相手は自分の鏡!? 何が鏡に映っているのだろう

RYC認定講師の かなやまなほこ です。

  

苦手な人が居るんですけど

その人を受け入れないといけませんか? 

という質問がありました。 

 

潜在意識の投影の仕組みでは 

目の前の相手は

自分自身の無意識が映し出されている

と言われています。

 

 

潜在意識の世界を知る前は

嫌な奴が現れると

その人を嫌って、悪口を言っていれば気分がスッキリしていたのに

 

無意識の仕組みを知ってしまうと

嫌いな相手は

自分が無意識に抑圧している性質を

見せてくれていると分かってくるので

 

嫌っているだけでは居られなくなってしまいます。

 

 

ならば、

嫌いな相手でも、

受け入れなければいけないよね・・・

と、思ってしまう場合もあるかもしれません。

 

 

しかし、

嫌いな相手を好きになる必要はないのです。

 

 

投影の仕組みを理解して

自分自身と向き合うことができたとき

嫌っていた相手のことは

自然と気にならなくなっていくからです。

  

 

相手は自分の鏡

 

 

投影の世界では

 

相手は自分の鏡である

と表現されることもあります。

 

 

初めて聞いたとき

嫌いな相手が自分の鏡である、なんて思ったら

もう、その鏡は見たくない!と感じてしまいました。

 

 

自分が気付いていないだけで、

まるで、

あなたが嫌な奴なのよ!

と言われているような

表現に感じたものです。

 

 

RYCメソッドでは

投影の仕組みをお伝えしていますが

ただの仕組みをお伝えしていのではなく

 

映し出されたものによって

一体、どんなことが分かるのか?

それが本質的にどんな意味を持っているのか?

という説明をしています。

 

 

それによって、

勘違いしてしまった自分から

本来の自分に戻るプロセスを体験することができます。

 

 

 

では、何が鏡として見えているのでしょうか?

  

 

鏡(相手)に映し出されているもの

 

 

私たちは、相手に自分の無意識を映し出しています。

 

相手そのものを

ニュートラルに見ることはできなくて

 

自分が無意識に持っている

解釈を加えて見ています。

 

 

Aさんという人は一人ですが

 

見ている人、それぞれがオリジナルの解釈を加えて見ているため

見る人の数だけ存在しています。

 

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ただのAさんは、目の前に居ますが

 

そこに何か映し出して

セットになったAさん

 

自分が認識しています。

 

 

その「何か」が鏡に映し出されているようなイメージです。

 

 

Aさんの前に必ず、

見えない鏡があるようなもの

というと分かりやすいかもしれませんね。

 

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その鏡は、

自分にしか見えない鏡であり

他の人には

その人用の鏡があるということです。

 

 

その鏡に映し出されているのが

自分の無意識の性質です。

 

 

 

好きだなと感じる相手には

自分の好きな性質

映し出されています。

 

 

 

嫌だなと感じる相手の前にある鏡には

自分が無意識に抑圧している性質が映し出され

それを見ることで

モヤモヤしたり、イライラしたりします。

 

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かつて「自分ではない性質」として 

無意識の領域にしまい込んだものだからです。

 

 

嫌いな性質は、

自分自身であると認めることができない、認めることが危険である、

と認識した性質なので

 

他人に投影し

それを嫌ったり、遠ざけることで

自分を安全な状態にしようとしています。

 

 

 

鏡に映っているのは

自分の本来の姿ではなく

 

どこか勘違いして

×を付けてしまった自分のあるがままの性質が映し出されています。

 

 

自分を再び、取り戻すために

目の前の人は

タイミングよく現れてくれているのです。

 

 

投影の仕組みは、 

嫌いな相手を好きになるためのものではなく

 

違う人になろうと無理している自分自身を解放し

本来の自分を呼び覚ましていくためのものなのです。

 

 

だから、

相手を受け入れなくてはいけないと思う必要はなく、

 

・自分が何を我慢していたのか?

・どんな自分を抑圧していたのか?

 

そこに気付くことだけで良いのです。

 

 

自分を許せば、嫌いな人は減っていく

 

 

我慢している自分がいっぱいあれば

それは、

いろんな人たちに投影されています。

 

あの人もこの人もイライラするわ!

ダメな奴ばかり!

と思っている方は

 

一生懸命無理して違う人になろうとしているのでしょう。

 

 

こんな自分では認められない、

こんな自分では誰かの役に立てられない、

こんな自分では怒られる、

そんな風に思い込んで

 

素敵な自分像を創り出したのでしょうね。

 

 

その誤解を解くベストなタイミングが

 

苦手な相手、嫌いな相手が

現れた今!なのです。

 

 

コイツ嫌い~~!!

と思ったら

自分を呼び覚ますチャンスです。笑

 

 

相手の存在はどうでも良いから

隠れた自分の性質を

向き合ってみましょう。

 

 

どんどん自分に優しくすることができるようになります。

自分を許せば

周りにはどんどん優しい人が増えていきます。

 

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現実世界は、

無意識に気付くためのきっかけです。

 

 

潜在意識の世界を理解し

自分らしくのびのびと生きていきたいものですね。

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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