潜在意識を変えるって?セルフイメージを変えるって?vol.2

 

この記事の続きです!


 

 

 

潜在意識の質を高める、とは

 

さて、前回の記事では
結局、記憶の質が変わらなければあまり意味がない、
というような話をしました。
これをこのようにイメージしてみてください。

 



潜在意識・・・冷蔵庫
クリティカル・ファクター・・・キッチンのコックさん
顕在意識・・・お皿


これは、RYC®メソッドで伝えている基本中の基本ですが、
潜在意識の質を変えるというのは
冷蔵庫に入っている素材の質を変える、
ということです。

 

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しかし・・・
冷蔵庫に入っている食材にはタグがついているとしましょう。

「これは大事」
「これはすぐに使って」
「これはダメなやつ」などなど・・・


例えば、
冷蔵庫に「これはダメなやつ」と
タグが貼ってある素材があったら、
それを使うでしょうか?・・・使いませんよね。


これと、「思い出さないように潜在化している記憶」は同じことです。

例えその素材が良いものであれ、
使えるものであれ、
美味しいものであれ・・・
タグが「ダメ」なら、コックさんは使いません。


つまり、
潜在意識に入っている記憶に、
「使ってはいけない」というタグが貼ってあると、
その記憶は奥底にしまわれ、
取り出せなくなってしまうのです。


それが結果的に
自分を解放できないことにつながったり、
いつまでも古い記憶に囚われてしまったりする原因につながります。


①の領域を綺麗にするということは、
冷蔵庫を綺麗にする、
ということですが、
その作業の時にどうしてもタグを外して確認しなければいけません。

それには勇気が伴います。

何にしろ、理由があって
「開けてはいけないタグ」をつけたわけですから、
それなりの勇気が必要です。


これが、
過去を振り返ったり、
潜在意識を変えようとする時に
向き合う必要が出てくることなのです。

 

本気で変わりたいなら・・・

 
ただし、タグはあくまでもタグです。


中身とは関係がないタグが勝手に貼られていたりもします。

めちゃめちゃ美味しいものなのに、
タグを間違えることもあります。


ですから、恐れることなく、
あくまでも記憶はただの記憶である、
くらいに割り切って過去と接してみることがたいへん重要になります。


では、ここで話を少しこの図に戻しましょう。

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取り込んだり、吸収する情報の質を変える。

とはつまり・・・

冷蔵庫に入れる素材の質を変える、
ということでもあります。

ただし、そのためには一度冷蔵庫の中のものを整理し、
新しいものが入るようにしなくてはいけません。


その時に古い素材(記憶)や感情、
と出会っていくことになりますが、
それは自分をあるがままに愛する一歩でもあり、
怖くもありますが必要なことでもあります。


特に、本気で変わりたい人はまず、
冷蔵庫の中を一度綺麗にし、
スペースを空けなくてはいけません。


冷蔵庫が綺麗になったら、
今度はこの冷蔵庫にいれる素材の質をあげていきます。

その時に大切になるのが、「タグの種類」ということです。


例えばもし、あなたがこのようなタグしか持っていなかったらどうでしょう。


・これはダメな素材

・これは開けてはいけないもの

・これは封じておかなければいけないもの

・これはつまらないもの

・これは置かなければいけないもの


タグというのは「ルール・判断」などのことを言います。


ルールが厳しく、判断基準が厳しいタグしか持っていない場合、
冷蔵庫にどんな素材が入ってきても、
結局使えないものばかりになります。


そうなると、たまっていく一方で、一向に消費されません。
コックさんも使える素材がなくて困ります。

でも、冷蔵庫にはたまっていくので、だんだん窮屈になっていきます。

この窮屈さこそが、心の窮屈さでもあるのです。

 

潜在意識の質を変えるには?


潜在意識の質を変える、
ということはこういうことでもあります。

 

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つまり、
どんな情報を吸収し、
素材を集めるのか、
はその人の健康状態が決めている、と
いうことでもあります。


(健康=OK、不健康&病気=NG、というわけではありません!)


結果的に「健康第一!」と聞こえるかもしれませんが、
長年潜在意識について研究してきて、
やはりここが最も大切だという結論に至りました。


病気をしたり、
身体をいたわってあげなかったり、
あるいは使わなさすぎて筋力や体力が衰えるばかりだと、
結果的に精神的な状況が安定しません。


もし、
気が滅入っていたり、
精神的に辛かったり、
思考がぐるぐるうるさくて、
自分の何がいけないのだろう、と思ったとしても、

「心のこと」の前に「身体のこと」に意識を向けてみる。
それがとても大切だ、ということなのです。


潜在意識の質が変わったなら


さらにその上で、
「基本的な在り方」を変えてみる。

これは「考え方」を変える、ではありません。

思考や判断基準を変える、
というより「在り方」そのものを変える。


難しく聞こえるかもしれませんが、
在り方というのはその人の姿勢や立ち振る舞い、
歩き方、喋り方、呼吸、骨格、衣食住そのものに現れます。


そのため、小さいことでもいいので
「在り方」が心地よいほうへ意識していると、
自ずとタグの種類が変わり、
潜在意識(冷蔵庫)の循環が生まれます。


そうすると、コックさんも嬉しい。
料理(現実)もいつも美味しい。
いつも新鮮で、いつも美味しい現実がやってくる、
ということなのです。


これが、まず基本。潜在意識を変える、
という説明のベースとなる部分でした。


さて、冷蔵庫が変わりました。
感じることや、感じる力、
自分自身の波動そのものの質が高まったところで、
コックさんの腕前が悪いとどうしようもありませんよね。

 

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コックさんの腕前を変えることによって、
出てくる料理が変わります。
コックさんの腕前が変わると、
わたしたちの中に生まれる思考の声や感じる感情、
自分に対するセルフイメージが変わっていきます。


「②解釈パターン、思考パターン、思い込み、セルフイメージを変える」というのは、そういうことなのです。

 

 

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