健康の不安が教えてくれていたものは?

RYCメソッド初級講座では 

講義の前半は、基本的な仕組みを説明しています。

この仕組みの話だけでも、良質なカルチャーショックを受けますが

後半はたっぷりとワークを行うことで

コアの感覚を呼び覚ましていきます。 

  

最近は、一般的にも無意識の世界が理解されてきて

 

相手にネガティブな感情を抱くときは

自分にも同じ性質がある・・・みたいだぞ。

と気付いている方も多いです。

  

「分かってるんだけどね~」と言いながら

ちょっと気乗りしない感じも見られ

まだ気付いていない自分に出会うために

ワークに取り組んでいく様子がとても愛おしかったです。(^^)

 

 

 

気付きこそが本来の自分を呼び覚ます

 

単純に言えば、

相手にイライラする性質は、

自分が無意識に抑圧している性質と言えますが

RYCメソッドでは、それだけに留まらず

 

気付いていない自分の本質(コア)に出会うことを大切にしています。

 

 

あなたの思い込みが目の前の現実を創っている、と言われても

あぁそうですか!と言いたくなるだけですね。笑

 

 

そんなことを投影の仕組みで伝えたいのではなく

この仕組みを使って

もっと本来の自分として生きて行こうね♪

ということを

ワークを通して体感して頂いています。

 

もっと緩んでいいのよ、

もっと自分を出して良いのよ、という

言葉をもらったところでなかなか

今までの縛りを解放することはできないものです。

 

 

どれだけ他者に優しい言葉をかけてもらっても

それは無意識の領域には影響しないのです。

 

 

内側から溢れる気付きの感覚が
本来の自分を呼び覚ましていきます。

 

問題だと感じている事柄は象徴にすぎない

 

現実で嫌だなと感じることがあったとき

その出来事を解決しようとします。

 

 

しかし、投影の世界において 

ネガティブな感情を抱く現象は

自分の無意識が投影されたただの象徴にすぎません。

 

 

出来事そのものが解決すれば幸せ♪

と思ってしまいますが

 

それがとりあえず解決したところで

本質的なことが何も解消されていなければ

また違った現実を通して、なんらかの問題を感じることでしょう。

 

 

RYC初級講座でお伝えしている投影のワークを使って

説明していきたいと思います。

 

 

 

Aさんは、

体調がよくないという状態を不安に感じていました。

 

① 

顕在意識で認識している問題は

「体調が優れなくて不安」です。

 

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健康になれば解決するように感じますが

これは象徴にすぎません。

ここから無意識の領域に入っていきます。

 

 

具体的には何がイヤなのでしょうか?

 

 

治らなかったらどうしよう。
痛いのいやだな。

周りに世話をかけるのが申し訳ない

 

など、色々出てきます。

 

 

健康の不安を感じていますが

具体的にはこれらがイヤなのです。

普段は、これは無意識に感じていることで

あまりハッキリと認識していません。

 

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③ 

ここから無意識に持っている価値観を見つけ出していきます。

 

 

「頑張ることが良い、しっかりすることが良い」

などの価値観が出てきました。

  

 

④ 

価値観は危険の回避のために無意識に創られています。

 

○○にならないために、こうであるべきだ

という価値観を持つのです。

 

つまり、

頑張るのが良い、というような価値観を持っているということは 

そうではないから、その価値観を持っていると言えます。

 

 

頑張れない自分とはどんな性質でしょうか? 

 

のんびり屋で、穏やかな性質です。 

つまり、

「大らかな性質」と言えます。

これはAさんのコアの一部分です。

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私たちはいろんな性質を持っています。

 

優しいだけの人は居なくて

冷たいだけの人も居ない。

 

優しい、冷たい、というのは

ただの解釈であって

一つの性質をいろんな角度から見たときに感じている一面だからです。

 

 

そっとして置いてくれる「さりげない」性質を

一方向から見れば、優しいと言い

他方から見れば、冷たいと言う。

 

その一面だけを嫌うことで

ニュートラルな性質である「さりげなさ」をも否定してしまっているのです。

  

 

 

投影の世界は、このように

無意識に許可していない自分の本質(コア)を 

問題と感じるような現実に投影して見せてくれています。

 

 

健康の不安は、治療することでしか解決できないように感じますが 

それによって本質に気付かせてくれていたのです。

  

出てきたコアの性質に戸惑うこともある

  

出てきたコアな自分の性質に対してAさんは

 

えー!!

と、素直な反応をしてみえました。

  

今まで無意識に抑圧していた性質なので

顕在化することに慣れていません。

 

 

クリティカルファクターのルールによって

顕在化しにくい情報だったものが

ワークによって顕わになり、 

ルール違反が起こったと身体が反応しているからです。

サイレンが鳴っているようなもの。

 

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コアな自分の性質に出会ったとき 

解放感を感じる場合もあれば、

ザワザワしたり、

抵抗感を感じたりすることもあります。

  

その反応に改めて不安を抱いたりする必要はありません。 

不慣れなために自然な反応が起きているだけであり、

それは仕組み上当たり前なことなのです。

 

 

今までと違う情報が顕在化することで

認識していた「わたし」が変わったように感じます。

 

 

おおらかな「わたし」も

今までの頑張っていたパワフルな性質の「わたし」も

両方あるのです。 

 

どちらもあるのに一方を押し込めてきたのですね。

 

 

どんな自分も〇をしていくことで

現実がとても豊かな世界に見えてきます。 

 

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象徴として見えている現象をどうにかしようとすることは、

一時的な解決にしかなりません。

 

本質を見つけ出すために、

出来事を通して感情を揺らされているのだとしたら

その恩恵をしっかり受け取り

本来の自分を呼び覚ましていきたいですね。

 

 

自分らしく生きれば

周りや状況に影響されず

人生がとても豊かに感じられるでしょう。

 

 

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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