困っているはずなのに感情が湧いてきません!これって抑圧してますか?

不安が浮かぶと

それをどうにかしたいと思うものですね。

 

今までは、嫌な気分になったら

それを消そうとしたり

問題を解決しなくちゃと慌てていたのに

 

潜在意識の仕組みを学び始めると

今までとは違う反応をしている自分に気が付いて

戸惑うこともあります。

  

 

この状況は不安なはずなのに・・・

感情を感じないのはおかしいんじゃないか?

と、質問を頂きました。 

 

金銭的な不安があって、前は焦ったり血の気が引いたり、という感覚もあったのに… 
ワークをやろうとしても、思考も感情も感覚も出てこないんです。 

「何とかしなきゃ」「根っこは何だ?」とかは、ずっと思考に浮かぶんですけど、
それ以外はなにも。(笑)

現状は物凄く困った状況なのに、
その「困った」という度合いに身体も感覚も見合ってない感です。
(多少の焦りや恐怖はあるんですけど…)

これって、どういうことでしょうか?  

 

感情が出てこないということは、感じることを拒否しているのかしら?と

思うかもしれませんね。

不安に対して過剰に反応しないというのは、とても良い状態になっていると言えます。

 

これらを説明していきますね。

 

 

不安をなくしたいとき起きていること

 

悩みや問題から抜けられないときは

 

浮かんで来た(顕在化した)情報である

不安やネガティブな感情を嫌って

消そうとしたり、見ないフリしようとしています。

 

 

不安やモヤモヤした感覚が自分の中にあることを嫌がって

なかったことにしようとすると

 

それは潜在化します。

 

 

見たくないから、

気にしないようにする、忘れようとする、ということですね。‪

 

 

気付いていない(気付きたくない)自分の性質を

外側に投影して

それに対して、反応します。

 

これが、嫌な現実と感じているものです。

 

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顕在化した情報は、

潜在意識のルールに基づいて、

顕在化することを許可したものです。

 

 

許可したものというのは、

自分の性質として受け入れているもの、です。

 

 

不安な感情が浮かんだとき

その不安な自分を受け入れていれば

浮かんでもそのままどうにかしようとしませんが

 

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認めたくないと、潜在化して投影されます。

つまり、現実に

不安なものを見つけるようになるのです。

 

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不安な状況があるのではなく、

現象を不安だと判断している自分がいるとき

不安を感じています。

 

ポジティブな状態が良いということではない

 

質問の方の場合

 

金銭的に困っている状況を

今までなら、不安なことだと判断していたけれど

 

不安かどうかわからない、と判断している状態になっています。

 

 

 

状況がどうであれ、

未来に対して恐れを抱くのかどうかは

今の無意識の状態が影響しているのです。

 

 

 

無意識の状態が

浮かび上がる思考に大きな影響を与えています。

 

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安心した状態でいれば

浮かび上がる情報もそれに合ったものになります。

 

 

焦った状態であれば

焦ったものに合った情報が浮かぶので

焦った思考や感情が生まれます。

 

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不安というものが自分の中にあってもいいと許可できているときは

リラックスしているので

状況は不安を感じるはずなのに、

リラックスした状態に見合った思考が生まれるのです。

 

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あれ?不安なはずなのに

なんで、焦ったりネガティブな感情が浮かばないんだろう?

と思うのです。

 

 

 

現実に投影されるのは

無意識の状態ですが

 

それは必ずしも心地いい気分だからそれが投影されるのではなく

 

一見、ネガティブに感じるような状況であったとしても

その自分でも良いと思っているとき

状態に〇をつけているので

 

心地良い状態になっています。

 

 

心地良いことをしよう、とか言われていますが

 

気持ちの良い行動をするとか

良い状況であることではなく

心地良い状態になることが大切である、と言うことなので

 

状況が良くないと思えそうなときであっても、

不安が浮かんでいたとしても、

 

そのままの自分に〇を付ければ

リラックスしたり、安心した状態になるということです。

 

 

無意識が整っていく過程に感じること 

 

潜在意識の仕組みを学んでいくことで

無意識の状態が次第に変化して

このようなプロセスを体感しているように感じると思います。

 

①問題や悩みを排除したくて、解決しようとする(なくそうとする)

②自分の様々な感情に気付くようになる

③どんな感情(不安)が浮かんでもOKにできる

④常にコアの状態で居られるようになる

⑤コアの状態が習慣化することで現実に影響を与え

結果的に、心地良いと感じる

 

 

ダメな自分をどうにかしようと頑張って

寂しい、悲しい、怖い、などの感情を感じないようにしていたら

 

今まで許可していなかった感情がたくさん浮かび上がってくることで

一見、自分が弱くなったような気がすることもあるかもしれません。

 

しかしそれは、抑圧していた性質を

受け入れられるようになった(許可できた)というです。

 

たくさんの情報が顕在化できるということは

今まで気づかなかった

コアの感覚も顕在化しやすくなってきます。

 

 

ネガティブなものを嫌って、

一部の情報しか顕在化(許可)しなければ

本来、顕在化したいと感じている情報も

通りにくくなるでしょう。

 

 

いろんな感情を許し、

どんな自分にも〇をつけることで

コアの感覚を呼び覚ますことが容易になっていくのです。

 

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コアの状態で居られれば、

それが現実に投影されて

人生が喜びに溢れたように感じるでしょう。

 

 

感情に敏感になったあと、

鈍感になったのかしら?と感じるのは

 

いろんな自分を許可できるようになった結果です。

  

 

未確定な未来に対して、私たちは不安を抱きます。

それは、未来が過去の経験の中にない情報だからです。

 

どれだけ意識の世界を学んでも、

人間は放っておけば不安を抱くようになっています。

 

それは、生命の維持を目的として潜在意識が

私たちを守っているからです。

 

 

その仕組みを踏まえた上で、

不安を感じている自分をそのまま認めてあげれば

 

あれ?不安なのに平気だ♪

という不思議な感覚になっていきます。

 

 

どんな情報も顕在化しても良い。

 

どんな自分に気付いても良い。

 

すると、

とんでもなく素晴らしい自分も溢れてくるかもしれませんね。

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

http://ameblo.jp/appreciate0728/

 

 

 

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