とかしてあげることで、

自分を救おうとする必要がないことにも気づけました。

 

※こちらの記事も参考に!

投影の法則と呼ばれるもの《基本的な記事③》

 

 

そのかわいい子たちのお陰で、

わたしはもう一度、自分の本質・コアを呼び覚ますきっかけをもらいました。

 

Recall Your Center リコール・ユア・センター(コア)です。

 

どこまでも世界は自分の意識でできているんですね。

 

 

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子育ての悩みなんて

本当はないのかもしれません。

 

葛藤すら経験にして成長して行けるのが

子どもの素晴らしいところ。

 

子どもたちの悩みは、彼らの悩みで。

子育ての悩みは、わたしの悩み。

 

どこまでもわたしの意識なんですね。きっと。

 

 

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子育てにも潜在意識の仕組みが大きなヒントになりますよ!

 

  

RYC®認定講師 川守さくら

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