疎ましいあの人も、嫌な出来事も、コアな世界観に繋がっている

私たちは、機能的だったり、効率の良いこと、

結果として何か残ることを良いと思いますね。 

 

目に見える効果と繋がらないものは実感がないので

あまり意味がないことだと思いがちです。 

 

会社に勤めていたとき、仕事のできる人ばかりではなく

中には、どうしても足手まといに感じてしまうような人も居ました。

社会では、何か成果が出ないとこのような人のことを疎ましく思うことの方が多いでしょう。 

作業も滞るし、言ったことは伝わらないし、周りもイライラしますね。

  

目の前のことを、効率、結果重視で見ていると

まるでメリットはないかのように見えます。 

しかし、

ちょっと視点を高くして、無意識の領域にまで広げてみると

今まで気づかなかったことも感じられるかもしれません。

 

 

見えない意識にまで視野を広げてみる

  

彼の存在は、

周りの人たちの感情をとても揺らしていました。

 

そして、

誰がどう見ても彼がダメであると判断するような場合、

相手のことをダメだと言っても良いという不思議な安心感があって

感情を放出できていた、とも言えます。 

 

もしかしたら、中には

自分のことをダメだと思っている人にとっては

こんな自分でもまだマシだ、と

無意識に安心に繋がっていたかもしれません。

 

または、 

一生懸命やっている姿を良いなと純粋に思っていた人も居たかもしれません。

  

 

機能的であることだけを大切にしていると

無意識に私たちは、どこかしんどさを感じるかもしれませんね。

  

いつしかそれは、正しい答えに導いていこうとする

強制的な力になっていることもあるでしょう。

  

人は、常に矛盾した生き物です。 

 

自分自身が持っている内なる矛盾を受け入れたくないとき 

機能的ではない人に対してどこか抵抗を感じることでしょう。

 

 

無意識まで視野を広げるワーク

  

素敵な関係性であれば、その人と居ることで気分が良いですね。

好きな相手の前では、コアな自分で居られます。

 

こいつ邪魔だな、と思うような嫌いな相手との関係性では

コアな自分が居るなんて到底思えないでしょう。

 

しかし、どんな現象であれ

私たちが見ている出来事の中は、

コアな世界観に繋がっているのです。

 

 

どうやってコアを見つけ出すの?

と思いますね。

今回は、RYCメソッド初級講座でお伝えしている

意図の法則で見つけ出していきます。

  

私たちは、何かのご縁で、今、同じ意図のもと出会っています。

振り子のように真ん中で出合っているのです。

 

邪魔だなと感じている相手をAさんとします。

 

例えば、Aさんに対して

・役に立たない

・能力がない 

と思ったとしますね。

 

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振り子は、このように

顕在意識と潜在意識で成り立っています。

 

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自分がAさんに見ている

・役に立たない

・能力がない

は、表面に見える顕在意識の部分です。

  

私たちは、嫌な相手の表面に対して、

アレが嫌だコレが嫌だと思いますが

実は、見えていない無意識の何かに対して

反応しています。

  

なので、

顕在意識で捉えている情報から

潜在意識の情報を見つけ出していきます。

  

先ほどの

・役に立たない

・能力がない

意味はそのままで表現を反転します。

  

役に立たない、能力がない

ということを良く言うと・・・

 

存在そのものが凄い

という感じになりました。

(これは、私のイメージですので人それぞれ違います。)

  

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ここに反応していたのですね。

  

相手の潜在意識に反応しているのは、自分自身の潜在意識の情報です。

 

そのとき、心地良くない感覚を抱くのならそれは、

無意識に抑圧している、許可していない、情報です。

 

つまり、

私が自分の「存在そのものの素晴らしさ」を認めていない

ということなのです。

 

 

目の前に居るということは、コアを教えてくれている

  

Aさんに対して、もしも

モヤモヤしたり、嫌な感情が湧いて

強く反応するのだとしたら

 

私は自分の「存在の素晴らしさ」を認めていないことを

Aさんへの反応をきっかけとして

気付かせてもらっているのです。 

 

そして、この

「存在そのものの素晴らしさ」というのが

自分自身のコアな世界観の一部です。

  

「唯一無二の存在」という

大きな安心感のような感覚です。 

 

嫌な相手に対して、好ましくない感情や思考が生まれても

そこから私たちは自分自身のコアに繋がることができます。

  

どんな出来事であっても、必ず

潜在意識は私たちをコアな状態に導こうとサインを出してくれているのですね。

  

一見、邪魔に思えるような人、必要がないと感じる事柄、

それら全ては、何らかの意味があって

今、自分の目の前に存在しています。

 

それは、今の自分が

本来の状態から遠ざかっていることを

教えてくれているだけなのですね。

 

 

無駄なことを排除するだけでは、

自分の一部分を捨ててしまうことと同じです。

 

好ましくない相手のことを

表面的ではなく、無意識の領域にまで視野を広げることで、

まだ気付いていない、認められない、自分の性質の一部分を

許し、取り戻していくことができます。

 

どんな自分も受け入れていくことができるようになるのですね。

 

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いつしか、気になっていた相手を気にならなくなったり、

もしかしたら、どこか愛おしさすら感じてしまうかもしれません。

 

自分がコアに繋がれば、

周りに対してもコアな自分として接することができるようになりますね。

 

排除したい意識に気付いたら、コアからズレているサイン!

見えない世界にまで視野を広げてみてくださいね。

 

 

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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