仕事と商売の違いを考えてみた。お金を稼ぐ意味ってなに?
今月より月ごとにテーマを設けて『潜在意識デザイン®︎ライブラリーサイト』からオススメ記事をお届けしております。
4月のテーマはスバリ「お金」!!
新しい季節を迎え、自分の仕事や、そのやり方について思いを巡らせている方も多いかもしれませんね。
お金について考えるとき、仕事は切り離せない存在。
誰もが気になる「お金」について、秦由佳の視点から様々な角度で切り込みます。
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「仕事と商売の違いを考えてみた。お金を稼ぐ意味ってなに?」
むかしむかし、お金がなかった頃。
だいこんをつくっているAさんと、ネギをつくっているBさんがいました。
お金がなかったときは、物々交換で生活が成り立っていました。
しかし、Aさんのあげるものが、必ずBさんの欲しいものとは限りません。交換が成立しない場合があったのです。
そこで、二人が共通で使える交換ツールを生み出しました。
後にお金となる石ころです。
ネギが欲しかったAさんはだいこんと交換したがりますが、Bさんはだいこんが欲しくないので拒否します。
仕方がないので、交換ツールでネギを手に入れます。
すると、Aさんはだいこんが3本、ネギが1本、石ころが2つに。
Bさんはネギが2本、石ころが3つになります。
ここではじめて、AさんとBさんの差が生まれます。
Aさんのネギはほしかったものなので消費されますが、ネギを食べたところで石ころは増えません。
Bさんは元々ネギをつくっているので、つくればまた増えますし、石ころも減りません。
そこで、Aさんはポンっ!と思いつきます。
『そうだ!みんながだいこんが欲しくなるように工夫して石ころを増やそう!』
ここから「商い(商売)」がはじまったのです。
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わたしなりにまとめると、
仕事→だいこんやネギを作る作業。
商売→できあがったものを工夫して、欲しい人が増えるように改良すること。
つまり、仕事をすることで生まれたものをどのように工夫して、どのように編集するのか?が商売(=お金稼ぎ)ということだと考えます。
一般的に「仕事とは何か?」と考えた時、
それは社会貢献だとか
人のためにすることだとか
誰かを幸せにするためだとか
そういう答えが多くかえってくるのですがいまいちピンときていませんでした。
なんか、社会に強制的にそう思わされている気がして…。自分なりの答えが欲しくってずっと考えていました。
自分がじっくり調べて考えて学んでやってみて、その結果、最も納得がいったのがこの結論です。
かねてより
「仕事をすることと、お金を稼ぐことは違うことだ」
と話していましたが、
わたしにとっては
ビジネス=仕事+商売
だと思っています。
つまり、言い換えると
ビジネス=何かをつくること+それを人に提供できるよう工夫したり、磨いたりすること
です。
別の表現をするなら、
お金を稼ぐこと=
自分の中にあるものや発見したものや生み出したものを
欲しい人の手に届くように工夫をしてみたり、
彩ってみたり、
アレンジしてみたり、
編集してみたり、
想像してみたり…。
まるで、ねんどのままじゃ味気ないから何かの形にして提供する、みたいな感じで。
だから、「遊び」の感覚にも、ちかいんですよね。
子どもの頃に必死こいてねんどとか針金いじってた自分を思い出します。
その時は、先生とか、お父さんとか、お母さんとかに、見て欲しくて工夫をしてた。
それって、「相手ありき」だからこそ、仕事をすること(お金を稼ぐこと)は
社会貢献だの、人のためだの、誰かの幸せのためだのと、言われているのでしょうね。
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しかし、
創意工夫をする「自分そのもの」が楽しくないと、いくら仕事が楽しくても「稼げない」ということになります。
お金を稼ぐことのネガティブなイメージから、土から取ってきただけのだいこんをそのまま渡すような…
そんなもったいないことを、してしまっているのです。
工夫することの喜び、
創作することの喜び、
そして、
欲しいと思ってもらえるように、自分がつくったものや感じたこと、思っていることや発見したことなどを「ちょっといじくりまわして」みて相手に提供することの楽しさ。
それがわたしの考える「お金を稼ぐ楽しさ」です。
~~~~~~~~~~(抜粋ここまで)
「ビジネス」や「お金を稼ぐ」という言葉に対してネガティブなイメージを抱くとしたら。
それらの言葉が持つ本質に、まだ触れることができていないだけなのかもしれませんね。
誰かを喜ばせたくてやっていた工夫や創作の中に、たくさんのヒントが見つけられそう。
幼い頃のあの感覚、思い起こしてみようかと思います。
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