不自由を感じていた理由・・潜在意識が私を「自由」から守ってくれていた。 

先日、朝からパートナーの気分が沈んでいました。

これも彼の素直な性質なのですが、

見ている私がなんだかイヤ~な気分になってしまいます。 

 

家族の誰かが、元気がないと

自分の気分も悪くなってしまうことありますよね。

 

 

  

気にしない振りをしてしまう

 

あまり気にならないことは、まぁ良いか・・と忘れてしまっても

私たちは無意識に反応しています。

しかし、無意識の反応は、なかなか気付くことができません。

 

いつもと変わらない日常の一コマの中にある

ほんの一瞬の、見逃しそうなくらい小さな小さな自分の反応

拾ってあげることがとても大切です。

 

何かを認識した瞬間、

一番初めに反応した微細な感覚の中に、

信じて疑わない、無意識の思い込みなどの情報が隠れています。

 

とても感情が揺れる大きな出来事だけでなく

小さな反応も見ていくことが

自分を慈しみ、大切にしていくことに繋がります。 

 

落ち込んだパートナに対して、出てきた私の反応を

今回は、潜在意識デザインノート を使って観察してみました。

 

 

思考と感情と前提に分けて観察

 

 

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デザインノートの中にある「思考+感情=前提の方程式」を使って 

落ち込んだパートナーに対して私が感じたことや、思ったことをもとに

このワークをしてみました。

 

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思考:もっとのびのびとしてて欲しいな。 

感情:こっちまでブルーな気分。

 

これらの思考や感情を抱くということは、

わたしはどんな前提なのでしょうか?

 

前提:私は周りに影響される人。私は自由じゃない、ガマンする人。 

というイメージが浮かんできました。

  

 

潜在意識デザインノートは、問題を解決するためではなく

・前提を変えてみたらどうなるかな?

・感情が違うものになったらどう思うのかな?

・好ましい思考を持つとしたら、どんな前提になるのかな?

 

などと、いろいろ試して遊んでみるのです。

 

 

初めに出てきた思考、感情は

私自身のいつも通りの「当たり前」で創られた世界で認識しているものです。

 

いつものパターンですね。

 

でも、それはただの習慣によって創られた

いつもの「わたし」です。

 

もしも・・・

いつものパターンじゃなかったら、どんな私が現れるんだろう?

と、試してみることができるのです。

 

 

やってみると、今まで疑うこともなく採用していた自分の常識が

あれれ?とひっくり返ったりします。

やってみますね。

 

いろいろ試してみよう

 

前提が同じまま感情を変えてみます

 

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前提:私は自由じゃない。

感情:こっちもブルーな気分。

感情:気分が良い!

 

するとどんな思考が浮かぶでしょうか??

 

私は自由じゃないのに、気分が良いんです。

(訳が分からないですね。笑)

ちょっと混乱しながらも、出てきた思考は・・

 

思考:修行みたい、成長してるわ!

となりました。

 

よっしゃー!成長してる最中だ!

という感じです。

ちょっと変態っぽいですが。笑

次は、

 

前提を変えてみたらどんな感情や思考が生まれるでしょうか?

 

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前提:周りが私の気分を創る、自由じゃない、ガマンは苦しみ。

前提:私が周りを創る、ガマンも良い、周りがどうあっても自由。

 

と変えてみると

 

感情:楽ちん、のびのび。

思考:私が好ましい状態になれば良い。未来は、良いものになる。

 

と浮んで来たのです。

 

 

あ・・

彼は、そのままで良いんだ~、それも自由だ~

と、気が楽になったのですね。

  

 

ノートに書きこんでいくうちに

限られた世界しか見えていなかったものが

自分の無意識を明確にすることによって

 ↓

捉え方(視点)が自然に変わり

無意識の状態が変化するのです。

 

だから、ふわ~っと気が楽になるのですね。

  

この書き込みによって思いがけない良い副作用が起きました。

 

 

自由は危険なことという解釈

  

ここが目に入ってきたとき、

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自由にさせることは危険だ

という記憶が浮かんできました。 

それは、子供の頃に見てきた父の記憶です。

  

家庭を顧みず自由に生きていた父は、

母や祖母、子供たちを悲しませる存在でした。

 

だから、

今の私は「自由が良い、自由になりたい」と頭で考えていても

 

無意識に「自由にすることは周りを不幸にする」とリンクしているので

 

どれだけ自由を求めても、

潜在意識は、私のためにそれを叶えてくれないのです。

なぜなら

危険だから。

 

私が自由になると、私の大切な人たちが不幸になってしまう

という数式が出来上がっているのですね。

  

