え?あり得ない!?と思う出来事は、自分の無意識のルールを変えるチャンス

RYC認定講師の かなやまなほこ です。

 

先日、ちょっと驚いたことがありました。

出発間近の電車の中に居ると

車椅子に乗った男性とそれを押している女性が乗ってきたのですが、

 

まず、車椅子の男性が、持っているリュックを電車の投げ入れました。

(え?荷物が飛んで来た!なになに?)

その後、自分から車椅子を降りて車内に飛び乗ったのです。

(え?ダイビングしたよ!)

 

女性は、車椅子を車内に乗せて中央に置いたまま

自分は離れた席について

二人分のシートをのびのびと使っていました。

 

男性は、自力で車椅子に乗り込み

二人はそれぞれ過ごしていました。

  

あれ??

介助しないんだ・・。

 

 

私にとっては、ちょっと衝撃的な状況だったのです。

 

 

この時私は、

車椅子の彼を「困っている人」とし

女性を「介助する立場の人」と見ていました。

なので、

二人の行動、関わり方に対して、???が頭の中に浮かんだのです。

 

 

しかも、

降りるときも

車椅子の男性が、歩きにくい身体で

自分の車椅子を押して降りてました。笑

 

 

女性は、普通に降りて・・・。

 

あれ?

車椅子って、歩けない人が乗るものだよね?( ̄▽ ̄)

 

 

この軽いカルチャーショックは

私の常識を簡単に覆してくれたのです。

 

 

偏った思い込みを外すヒントが出来事に隠れている

 

 

この頃、私のパートナーの具合がよくなくて
世話をする日々にちょっと、身体も精神的にもしんどかったのです。

 

このタイミングで、分かりやすい投影が目の前に現れ

メッセージに驚きながらも、笑ってしまいました。

 

 

 

今起きていることを

大変な状況だと問題視し、パートナーを弱者と捉え

私がなんとかしなければいけない、と

頑なに思い込んでいたのです。

 

 

この光景を見て

 

あ・・・こんな扱いしても

良いんだ!

と、思ったのです。

 

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酷い扱いをしてもいい!と言っているわけではありませんよ。

腫れ物にさわるように特別扱いする必要はない、と思ったのです。

 

 

それまでの、 

パートナーに意識を向け続けて

自分のことがほとんど後回しになっていた状況から

 

自分のことを優先しても良いんだ、

と意識が変わったのです。

 

 

実際に、私がやっている行動はほとんど変わりません。

しかし、

浮んでくる思考や、身体のしんどさが消えていきました。

 

 

複雑な思考や感情などの情報が整理整頓され

とてもシンプルになったのです。

 

 

無意識のルールが変わるとき

 

 

私たちの

潜在意識と顕在意識領域の境目に

クリティカルファクターという領域があります。

 

ここでは、ルールによって情報を分けています

 

顕在化して良いと許可しているもの、

顕在化してはいけないとして潜在化させたままのものと分かれます。

 

 

私が

世話をする自分は許可している情報、

放っておく、自分を優先する、ことは許可していない情報としているのです。

 

 

そのとき、

投影として見える現実には

許可していない情報に関係している景色が見えると

それに対して、無意識に自分が

モヤモヤしたりネガティブな感情などで反応します。

 

 

それが、

車椅子の男性を放置する、ふてぶてしい女性だったのです。笑

 

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この出来事を通して

無意識に思い込んでいた解釈に気付くことができました。

 

 

体調が悪い人は、大変な人である、かわいそうな人である

と信じていれば

相手は、しんどい状態であり続けます。

 

 

意識の世界は自他の区別がなく、影響し合っているので

 

無意識に、自分が相手を「〇〇な人」として見ていれば

瞬時に、相手は「〇〇な人」として

存在し続けてくれます。

 

 

例えば、

子供のことを心配し過ぎていれば、

目の前の子供はいつまでも

心配しなければいけない子になります。

 

相手のことを仕事をサボるダメな奴だと批判していれば

相手はダメなままで居てくれるのです。

 

 

 

相手の状態を通して、

自分が何を思い込んでいるのか?という

無意識に気付かされます。 

 

 

 

この出来事の後、

その女性のような「ふてぶてしさ」を

適度に自分に取り入れることができました。

 

 

 

「ふてぶてしさ」とは言い換えれば

「周り(外側)に振り回されない強さ」のようなものです。

 

どんな状況であっても

自分を見失わない芯の強さを思い出すことができたのです。

 

 

 

RYCマスター講座では

この投影の関係性を

RYCメソッドカウンセリングというスタイルで

実際に、体感し習得していきます。

 

 

日常で

家族や、職場などいろんな人と関わりますが

それが、

自分の無意識な思い込みが関係しているとは

そう思わないでしょう。

 

 

相手の話しを聞きながら

無意識に持っている自分の解釈や価値観に気付き

それを解放していくことで

目の前に居る相手の無意識も同時に解放が起きていきます。

 

 

仕組みを理解した上で、

実際に体感として感じることができると

日々の人との関わり方、自分の無意識の在り方が変わってきます。

  

継続的に学びながらコアとの繋がりを深めましょう!

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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