願望が叶わなくて苦しくなったら、自分でどうにかしようとするのを止めてみる

RYCメソッドでは、無意識の状態がとても大切であるとお伝えしています。 

無意識の状態が、現象に大きな影響を与えているので、

心地良い状態であることが重要なのですね。

 

いつでも心地良い気分で居たいものですが、

日常はなかなかそうではない状況もいっぱいあります。

 

他者の何気ない言動を見て、嫌な気分になったり、

嫌な仕事を我慢してやらなくちゃいけなかったりするでしょう。

 

潜在意識の仕組みにおいても、心地良い状態になることは大切なことですが

私たちは単純に、気持ちの良いことがやっぱり好きなものですね。 

 

その場の環境が気持ち良いものであることや、

付き合う人と上手くコミュニケーションできることや、

ものごとがスムーズに進んでいることなど、

いろんな気持ちよさがあります。

 

しかし、

気持ち良い気分になることが目的になると、私たちは無意識に

それをわざわざ遠ざけて、自分を心地良くない状態に置こうとしてしまいます。

 

これが、引き寄せの法則です。

 

 

  

引き寄せの法則とは

 

潜在意識には、イメージしたことを瞬時に叶えてくれる

自動操縦機能があります。

 

例えば、 

レモンを思い浮かべれば、唾液がでます。

過去の楽しかった体験を思い出せば、その頃の楽しかった感情が蘇ります。

嫌いな人のことを思い出せば、楽しい時間も一瞬にして嫌な気分になりますよね。

 

これらは、潜在意識の機能なのです。

顕在意識が何かをイメージしたと同時に、潜在意識は何かの情報を認識しています。

それがフォードバックされることによって

私たちは必要な情報に気付くことができるのです。

 

 

今の自分が、こうなりたいなという未来の自分をイメージしたとき

必要な情報が瞬時に浮かび上がるので、

それに従って動いていけば、自然と叶うものなのです。

 

しかし、私たちは無意識に条件を創って、願望をわざわざ遠ざけてしまいます。

 

本当は幸せな気分で居たいだけなのに、幸せになるためには

お金がないとダメ、仕事で成功しないとダメ、人に愛されなくてはダメ、

などと、いろんな条件を付けてしまいます。

そして、その条件をクリアすることが目的になってしまいがちです。

 

○○をしたら、安心しても良い。

○○をしたら、楽になっても良い。

と、思い込んでしまうのです。

 

 

自分という存在が分からなくて曖昧なときは、

自分がどんな人間で、どんなことが好きで、どんなことが得意なのか、

なども分からないので、外側から固めて自分を創ろうとします。

 

それは、お金だったり、仕事だったり、地位や評価などかもしれません。

 

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願望は、具体的な何かをイメージするかもしれませんが

本当の願いは、それを叶えた後の感覚です。

お金を得たいと思うのも、仕事で成功したいと思うのも、

パートナーが欲しいと思うのも、全て

それが叶った後の感覚を得たくて、それらを得ようとするのです。

 

ならば、その感覚を今すぐに感じて見れば良いのですね。

それがコアな感覚です。

  

コアな感覚になることで、無意識の状態を心地良いものにします。

 

 

何かの条件をクリアしなくては幸せになれないと思い込んでいれば、

その道のりは、条件をクリアしなくては先に進むことはできません。

 

しかし、すでに幸せな自分(コアな感覚)からスタートすれば、

その道のりは、一つではなくいろんな方法が生まれるのです。

 

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コアな自分だったら、どんなことが好きかな?

何をやりたいかな?どんな人たちと付き合っているかな?と

制限のない世界で生きることができるのです。

 

これしか方法はない、と思い込んでいるときには

自分を無意識に制限して、叶うまでのプロセスはとてもしんどいものになります。

 

しかし、コアな自分からスタートすることで制限がなくなり、

どんなことをしていても幸せな感覚に繋がっていくのです。

  

クリアしなくてはいけない条件はそこに存在しないのですね。

常に、無意識の状態が良いものになっているため、引き合う現実も心地良いものになっていくでしょう。

 

 

気持ちの良さを求めすぎるとき

  

コアな感覚はとても大切であると理解すると、

心地良い状態を求めようとしてしまうことがあるのです。

 

 

今この瞬間、私たちは心地良い状態になることができます。

しかし、これが幸せになるための無意識の条件となってしまうと、クリアしなくてはいけないものになります。

 

すると、心地良くない状態からなんとか変わろうと努力するようになるのです。

 

 

状態とは、「そのものになる」ことです。

「なろうとすること」ではないのですね。 

Be(状態)であり、Do(すること)ではないのです。

  

なのに、私たちは一生懸命心地良くなろうとしてしまい、

今この瞬間に幸せな気分になることを遠ざけてしまいます。

 

 

先ほどの図を使って説明すると、

幸せになるために「心地良さ」が条件になっています。

 

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しかし、コアな自分(=心地良い状態)になってしまえば

何をしていても、どんな自分でもすでに満たされているのですね。

  

 

得ようとすればするほど、ソレは遠ざかっていきます。

得ようと意識した時点で無意識は「ない」状態を創造してくれるからです。

 

 

私たちは、顕在意識が何かをイメージしたとき

同時に潜在意識でも何かの情報に意識が向いています。

それが現象化に影響しているので

 

顕在意識で「欲しい」とイメージするということは

無意識に「持っていないから得たい」と認識しています。

  

「持っていない」という現象を見つけやすくなるのですね。

 

つまり、心地良くなりたい!と強く求めれば求めるほど

心地良くない状況を現実に見つけ出します。

 

そのためより一層、心地良くなろうとして強く望み続けます。  

コアな状態からまずます遠ざかってしまうのです。

 

 

手放すということ 

 

さっさとコアな状態になれば良いのですが

それがなかなか難しい場合は、

思考からアプローチして執着を小さくすることはできます。

  

無意識の状態から変化させることほどパワーは大きくないですが

繰り返すことによって次第に効果も出てくるようになるでしょう。

 

もしも、「心地良くなりたい」と強く望んで、心地良くないことばかりに気が向いてしまうのだとしたら、

「心地良い」ことを一旦、諦めるのです。

 

そうならなくても良い、と。

 

 

嫌ですよね。

気分よくなりたいから、求めているのに。

幸せになりたいから、勉強しているのに。

 

もう、そうならなくても良い、と思うだなんて。

 

 

しかし、「得よう」とすれば「ない」状態を創りだします。

 

逆に、必要ではないとイメージすることで、

無意識の状態は、「すでに持っている」を創造してくれます

  

 

だから、「手放し」が大切なのです。

 

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今、何かに執着していたり、気になり過ぎていることがあるのなら

その何かを一旦、辞めてみることはとても効果的です。

  

諦めるというと我慢するような気がするかもしれませんが、そうではなく

自分でどうにかすることを止めてみるということです。

 

 

愛されたいと願うなら、もうどちらでも良いと思考することで

すでに愛されている自分になります。

 

分かって欲しいと願うなら、どちらでも良いと思考することで

すでに理解されている自分です。

 

豊かになりたいと願うなら、気にしなくなることで

すでに豊かな自分を感じるでしょう。

 

幸せな自分は、今この瞬間感じてしまえば良いだけです。

その感覚になれば良いだけのことです。

しかし、幸せになろうとすることで、それを遠ざけてしまいます。

 

求めているものは、すでに内側にあるということ。

それを忘れてしまっているときには、一旦手放してみることも良いですね。

  

 

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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