子供にどう接したらいいのか分からない! 解決しようとするほど問題が生じる理由
子供との関係性で思い悩んでいる親は多いでしょう。
大事な子が苦しんでいると思ったら、
そりゃ、最大限に親として力になってやりたいと思うのは当たり前です。
しかし、その心配が大きくなり過ぎたとき
その問題は、相手のモノではなく自分の問題となっています。
その問題は誰のモノ?
悩みを抱いているように見える相手の心配をして
どうしよう、なんとかしなくちゃ、などと
不安になったり、焦ったりすることありますね。
子供の悩みは、本当に本人が悩んでいたら子供自身の問題ですが
悩んでいるかどうか真実は分からないけれど、
親が過剰に心配している場合、
それは親自身の問題となります。
相談に乗ってやりたい。
心の内側を話して欲しい。
力になりたい。
でも、思春期の子供は素直に言ってくれない。
上手くコミュニケーションが取れないこともいっぱいです。
実際、私が子供のころは
学校で嫌なことがあっても
親にはあまり言わなかったなと思います。
心配させたくないという想いと
ダメな子であると思われたくない、という想いの両方がありました。
あなたは、人気ないの?
成績が悪いの?
他の子ができることができないの?
そんな小さなことに不安を感じてるの?
などと思われたくなくて、
言えないこともいっぱいありました。
子供は親に、一番良いところを見せていたいものかもしれません。
そんな子供の気持ちを踏まえた上で、
親の立場から
これらの現象を解説していきたいと思います。
解決しようと思うほど、問題が創られる
子供が悩みを話してくれないと親は
一番、身近な存在なはずなのに信頼されていない
と悲しい気分になるかもしれませんね。
親としてどうなんだろう・・・
と、罪悪感を抱くこともあるかもしれません。
近い間柄で在ればあるほど無意識に相手の影響を受けるため
冷静な判断が下せなくなり
目の前の出来事を問題視してしまいます。
どうにかしてあげたい、という気持ちが
同時に、目の前のことを問題である!と判断しているので
その無意識の状態では
何が事実として起きているかが見えてきません。
どうしよう・・・
という世界にどっぷり浸かって
目の前の出来事を捉えているので
問題視している無意識の状態に相応しい答えしか
浮かんでこないものです。
子供の状況を見て親として思い悩んでいるとき
いろんな不安が浮かんできます。
子供が何も話してくれないとき
分かってあげられない自分、
力になってあげられない自分を
親は責めてしまいます。
とても心配しているの、
力になってあげたいの、
だから、素直な気持ちを話して欲しい。
そう思っても、子供はなかなか心の内を話してくれません。
これは、
解決しなくてはいけない!と強く思えば思うほど、
自分自身の無意識の状態が解決できない状態となります。
○○したいと願っているとき
それは、○○できていない状態だから
ソレを望んでいます。
つまり
問題であると解釈し
解決しなくてはいけないコトだ!
この子は、困った状況だ!
と、信じているときは
目の前に
問題である現象、
解決しなくてはいけない事柄が
存在します。
結果的に、なにも解消されないと感じるのです。
無意識の状態が目の前の現象を創っています。
無意識に焦っていれば、焦るような現象の世界が見え
無意識に問題視していれば、解決しなくてはいけない問題が見え
無意識に子供をかわいそうだと信じていれば
かわいそうな子供で存在し続けてくれます。
こういうと
まるで親が原因であると言っているかのように聞こえるかもしれません。
これは、
何かしらの要因があってそのように現実世界が見えているという
潜在意識の仕組みにすぎません。
潜在意識の仕組みを受け入れたくないとき
この仕組みを聞いたときに
どこか抵抗したい気持ちが浮かんでくることもあるでしょう。
もし、
そんなことないもん!
親だって大変なのよ!
私の気持ちを分かってくれていない!
という想いが強く浮かんだとしたら・・・
子供の問題を解消したいのではなく
自分の気持ちを分かって欲しい
が目的になっています。
私の気持ちを分かって、
と願っていれば
その時の無意識の状態は
分かってもらえていない
ということです。
無意識の状態が
「私は分かってもらえていない」というものならば
それが現象化しているので
分かってもらえない、と感じるような
現実を見つけ出します。
つまり、
私の気持ち(愛情)を
子供や、パートナーなどに分かってもらえていない
と、感じるような現実が見えてくるでしょう。
分かって欲しいのではなく
子供の状態を良いものにしたいのなら
相手を問題視しないことが
一番効果的です。
でも、やっぱり不安ですね。
それはそうです。
しかし、
潜在意識の仕組みにおいては
思考している(願っている)ことが現象化するのではなく
無意識の状態が現実を創っています。
そうではないから、願っている、
「そうではない」状態そのものが
現象化しているのです。
解決しないから、解決したいと願っている状態
つまり、
問題視している状態が
現実に投影されます。
無意識の「わたし」が世界を創っています。
これは、
あなたが問題を創っているのよ、という意味ではありません。
仕組みの説明をしているだけで、
本当に理解して欲しいのはこの先です。
仕組みを上手く活用することで
望んでいる世界を現象化していくことができるのです。
本当に望んでいることを現象化するコツ
どんな状況を望んでいますか?
私たちは、自然と
ネガティブな感情や不安を浮かび上がらせます。
それは過去の体験が情報として蓄積され
目の前の出来事を、過去の記憶のデータから判断しているため
過去の再生が起きて感情や思考が浮かび上がります。
今、感じているようで
実は過去のデータを繰り返しているだけなのです。
勝手に浮かんで来た不安感情を
今、まさに体感しているのだと思い込み続けることは
潜在意識に
不安をください!と願い続けていることと同じです。
でも、本当の願いは違いますね?
何を望んでいるでしょうか?
大好きな人たちと、ともに
笑顔、喜び、楽しさ、のびのび、穏やかな世界で
生きること。
いろいろと好みのイメージがあると思います。
これを望んでいるのなら
この無意識の状態にならないと
潜在意識にオーダーとして届きません。
不安をイメージし、それを回避することに力を注ぐのは
不安をオーダーし続けているということ。
現実が心地いい状況になっていないのなら
オーダーの仕方を変える必要があります。
願っている世界とオーダーがズレている
願っている世界を味わっているときと同じ状態を
創ることが大切です。
楽しくないのに、笑えない!
嬉しくないのに、喜べない!
不安なのに、安心なんてできるわけがない!
それが普通に浮かぶ気持ちかもしれません。
しかし、
潜在意識の仕組み(ルール)は
私たちが日常で過ごしている考え方とは全く違います。
ここを理解することが
全ての問題や悩みを解消していくために
とても効果的な方法なのです。
自動化システムによって浮かび上がる
感情や思考に振り回されて
わたしという存在を
苦しい勘違いをしながら生きるのか、
自動化システムを上手く使いこなして
本当に味わいたい世界を
創り出す生き方をするのか、
これを選ぶのは自分自身なのです。
勝手に選ばされている世界から
自分で住みたい世界を選ぶ生き方へ。
しんどい状況だなと思ったら、
どんな世界で生きたいのか?を
自分自身に問いかけてみてください。
相手への心配、自分の不安、
に意識を向けていることに気が付き
望んでいる世界へ意識を変えていくこと。
それが、人生を創っていくということです。
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RYC認定講師 かなやまなほこ
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