がんばり屋な自分も、なまけ者の自分も居る

RYCメソッドのワークをすることで

無意識に抑圧した性質がキーワードとして出てきます。

 

このキーワードを見た瞬間、

腑に落ちて、潜在意識の状態が変化するときがありますね。

 

気付いた(顕在化)したとき、

クリティカルファクターはその情報を許可しているので

「こんな私でも良いんだ」「やってもいいんだ」「大丈夫なんだ」

と、今まで、無意識に否定していた自分の一部分を肯定してあげることができ、

結果的に、解放的になったり、深い安堵感に包まれます。

 

これがコアな感覚です。

 

 

  

コアな状態を常に味わうことが大切

 

常に、コアな状態で在ることがとても大切です。

 

コアな感覚になろうとする(D0)ではなく、

コアな感覚を体感している、味わっている状態(BE)になるのです。

 

無意識の状態が、引き合う情報(現象)を決めています。

 

つまり、心地良い状態で居れば、

自分にとって心地良い理想的な情報と繋がりやすくなります。

理想的な未来を創るのです。

 

もし、いつも、プリプリ怒ってばかりいるとしたら

それは、他者への怒りではなく、無意識に自分自身を抑えている怒りなので

無意識の状態は、窮屈だったり、不安な状態だったりするでしょう。

 

すると、この状態が引き合う現実を創っているので

窮屈だな、不安だな、と感じるような情報を目にしやすくなります。

 

簡単に言うと、例えば、

他者にイライラすることばかりの毎日を過ごしているときには、

自分自身が

コントロールされて嫌だ!とか

お金がなくて不安・・などと、感じるような現実を見つけやすくなるでしょう。

 

それは、外側の現実が好ましくないから、嫌な気分になっていると思いがちですが

意識の仕組みでは、順番が逆です。

無意識に自分自身を抑圧しているので、怒りという結果を感じていますが

抑圧している状態が、引き合う情報を決めています。

そのため、好ましくない現実を観ているのです。

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バランスが偏っているとき

 

ワークをしたときに出てきたキーワードが

ズドン!と肚に落ちるときもあれば、

「あぁ、そういわれてみればそうよねぇ」とか

「いやぁ、そのテーマはすでに終わってるわ」などと感じることもあるでしょう。

 

腑に落ちているときには、潜在意識のルールもその瞬間、変化しているので

解放感や安堵感が広がります。

とても心地いいですね。

 

しかし、しっくりこないときは、無意識の状態が変わっていないので

モヤモヤして、効果を実感できないでしょう。

それはバラス調整をしているときがまず考えられます。

 

ある性質を抑圧している、していないというよりも

今、その性質が、過剰になっていたり、抑圧していたりと、

陰陽のバランスがどちらかに偏っているときも、

ニュートラルに戻すために、潜在意識は調整をしてくれます。

 

頑張り屋さんでしんどかったから、無理しないで、人に頼ることを許可するようになった。

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しかし、次第にそれが過剰になり、緩み過ぎてしまっていると

頑張ることを抑圧している、というキーワードが出てきます。

 

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あれ?

もう、私は「頑張る」ことを手放したはずだけどな・・・、

とモヤっとするでしょう。  

 

このように常にバランスを取るために、

現実を通して、無意識に気付かされています。

 

 

状態によって、同じ性質を許可できるときとできないときがある

 

抑圧している性質があったとしても、

その自分を許可できているか、否定しているか、なんて

ハッキリしているものではありませんね。

 

頑張り屋の自分も居れば、ナマケモノの自分も居ます。

それが私たちです。

 

怠けることを抑圧しているとしても、

それを出せるときもあるし、

出せないときもありますね。

 

ワークで出てきたキーワードが、しっくりこないときは、

このような場合も考えられるでしょう。

 

仕事でしっかりしなくちゃいけないときは、頑張り屋な自分でいよう。

家族の前では、ナマケモノでも良いや。

と、その状況に合わせて、どんな自分を許しているかが変わります。

どっちもあるけどな、という感じです。

  

 

例えば、 

威圧的な上司が嫌いだったとします。

その上司に対して感じる感覚は、自分自身の無意識を刺激されているために嫌な感じがします。

簡単に言うと、

自分自身の中にある「威圧的」な性質を嫌っているのです。

 

なので、周りから「上から目線だね」と、言われてイヤな気分になったりするのですね。 

 

でも、威圧的な自分に少しずつ気付いて

「そんな私も良い」「自信家でも良い」と許可できるようになっていたとしたら。

 

ワークで出てきた「威圧的」な性質は、もう抑圧していないような気がします。

しっくりこないですよね。

 

 

これは、

安全な相手に対しては、許可できているに過ぎないということです。

 

仲良しな友達、愛されている自信がある親、

自分の方が立場が上だと判断している後輩、

この人になら言っても良い、と思える人に対しては、

こんな自分(上から目線で嫌な性質)を出しても良いかな、と

やっと許可できている状態と言えます。

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しかし、厳しい上司や、嫌われてしまう不安がある恋人などに対しては

恐くて言えない、ということがあるのではないでしょうか?

