意識で遊ぶ♪ 困ったとき、不安になったときのワーク
パートナーが朝から深刻そうにため息をついていました。
それを見て私は反射的に、身体が「やばっ!」と反応したのです。
どうしよう、と焦って
次第に、あ~あ・・困ったなぁ、嫌だな、
とネガティブな感情が徐々に浮かんできます.
しかし、実際にはなにも起こっていません。笑
彼がため息をついただけなのです。
この場合、私の脳内でいろんな妄想劇場が始まり、
問題が起きたと解釈して、大変だ!大変だ!と感じています。
妄想劇場が起きているときは
それを分解することが大切です。
前提と思考と感情
浮かび上がる感情は
無意識の解釈や価値観などと深く関係しています。
同じ出来事を体験しても、AさんとBさんは感じることが違います。
それぞれ解釈が違うからです。
感情は思考とセットで出てきます。
嫌だな、なんとかしたいな、という思考が浮かぶことで
自分がどんな気持ちなのか気付きます。
私たちは過去の体験によって
無意識に自分はどんな人か、という前提を持っています。
それは無意識の解釈や価値観を創りだします。
つまり、
前提と感情や思考などはとても深い関わりを持っています。
このうちの一つが変わることで他のものも変化します。
この変化を実感することで、無意識の
前提や感情、思考を意図的に自分で変えることができるのだと
分かってくるのです。
困っているときは現実を問題視してしまいますが
遊び感覚で気楽にやってみると
今までとは違った視点に立つことができて
現実の捉え方が変わることを実感すると思います。
いろいろ変えて試してみましょう
無意識に持っている前提は
思考や感情と深い関係があります。
私はこういう人であるという前提が
無意識の解釈や価値観を創り、
そこから感情や思考が生まれます。
私の場合、
彼のため息によって、なにか自分が困った状況になると思い込んでいるので
「私は負担を負わされる人」という前提が見えてきます。
そこから、
なんとかしなくちゃー!という思考が生まれ
しんどいなぁ嫌だな、という不安な感情が生まれます。
① まずは、前提を変える場合、思考や感情はどう変わるでしょうか?
となります。
前提が変わると自然と思考も感情も変わります。
② 前提そのままで感情を変えてみると、思考はどうなるでしょうか?
「乗り越える力がある! 」となります。
「私は乗り越えられる」という思考を持つと前提がそのままでも
安心できるということですね。
③ 思考そのままで感情を変えると前提はどうなるでしょうか?
「私は本領発揮できる人」となります。
思考がそのままでも安心できるのですね。
④ 先ほどの①では前提を変えることで思考も感情も変わることを試してみましたが、
感情はそのままにして、前提を変えると思考はどうなるでしょうか?
なんとかなるという前提の人が不安になるとき
どんな思考をしているでしょうか?
ちょっとイメージしにくいかもしれませんが想像してみてください。
なんとかなる、と信じているのに・・不安になる??
「あれ?私間違ってるのかなぁ?」という思考が浮かびます。
好きな前提、思考、感情を選んでも良い
これらは、正解があるのではなく
自分の感覚でやってみてください。
イメージをしながら遊んでみるような感覚で取り組むことで
今までの狭かった視野が拡がり、
いろんな可能性があることを実感するでしょう。
不安な感情や、どうにかしなきゃ!という思考が自動的に生まれていましたが
どんな思考にするか?
どんな前提で捉えてみるか?
どんな感情を持つか?
を自分で好きなように決めても良いのです。
私は、④の心地よくない感情のまま前提を変えるパターンを
を採用してみました。
これによって出てきた思考
「私が間違っているかも」を選択して、
ストレートに彼に尋ねてみたのです。
「ため息ついてるけど、どうかしたの?」と。
すると・・・
「はぁ??」という返事がきました。
100%否定。笑
なんと!!ため息ではなかったのです。
どうしたって「ため息」にしか思えなかったのですが
彼の中ではなんの問題も起きていませんでした~!
そもそも「ため息をついている」ということが
すでに解釈が加わっています。
ただ、「深く息をしている」だけなのです。
おかげさまで、その後
私は快適に過ごすことができました♪
日常ではこのように
妄想劇場が私たちの脳内で常に起きています。
気持ちの良い感情だけが問題を解消するわけでもないことが
このことでよ~く分かりました。(^^)
みなさんもいろいろと試して遊んでみてくださいね。
講座、WSのお知らせ
潜在意識デザイン協会が開催している、 全国の講座とイベントのスケジュール一覧です。
RYC認定講師 かなやまなほこ
http://ameblo.jp/appreciate0728/