問題が起きるのはどうして?

誰もが、自分らしくのびのびと生きていくことを望んでいると思います。

何かに縛られたり、窮屈な思いをして我慢することは、

自分を押し殺しているかのようで、とてもしんどいことでしょう。

 

例えば、

仕事が辛くて会社を辞めたいと思っているとき、

会社(環境)に問題があると思っています。

 

その会社を辞めれば良いのではないか?

辞めたいと思っている原因のAさん変わってくれればいいのに

などと、問題解決をしますね。 

出来事に意識が向いています。 

しかし、それでは問題は解消されることはないのです。

 

 

問題だと感じる仕組み

 

どのようにして、悩みや問題と感じるのでしょうか? 

ここで基本に戻ってみますね。

 

現実とは、私たちが個人的に加えている思い込みによって捉えられたものを見ています。

 

なので、同じ出来事を見ていても

自分と他者とでは、全く感じ方が違います。

 

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この解釈がどんなものであるか?によって

私たちは現実を良いとか良くないなどと感じています。

 

コアな自分にとって相応しい解釈が加われば

好ましい気分を感じるので

好ましい現実として捉えています。

 

しかし、コアな自分にとって相応しくない解釈が加われば

嫌な気分になるので、嫌な現実と思いますね。

それが悩みや問題と感じる出来事です。

 

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無意識に加えている解釈がどんなものであるかによって、

私たちの幸せ不幸せという体感が変わります。

 

しかし、無意識の情報は認識することができないので

他者や出来事に映し出して(投影して)

それに対する、反応によってでしか

私たちは知ることができないのです。

 

問題として感じている現実は、

私たちが反応した結果です。

 

その反応によって、

コアな自分として生きているか?

コアな自分から遠ざかっているか?を知ることができます。

 

 

問題は、本来の自分からズレているときに、

そのように観えます。

 

なので、出来事を解決しようと何かすることで

表面的にその出来事が落ち着くことはあっても、

本質的な解決にはならないのです。

 

加えている解釈がズレていることに気付かないままでは

同じ捉え方をするので

見える現実は似たようなものになるでしょう。

 

また、同じことが起きた・・・と感じるのは、そのためです。

 

 

どうやって問題は解消される?

 

自由でのびのび生きたいのに、窮屈な会社だから辞めたいとしますね。

 

辞めたら解決しますが、

次の会社に行っても、同じような思いをするかもしれません。

 

辞めることで一旦解決はしますが

本質的には何も変わらないのです。

 

決して、逃げるな、辞めるな、と言っているのではないですよ。

私は自分に甘いので、そんなことは言いません。笑

辞めるのも選択の一つですが、どうせなら

自分らしさを取り戻した上で、次の環境に移りたいものですね。

 

 

辛い会社に居るとき、

「私は不自由(窮屈)だ」と解釈しています。

 

自由じゃな~い!と、イライラするのなら

その解釈が、コアな自分に合わないものである、ということでしたね。

 

シンプルに反転してみます。

 

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となります。

 

コアな自分にとって相応しい解釈は、

「誰もが自由」なんです。

 

つまり、

「誰もが自由」だと本来の自分は信じているはずなのに、

それに見合った行動や考え方ができていないから

不具合を感じるような現実を観るのです。

 

 

似合わない解釈を加えているときは、自分を我慢させている

 

自由だと思えていない行動や考え方をしているということは、

自分らしくのびのびと自由に振る舞うことを

ダメだと思っているということです。

 

素直に感じたことを言ったり、行うことを

我慢しているんですね。

 

窮屈な会社に居て嫌だなと感じるのは、 

その会社が窮屈なのではなく・・・

のびのびとできない自分

そのように感じているだけなのです。

 

先ほど、「誰もが自由である」という解釈が

コアな自分に相応しいものだと出てきました。

 

環境がどんなものであれ、

自分らしく過ごすことができれば

何も問題には感じないのです。 

 

このケースの場合、大切なのは

自由な環境を探すことではなく

 

自分を抑えて周りに合わせることなく

どんな環境であっても

自分らしく表現することなんですね。

 

自由であるということは、

周りの人や環境によって左右されるものではなく

どんなときであっても、

本来の自分自身である状態と言えます。

 

自分を抑えて我慢しているとき、私たちの思考は

「どうして苦しいんだろう?」という問いの答えを

見えている(認識している)ものの中に探し始めます。

 

きっと、あの人のせいで辛いんだ

きっと、この環境が良くないんだ

と、正解を出すことで安心しようとするのです。

 

原因が分かれば対処できると思えるので、改善する期待が生まれますね。 

問題解決しようとすることは、一時の安心感を得たいだけなのです。

 

しかし、本質的な安心感は、

コアな自分に戻ったときに起こります。

 

自分らしく生きている実感を感じたとき、

私たちは自分の存在に安堵するのです。

 

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そこから遠ざかっているとき、

好ましくない現実に見えてきます。

 

それは、好ましくないと感じることで

やっと、自分の無意識に向き合うことができるからなんですね。

  

もしも、今の状況や環境からさっさと抜け出たいと思っている方が居たら、

本来の自分を取り戻してから、新しいスタートを切ってみてください。

コアな状態から選択した道はきっと、

コアな自分に見合った体験ができることでしょう。

 

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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