本来のキャラ登場!?自分を知るってムズムズしちゃう
RYC®認定講師の 川守さくら です。
わたしは普段、箏の演奏や指導の仕事をしていて、
人前で表現することがあります。
沢山いる箏の先生の中で、自分はどうしていったらいいんだろう?
なにをしたらいいんだろう?
このままでいいんだろうか?
と、
なにをしていても、他人と比べたり
他人の評価が気になったりすることがよくありました。
潜在意識に何度もくり返しその不安を投げていたようなものです。
これが重要な情報として、
この不安はよくわたしの中で顕在化していました。
潜在意識は、くり返される頻度の高いものを「重要」「必要」ととらえ、顕在化させやすくします。
わたしは「不安」を習慣化させていたと言えます。
この不安をかき消すように、
「他人から認められたい」
「評価されたい」
とも思っていました。
具体的にどう評価されれば満足なのかも正直わからずに、
やみくもにそう考えていました。
「他者に認められたい」思い
「仕事で他者に認められたい!評価を得たい!」と思っている時、
「わたしは認められていない。評価されていない」と潜在意識では捉えています。
認められたいと思っているのに、潜在意識ではそうではない、とは
どういうことでしょうか?
認められたい!と願っている人は、どんな人か?
をイメージしてみるとよくわかります。
認められているのが当たり前になっている人は、
そんな願いを抱くことはありません。
例えば、
親から愛されていると疑わない子供が、愛されたい!と強く願うことはありません。
望みを強く願うとき(執着するとき)は
そうではない状態に無意識になっているということなのです。
つまり、
何かを強く求める思考は、無意識に「ない」状態を創り出し、
それを探し続けます。
わたしはどこか「欠けている」と潜在的に信じていたのです。
この状態の私はどこか不安だったり、心地よくありません。
それはわたしに、
「自分の本質(コア)から離れているよ」
「今の自分を受け入れられていないよ!」
ということを教えてくれています。
わたしは確かにコンクールですごい賞を取ったり、
超有名音楽大学を出たりはしていません。
ほら、「ない」を探し始めると、「ない」に意識のフォーカスが向き、
早速見つかりました。
認められたいと思うことで、私の無意識は「ない」状態になり
その情報を見つけ出しやすくしてくれます。
もれなく「ない」を見つけて顕在化してくれるのが、
ある意味平等な潜在意識のすごいところです(笑)。
では、「ある」にフォーカスすると?
30年くらいの演奏キャリアがある。
箏の曲はどのジャンルもそこそこ勉強していて、偏りがない。
こつこつ教室を運営している。
即興演奏というジャンルに挑戦できている。
など、いっぱい出てきます。
なにもないことはないんですよね。
探せばわたしにもいい所はある(笑)
自覚しにくいだけで、本当は、潜在意識に
「なにか認められるべきものが自分の中にある」という情報も存在しているのです。
じゃあ「ある」から始めたらいいじゃないか。
「コア」からスタートすればいいじゃないか。
あなたの「コア」を意識的に思い出そうよ。
というのを仕組みでお伝えしているのが、
RYC®メソッドです。
分かりやすく私の過去のネガティブな思いとともに、
書いてみましたが、
今でも日常の中で「私なんか」「私なんて」と思うことは、
限りなく少なくなりましたがゼロにはなりません。
「わたしなんてダメでしょう?そんな価値ないでしょう?
もっとすごい人がいるでしょう?」
時には「ダメなわたしの方が都合がいいでしょう?」
なんて思考も浮かびますが、
ただそれがヒラッと現れた時には、
ワークで「コア」に触れ、
再び大丈夫な自分を思い出すことをくり返しています。
「わたしなんて!」が現れた時におススメのワークです。
「わたしなんか!」が出てきた時におススメ!
「右手左手ワーク」
現実 演奏で失敗する私なんてダメだ。評価も下がった。
事実 音量に気を取られて、数小節ぶん間違えた。
解釈 ?
RYCメソッド初級講座で解説しているワークですが、
よく使います。
わたしはどんな解釈をしているのでしょうか?
やり方はこちらで解説しています。詳しくは初級講座で。
なんかよくあるこのパターン・・そう感じるときに効果的!!(無意識の自分がみえるシリーズ②)
私たちは、ただの出来事に対して
無意識に自分だけの解釈を加えて判断しています。
判断した結果を現実として認識しています。
つまり、
事実+解釈=現実です。
出てきた解釈は…
解釈 完ぺきではない私はダメだ
このような解釈を私は無意識に加えていたのです。
無意識に付けていた解釈によって見えていた現実が
自分にとって心地良くない場合、
その解釈は本来の自分とズレていると言えます。
この解釈の意味を反転することで、自分自身の良さが出てくるのです。
これをポジティブに反転して、我慢している自分の性質を見ていきます。
完ぺきではない私はダメだ
↓ (反転)
完璧なわたしじゃなくても大丈夫。
完璧じゃなくても大丈夫なわたしって…
「なんだか愛されキャラ」???!!!
新しい解釈から見える意外なわたし
普段のわたしには全くもってない要素なので、
ちょっと受け取りづらいですが、
そういえば、
「意外と抜けてるところもあって可愛いんですね~」
と、数は少ないけど言われたことがある気がしてきました…。
この新しい解釈で事実を見てみます。
先ほどの解釈ではこのようになりました。
事実 音量に気を取られて数小節ぶん間違えた。
+
解釈 完ぺきではない私はダメだ。
↓
現実 演奏で失敗する私なんてダメだ。評価も下がった。
新しい解釈を加えてみると
事実 音量に気を取られて数小節ぶん間違えた。
+
解釈 完ぺきではない私でも大丈夫
↓
現実 ?
新しい現実は、
「演奏の良いところはちゃんと伝わる」
こんなのが出てきましたよ!
実際の仕事では、このワークのあと
「良い評価」を耳にすることになったんですよね。
実際の演奏も、ミスに強くなりました。
ちょっとくらいじゃ、くじけずに弾ききります。
そして何だか評価なんて目に見えないもの、
なんで欲しいと思ったのか?
「感動」に物差しなんかない!!!(笑)
物差しもないのに確認できると思ったのか?
そんな気さえしてきました。
演奏のミスと、こんな意識が紐づけられていたとは。
それがこんな手軽なワークで、クリアリングできてしまうなんて驚きです!
「評価されたい!」「わたしなんか!」の奥には意外な自分が隠れています。
自分の表現したいこと、
自分のビジネスそのものにも
それらは投影されています。
本番のある表現者や、アスリート、
もちろんそれ以外の
自分のビジネスや、仕事の評価が気になる方にも、
意識の学びは力になりますよ。
RYC初級講座では1日講座で潜在意識の仕組みの基礎を学びます。
5月20日 (大阪:さはらゆき)
5月21日 (金沢:川守さくら)
5月26日 (金沢:川守さくら)
5月27日 (名古屋:かなやまなほこ)
6月2日 (東京:東山知帆里)
6月22日 (金沢:川守さくら)
マスター講座では講師が実際に伴走して
本来の自分自身「コア」にアプローチしていきます。
4回連続講座の1回目の日程です。
5月19日 (大 阪:三輪智美)
5月26日 (福 岡:みねした美保)
5月27日 (大 阪:さはらゆき)
RYC®認定講師 川守さくら
https://ameblo.jp/kotohealer-sakura/