理想的な関係性を創るために必要なこと

昔、上司に理不尽に叱られたことがありました。

単なる八つ当たりや、全くの勘違いのレベルだったのですが。笑

怒鳴られたりするのって気分が良くないですよね。

 

そのとき、私は無意識に

自分自身で居る」ということを選択していたなと思うのです。

 

相手の言動に反射し、自動的に浮かび上がる感情を

私たちは、どうにもできないと思い込んでいます。

叱られて嫌な気分になれば、それを我慢したり、委縮して反省している風を装ったりして

相手に合わせた状態を創ってしまっていますね。

 

しかし、自分がどう在りたいのか?は自分自身で決めることができるのです。

そうすることで、相手の反応もそれに見合ったものに変わってきます。

本来の自分自身で居るということは、

相手との関係性や現実を創造し、理想的な世界にする力があるのです。

 

 

無意識に受け取っている

 

とても背の高い大柄の上司が、めっちゃ上から怒鳴りつけてきました。

ただでさえ風貌が怖いのに。笑

そりゃもう、私も怖くて・・・

もう、下を向いて反省し「すみませんでした・・・」とボソボソと言おうかと思っていたものです。

 

そのとき、私の無意識の状態は、委縮した状態になっています。

そして、「自分は弱い」というラベルを自分自身に張り付け

その結果、相手との関係性は、それに相応しいものになっています。

 

「私は弱い」というパワーが大きければ、

相手の怒りの性質がさらに引き出されてしまい、

私が縮こまっていたとしても、相手は怒鳴り続けていたでしょう。

 

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相手が叱ってくるから、こちらがその状態になっているように思えますが

相手の言動をきっかけにして、無意識に自分自身が弱い立場になっているのです。

相手がどう扱ってくるか?をそのまま、自分自身が受け取っているのですね。

 

その結果、

「私は弱い立場である」という無意識の状態によって

身体はキューっと固まり、声も小さくなってしまうのです。

 

自分が受け取って、自分が決めてしまっている、ということに

無自覚で居れば、この関係性はそのまま続きます。

 

しかし、自分が受け取っているということに気が付けば、

それを受け取らなかったとき、どうするか?を

決めることもできるということです。

 

 

自分はどんな存在?

 

縮こまって謝ろうかなと思っていたとき、フッと

「なんで叱られなくちゃいけないんだ?」という疑問が浮かんだんですね。笑

 

 

委縮している私は、本来の自分とは違います。

本来の(コアな)私は、もっと堂々としているはずなのです。

それを、相手が怖い人だからといって、コアな自分からズレてしまっていたのです。

 

なので、

本来の私だったら、どんな態度で接しているのだろうか?

どう在ることが自分にとって尊厳のある状態なのだろうか?

無意識にイメージし、それに見合った身体の反応を創ったのです。

 

コアな私は、とても堂々としています。

 

そんな状態のとき、一体どんな態度で居るでしょうか?

 

肩をすぼめることなく、胸を開いている。

目はしっかりと相手の目を見て話している。

声は、大きく安定し、はっきりとした口調で伝えている。

 

怒鳴っている相手に対して、これらの態度を表現したのですね。

 

返事として返した言葉は「申し訳ありませんでした」でしたが、

そのときの態度は、その言葉には相応しくないくらいの堂々としてもので

しっかり、大柄な相手の目を見て、声を張り、凛とした態度で接したのです。

 

このとき私は、自分自身に対して、誇りを持っていました。

 

その後、相手との関係性は、不思議なことに変化したのです。

 

 

関係性を創っているのは、無意識の状態

 

相手に伝わるのは、言葉ではないのです。

とりあえず、謝っていますが(笑)

伝わっているのは、堂々としている態度が相手の無意識に届いています。

 

Aさんがビクビクしている状態であれば、Bさんの性質の中から

イライラしたものが引き出されやすくなります。

起こるつもりがないのに、なぜかイライラしてしまったことって、ありませんか?

 

Aさんが認めて欲しい~!と強く思っていれば、

Aさんの無意識の状態は「認められない人」になっているので

Bさんは、その影響を大きく受けて、

Aさんのことを認められなくなります。

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このように、相手が決めているのではなく、

自分自身の無意識の状態に影響されて、相手の性質が引き出されてしまうのです。

 

なので、自分自身の無意識の状態を整えることがとても重要です。

 

 

こういう場合、私は悪くないからといって

逆らったり、言い訳したくなるかもしれませんが

そのときの無意識の状態は、実は

私は理解されていない」という前提になっています。笑

 

すると、何を発言しても、何を言い訳しても、

「理解されていない私」に相応しい結果が返ってくるのですね。

残念ながら。

 

なので、逆らったり、抵抗するのではなく

自分の在り方(無意識の状態)がとても大切なのです。

 

 

 

怒られれば、自動的に嫌な気分になって

相手に対して、反抗したり、逆に黙って小さくなったりするでしょう。

それらは、過去の体験によって習慣化された無意識の反射です。

 

その反射が自分の答えではなく、

私たちは、自分自身をどう扱い、どう在りたいのか?を決めることができます。

 

堂々としている自分なのか?

大らかな自分なのか?

気にしない自分なのか?

 

好きな在り方を意図的に選択し、それに相応しい反応をすることで

その状態を創造することができるのです。

 

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相手によって決められているのではありません。

自分が無意識に自分のことを決めつけています。

決めることができるのなら、自分にとって誇らしい、パワーの溢れるものを

選択できると良いですね。

 

ちょっと嫌だな、と感じるような関係性を見つけたら

私はどう在りたいんだろう?と自分自身に問いかけてみてください。

そして、そのように振る舞ってみましょう。

すると、面白い結果が現実に表れるでしょう。

 

 

 

 

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