 

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無意識の状態はとても簡単に変わるものです。

信頼できる相手の前では、コアな自分に近い状態を保てるかもしれません。

しかし、緊張する状況においては、不安な状態になりやすいでしょう。

 

不安な状態のとき、威圧的(自信家)な自分を出すことを許可できなくなるのです。

 

本来は、とてもしっかり者で頼りがいのある性質です。

それをネガティブな解釈で捉えたとき、威圧的、自信家という性質になります。

威圧的な自分、自信家な自分を出すことで、嫌な思いをするかもしれない、と

恐れが働くのですね。

 

ネガティブに感じる現実をもとにワークをすることで、

このような「威圧的」などのキーワードが出てきます。

 

安心した状態でワークをしていれば、

「威圧的」な自分というものに、ピンと来ないときがあっても当たり前なのです。

 

そんなときは、その性質を出せないと感じる場面を思い出せると良いですね。

 

 

こんな嫌な性質、出したら嫌われるよね、と自覚していても、

周りからみるとすでにそんな自分がバレていることの方がわりと多いです。笑

 

威圧的、自信家である自分なんて出してはいけない、と優しいフリをしていても

にじみ出てしまうものですね。

 

そのときは、もうすでに威張った風な態度をしてしまっている自分を

認めてしまえば良いのです。

 

いや、私は他人にそんなことしていない!気を付けてるもん!

と思っていても、周りは知っています。笑

 

それを自分が認め、周りも認めてくれていることに気付くことが

抑圧の解放でもあるのです。

 

すでに私は、嫌な自分を表現していた。

周りはそれを知っていて、そんな自分と一緒に居てくれた、と

気付いたとき、

ダメだと思っていたのは、自分だけだった、と安心感に包まれるでしょう。

 

 

モヤモヤしている状態は、とても豊かな時間

 

普段の日常の中でも、ワークをしたときにでもですが、

 

しっくりこないときの感覚は

解放(統合)したい情報があるのに、それがまだ浮かび上がっていないとき

モヤモヤしたり、違和感があったりします。

 

この違和感を認識したとき、私たちは

今、気付けている様々な情報から答えを導き出そうとします。

 

ワークをしたときに出てきたキーワードを見て、

なんかモヤモヤする、違和感があると感じたとき、

 

違和感=違う

と判断すれば、 

このワークを上手くできなかった、と感じたりするかもしれませんね。

  

「スッキリすること」がワークの目的ではありません。

スッキリすると気分が良いので、私たちはそれを追い求めてしまいがちです。

 

しかし、実は

モヤモヤした感覚にこそ、大切な答えが隠れています。

モヤモヤする感覚は、もう少しで何かに気付くためのサインなのです。

  

 

このモヤモヤ期を嫌って、

外側に答えを求めようとしたり、気にしないようポジティブになろうとすることは

内なる自分自身から遠ざかることにもつながります。

  

導きだされたキーワードは、必ず

なんらかのヒントとなっています。

 

そのキーワードそのものがドンピシャの場合もあれば、

その情報と芋づる式に繋がっている、大切な情報がそこにある、と言う場合もあるのです。 

 

そのサインが、今感じている感覚です。

 

 

しっくりくるのなら、出てきたキーワードそのものが

自分自身を解放するための答え。

 

モヤモヤしたり、しっくりこなければ

もう少しで答えが顕在化する大切な時期である、ということです。

 

 

どちらも、潜在意識は良い状態です。

 

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ワークをしたときに、スッキリしなくても不安になる必要もないし、

上手くできないなぁと責める必要も全くありません。

 

しっくりこない感覚を自分に許可してあげましょう。

モヤモヤする時間を大切に味わってみてください。

  

答えを見つけようとすると、「答えがない」状態を創ります。

すると、より一層、外に求め続けるのです。

 

必ず、欲しい情報は潜在意識の中にあります。

安心した状態で、ただ浮かび上がるのを待つだけです。

 

誰かの言葉や、ワークで出てきたキーワードにモヤモヤするときは、

今まさに、気付くための器を用意しています。

もうちょっと待ってね!今準備中なの!

と、言わんばかりに。

 

ベストなタイミングではないときに

よく分からないな、しっくりこないな、という感覚を抱くのでしょう。

 

モヤモヤした時期は潜在意識にとってはとても豊かな時間です。

勇気を持って、安心して、モヤモヤスッキリしない時間を過ごしてあげてくださいね。

   

 

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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