思い込みって無くさないとダメなの?

思い込みは無くした方がいいと思いますか?

「わたし思い込みがあるので…」と言うと

ちょっとネガティブなイメージが浮かぶこともあるかもしれませんね。 

 

わたし達は普段、様々な思い込みを持って生きています。 

 

 

  

思い込みは価値観と関係が深い

 

例えば、

・女としてだめだなぁ

・お母さんとしてちゃんとできていない

・ルールに従えない自分ってダメ

etc.

 

日常を何気なく生きていると、今までの人生で培ってきた

社会のルールや、こうあるべき姿

そのようなものに自分がいつの間にかコントロールされていることに

気づけていません。

 

 

思い込み価値観は密接な関係にあります。  

 

女性は女らしくせねば! 

お母さんは子どもを第一に考えるべき!

ルールは絶対に守るべき!

 

価値観はわたし達の中にある、憲法やルールのようなものとして存在するので 

わたし達にそのルールを守らせようと縛ります。 

 

なので、これらの価値観を持つわたしは、 

 

女らしくできない自分を感じると、

「女としてダメだなぁ」

 

自分を子どもより優先して物事を決めると、

「お母さんとしてちゃんとできていない」

 

交通ルールを守れずに注意されると、

「ルールを守れない自分はだめだぁ」と思っていました。

 

 

これらを生んだ価値観は、過去の恐れによってできています。

 

  

価値観はネガティブ体験・恐れから生まれている

 

価値観は過去の体験から生まれており、

しかもネガティブな体験から発生しています。

  

・女性は女らしくせねば!

=女らしくなくて行儀が悪いと怒られた

 

・お母さんは子どもを第一に考えるべき!

=テレビやドラマを見ると、世間一般ってそんな感じっぽい

守ってないと「非常識」と言われるのを聞いた

 

・ルールは絶対に守るべき!

=自転車で一旦停止せずに車にはねられた

  

 

わたしの例ですが、このように

実際の自分の体験ではないものも含まれます。

見聞きしたものも価値観になっている場合があります。 

 

ただ価値観に

良い価値観・悪い価値観というものがあるわけではありません。

 

 

価値観は似合うかどうかが大事なポイント!

 

洋服のコーディネートのようなもので、

今のわたしに似合うかどうか?

ということが重要になります。

 

 

自分が交通ルールをきちんと守っている場合は、

「きちんと守って良かった。安全に過ごせてOK~!」と思えるのです。

 

逆に、 

モヤモヤした気分になったり、「いや!交通ルール守らなくていいでしょ」

と反発したくなったりするような、ネガティブな反応が起きるとしたら、

この価値観は、今の自分にとって似合わない価値観であると言えるのです。

 

 

これに反して、

女性は女らしくせねば! 

お母さんは子どもを第一に考えるべき!

 

という価値観は、

わたしにとってはネガティブな感情を引き起こします。

 

女性らしく男性らしくなんて関係なくない?

人間らしくが大事だもん!

と文句を言いたくなったり、 

 

お母さんだからって自分を一番にしたいことがあってもいいじゃない!

と言い返したい気持ちになったりします。

 

 

ネガティブな現象は、

その価値観が今の自分にとって、もう必要ないものですよ

ということを知らせてくれています。

 

 

先ほどもお伝えしましたが、

価値観は、過去の体験・恐れをベースにできています。

 

 

価値観なんて、思い込みなんていらない!

交通ルールなんてどうでもいい!

とやると、本当に危険で生きていけません。

 

  

過去の体験により生まれた価値観はどれも、

わたし達を守ってくれるものとして生まれました。

  

もちろん、「女らしく~、子どもを一番に~」といった

価値観も同じような失敗を繰り返さないように持ったものです。

 

本来は自分へのやさしさから生まれており、とっても愛しい存在なのですね。

 

 

ただそれが今のわたしに似合うのか?

振り返るのはとても大切だと思います。

似合わないとなると、洋服のように今着替えることができるのです。

 

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ちゃんと見て、

この洋服じゃないのを着よう!

この場面ではこの洋服が似合うから着よう!

そんな感じに選び直すことができるのです。

 

 

交通ルールに関しては「OK~!」と思える価値観ですが、

わたしの場合、

子どもが鬼ごっこなどで、

触ってないのに「はい、鬼交代~!」などズルをしたり

ルールを守っていないのを見ると、

大したルールではないのにザワザワする自分がいます(笑)

この場面では、必要ない価値観なんですね。

 

 

自分の価値観に対して無関心・無意識になり過ぎると、

価値観に縛られて他者を責めたくなったり、

自分自身が縛られて苦しくなることもあります。

 

 

自分の中にある思い込みや価値観に気づいて、

「もう大丈夫、ありがとう!」と

手放していけると、ニュートラルな自分に戻ることができます。

 

 

ニュートラルポイントから

今の場面に必要な選択をその都度していくことができます。

毎回、新しい自分に出会える感じですよ。

 

 

自分という存在は

本当はとても自由なんだ!ということを、

ぜひ体感して頂きたいです。

 

 

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古い価値観を変更していくワークは

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RYC®認定講師 川守さくら

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