父の記憶が顕在化したことで

無意識のリンクを外すことができる状態になりました。

 

 

リンクが外れるとき

 

今まで私は、

「父はひどい人である」という記憶を疑うことなく持っていました。 

それを一旦、疑ってみるのです。 

 

父は・・・「わたしに」とって、「どうだっただろうか?と。

 

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記憶を細分化してみると

 

・父が自由にしていたことで

母が困っていた、怒っていた、泣いていた、苦労していた。 

と、母の姿を通して父を判断していました。

 

・父が自由にしていたことで

兄や、姉が、怒っていた、憎んでいた。

と、兄弟の姿を通して父を判断していました。

 

・父が自由にしていたことで

祖母が肩身の狭い思いをして、悲しそうでした。

と、祖母の姿を通して父を判断していました。

 

 

あれ??

「わたし」は??

と思ったのです。

 

 

実際に「わたし」が父によって体験したことを

真実のみ思い出してみると

 

 

・毎週お休みには、モーニングを食べにカフェに行っていました。 

・車で父の趣味である競馬場に連れていってもらい、駐車場で待ってました。

(それもどうかと思うけれど。笑) 

・誕生日には、顕微鏡とか双眼鏡とか買ってもらってました。

(女子っぽくないプレゼント。笑)

 

厳密に思い出そうとすればするほど・・・

「わたし」が父から受けた実際の体験

幸せなことしか思い出せなかったのです。笑

 

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家族を通して見ていた景色

とても不幸に見えて、苦しかったり

母から聞かされた父親のイメージがひどかったので

 

私の情報として蓄積されていました。

 

しかし、それは

私の体験した事実ではなく

周りの体験を通して解釈したものだったのです。

 

 

もらった解釈

  

私たちは幼い頃から、

自分が実際に体験した記録

周りの人たちから得た解釈の両方を

潜在意識に蓄積しています。

 

自分の身体で体験したこと以外の情報、

学校で教わったことや、社会のルール、親のしつけなども 

一緒に潜在化しています。

  

これらが大人になった今、何かを判断するベースになっています。

  

先ほどの、

自由は危険であるという無意識の解釈が

周りの人たちからもらった情報なのです。

 

私自身が自由であることで不幸だった経験は

浮かんできませんでした。 

  

つまり、

私のコアに相応しい解釈ではないんですね。

 

 

自由は危険である、という無意識の解釈に気付かないまま

私は、思考で

自由が良いよね~、自由になって良いよ~

なんて思っていましたが

 

潜在意識がそれを危険と判断しているので

 

自由になると、やばい!!と

自由な状況を遠ざけてくれます。

  

いやですねぇ~。( ̄▽ ̄)

  

 

とても矛盾しているように感じますが

このように、私たちが頭で求めているものが

潜在意識にとっては危険であると判断していることもあるのです。

 

 

そんなとき、

・なんだか上手く行かないなぁ

・どうしてこうなるのかな?

という、ちぐはぐな現実を観るでしょう。

  

頭が求めているのに、なかなか現実化しないのは

こんな仕組みが働いているときですね。

 

 

気付けばクリアリングされている

 

潜在意識デザインノートを使うことで、

心地よくないな、でもまぁ良いか・・と見逃していたことを

無意識のレベルまで分解することができます。

 

なんとなく漠然と持っている不安や、悩みなどは

きちんと分解することによって問題が解消されていくのです。

  

書いたものを、目で認識することで

潜在化していた情報をニュートラルに扱うことができるようになります。

 

 

これを3か月通して行うことで

潜在意識の状態が自然に変わっていくのですね。

 

 

頑張らなくても、無理しなくても、勇気を出さなくても、良いのです。

 

 

現実を自分の好ましいものにするなんて、私には無理だわきっと・・・

と思っている方も多いかもしれません。

 

現実化することは難しいのではなく

ただ、潜在意識の状態を整理整頓すれば良いだけのことなのです。

 

 

続けてみることで、楽しい発見があるでしょう。

 

な~んだ、私勘違いしてたわ、と

肩の力が抜けて、本来の自分に戻っていきます。

 

このワークによって私は、

そもそも自由だったと、確信したのです。

 

それは、

無意識の状態が「自由なわたし」になるので

映し出される現実が、自由な世界として認識されます。

 

 

みなさんも、どんな自分を見つけられるかな?と

楽しみながらやってみてくださいね。

 

 

今回は、一例としてご紹介しました。

 

慣れないうちはどう書いたらいいのかわからなくなる項目もあるかもしれません。

一度コツをつかむことで、ノートをもっと自分仕様に使うことができます。 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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