脳内にブツブツ文句が出てきたら、コアに戻るサインです!

とても感情が揺れて、嫌な気分になったときは、

すぐさま、その問題を解決したいと思います。

しかし、大したことないけれど、ちょっと気になる、というような些細なことは、

気にしなくていいか、と前向きなつもりになって

自分の気持ちにフタをしてしまうこともあるでしょう。

 

相手の気持ちも分かるし、とか

こんなことを気にしてるなんて子供っぽい、と

素直な反応をなかったことにして抑えてしまいます。

 

どちらかというと、たいしたことないと感じているような

いつもよくあるパターンの中に、

古い勘違いした思い込みが隠れているものです。

 

そういえば、私は、いつも

こんな感情や思考をするな・・と感じたら

そのパターンを観察してみましょう。

 

 

いくつかの現象から共通点を見つける

 

私の周りに、正しさを訴えてくるような人がなんだか増えてきました。笑

 

その一人、Aさんに対して私は

 

小さなことをイチイチ言ってくる。

何もないところに問題を創り出して、解決しようとしている。

何かを直そうとしている。

ハッキリさせようとしている。

きちんとしたがり。

ルールを大事にしている。

 

と、感じて面倒に思っていました。

Aさんの熱いメールの回数が少しずつ増えてきたのです。

 

 

全く違う現象で、Bさんのことが気になるようになりました。 

Bさんに対して、私は

 

きちんとしている。

固い。

真面目すぎ。

面白みがない。

 

と思っていたのですね。

 

他にも、似たような気になる現象が

小さく小さく、周りに起きていたのです。 

 

そんなに嫌な気分でもないし、感情も揺れないし、どこか

どうでも良いような気がしていたのですが、

なんだか、同じパターンが増えてきたような気がして、ワークとして取り組んでみることにしました。

 

 

まず、これらの現象に感じる共通点を探してみます。

すると、このようなキーワードが出てきました。

 

正しさ、真面目、きちんとしている、などです。

 

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見えている現実世界は、私の無意識が映し出されたものです。

その現実に対して、心地良くない感情や思考が生まれるのなら

それは、私自身が無意識に抑圧している性質が隠れています。

 

つまり、正しさ、真面目、きちんと、などの性質を抑圧していることが観えてきますね。 

しかし、このままではあまりピンと来ないので、

出てきた言葉たちをいろんな角度から見て、そこから本質を探してみます。

 

 

現象から見つける無意識の「わたし」

 

正しさ、真面目、きちんとしている、というのは

柔軟性がない、アレンジがない、ユーモアがない、とも言えます。

 

これらのキーワードは、最近私自身が

「足りない」と思っていたことなのです。

 

AさんやBさんが関わる現象とは全く違うところで、

私は自分の「柔軟性のなさ、アレンジ力のなさ、ユーモアがないところ」を

否定し、そんな自分ではいけないと無意識に感じていて、

そうではない自分になろうと無理していたのですね。

 

そういえば、自分の表現をどこか面白みがないと感じて、責めていました。笑

 

心地良くない現象は、私たちに、

知らないうちに、無理して自分を責めてるよ、ということを教えてくれています。

ある側面から見える、あるがままの自分の性質をダメだと思い、

他の誰かになろうと努力しようとしてしまいます。

 

しかし、他の誰かになろうとしているとき、私たちは

コアな自分とは違うセルフイメージを持って、その自分として生きているのです。

そのセルフイメージは外側の現実世界に大きな影響を与えています。

 

柔軟性があるのが良い、

ユーモアがあるのが良い、

と無意識に思っています。

 

その価値観を持っているということは、

そうではないから、そうなるべき!と頑張っているのですね。

つまり、

「柔軟性のない私」「ユーモアがない私」という前提になっていることが分かります。

 

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柔軟性がなくて、ユーモアがない私、という前提でいるとき

それに見合った現実を見つけます。

 

なので、周りには、

固くて真面目な人や、ルールに縛られ正しさを訴えてくる人が増えてきていたのです。笑

 

コアな自分から遠ざかっているとき、現象が教えてくれます。

 

なんだか、最近○○な人が増えてきたな・・・と思ったら、

その現象を通して、どんな自分を我慢したり、否定しているか?

見つけてあげてくださいね。

 

 

コアな自分はどんな世界観?

 

私は、柔軟性がなくて、ユーモアのない、真面目な自分を否定していました。

 

潜在意識は、私に、

そんな自分でも良いよ、それが良さだよ、と教えてくれていますが

今まで否定していた自分自身に〇をつけるのは、なかなかすぐにはできないかもしれませんね。

なので、嫌だと否定していた一側面の性質を通して、

自分自身の本質を見つけ出していきます。

 

正しさ、真面目、きちんとしている、

というのは、良い表現にすると

 

分かりやすい、

適切なアドバイス

明確、的確

法則性に忠実

などとも言えます。

 

これは、ある本質をいろんな角度(視点)で捉えたときのそれぞれの側面(性質)です。 

つまり、これらの言葉をまとめるとなんとなく一つのキーワードが見えてきます。

  

真理を大切にする

真理を追究する

という世界観がでてきました。

 

これが私自身のコアな世界観です。

 

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ここを忘れて、表面的なことに意識を向けすぎていたので、コアな自分から遠ざかってしまっていたのですね。

そのズレを教えてくれていたのが、AさんやBさんなどの

いつものパターンに感じる感情や思考だったのです。

 

 

無意識に否定していた自分に気付き、そんな自分にも許可をすること。

そして、そこから見つけ出したコアな世界観を呼び覚まし

その自分として生きることが大切です。

 

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無意識に持っている前提は、外側の世界に大きな影響を与えます。

この前提が、本来の自分とかけ離れたものであれは、私たちは

コアとズレた世界を投影します。

 

コアな自分に気付くことで、本来の自分に戻り、

その世界観を人生に映し出していくことができるのですね。

 

コアな世界は、人間関係、仕事、健康など、様々な人生に映し出されます。

問題は解決しなくてはいけないものではなく、

コアな自分を呼び覚ますための大切なきっかけなのです。

 

 

私たちは、無意識に勘違いしたフィルターで物事を捉えています。

そのフィルターは、いろんな現実に対しても働いています。

そして、とても大切なサインなのです。

似たような思考や感情が浮かび上がるな、と思ったら

身近な出来事を観察して、本来の自分を取り戻してみてくださいね。

 

 

 

 

 

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