お金と潜在意識の関係がみるみるわかるシリーズvol.1

 

「お金」は、
この資本主義社会に生きる全ての人が気になる
キーワードですね。

お金とその人の関係性を潜在意識で読み解くと、
とても面白いことがみえてきます。

 

 

 

 

 

さてさて。
みなさんは、
「お金はエネルギーだ」
と言われることありませんか?


また、
与えた分だけ返ってくる、
と言われたり、


お金は好きなことに使えば使うほど循環する・・・と。


抽象的で、
「なぜ、そうなのか」をあまり語られないのが
これらの法則なのですが、
これを今日はちょっと具体的に解説してみたいと思います。


まずは、支出と収入について考えていきます。


一ヶ月の間に使ったお金と、
一ヶ月の間に受け取ったお金のバランスが悪いと、
赤字になって、お金がなくなっていきますよね。


逆に、
使ったお金(支出)と
入ってくるお金(収入)のバランスが、
入ってくるお金の方が多ければお金は増えていくわけです。


この違いはなんだろう?と考えていたんです。
だって、
出した分だけ入ってくる、
好きなことにお金を使えば入ってくる、
と言われても、
そうである人とそうでない人がいる。


自己に対する評価は高いのに、
支出が多くて収入が少ない人などを見ていると不思議でした。


自信もあって、
自分の才能もはっきり自覚していて、
自己愛は溢れている(ように見える)のに、
どうしてだろう?と。


この違いはなんぞや?とずっと疑問に思っていました。

 

潜在的なセルフイメージを二つに分けよう 

 

まず、簡単な結論から述べましょう。
支出とは、
その人の「潜在的自己視点」とつながっています。


逆に、収入とは、
その人の「潜在的他者視点」とつながっています。


・・・やけに難しそうな単語が出てきましたね。


これは勝手に作り出した言葉なので
まるで中国語みたいに見えて頭が「?」になるかもしれませんが・・・(笑)
もうちょっと説明したいと思います。


まず、私たちの中には「セルフイメージ」がありますが、
これは2パターンに分けて考えるとわかりやすいです。
自分の中に視点が2つある、というイメージ。

 

一つは
『自分で自分のことをどう思っているか 』
という自己視点のセルフイメージ。


もう一つは
『他人が自分のことをどう思っている、と自分は思うか』
という他者視点のセルフイメージ。

 

つまり、
自分自身からみた自分への評価と、
他者の評価を元に自分を評価するものと、
その二つがある、ということです。


実はこの二つのバランスが悪いと、
「わたしって、本当はこういう人間なんだけどな・・・」
「人からこう言われるんだけど、自分で自分がわからない・・・」
「みんなから認められてない気がする!」


という風になって、
『自分で認めている自分』と、
『他者が認めてくれていると思う』自分との
ギャップに苦しみます。


そのアンバランスがお金の現実にも投影されていきます。


これを支出と収入に当てはめると、とても面白い。



支出は、「実際に使った金額」です。
意識的に使う、とは言え、人はやはり
「自分が自分に対して下している評価基準に合わせて
無意識にお金を自分に使う」ので、
これは、自分が自分に対しての評価と関係します。


頭でどう考えていようと、
「自分はこのくらい価値がある人間だ」
と知っている評価に合わせてお金を使っていきます。


しかし、収入として
「受け取ってもいいと許可できる金額」というのは
「他者がどれくらい自分を認めていると、自分で思えるか」
と関係しているということ。


つまり、
「自分は、他者からこのくらい価値がある人間だ、と思われている」と
潜在意識において、どう他人目線で自分を評価しているのかが
収入に反映されるということです。


その二つの違いを、
 

潜在的、自己視点

潜在的、他者視点


と分けました。

 

あなたは支出と収入、どっちが多い?

 
支出が多くて、収入が少ない場合。
単純に、
「自分が自分に対してしている価値は高い」けれど、
「他者が自分のことを評価しているとは思えない」
ということになります。


逆に、収入が多くて支出が少ない場合、
「自分が自分に対して下している評価」より、
「他者が自分に対して感じている価値の方が高い」
ということになります。


ここで、「え?」と思ったかもしれません。


「自分のことを愛せば愛するほど、お金は増えるんじゃないの・・・?」と。


確かにそうです。でも、
「自分は自分を愛している。でも、他者は自分を愛していない。」
という状態や、
「他者は自分を愛している。でも、自分は自分を愛していない。」
という状態は、
非常にアンバランスです。


そのアンバランスさが、収入と支出に現れてしまうのです。


二つ合わせての『自己愛』なんです。

 

支出と収入、バランスを取りながら大きくしていく

 

単純に考えると、
支出より収入の方が多ければ多いほどいい、
と思うかもしれません。
でも、そんなことはありません。


例え、支出より収入が多くてもそれは
「自分は自分を愛せない。
他者は評価してくれるけれど、自分は自分を評価できない」
という状態になるのです。


そのままどれだけ収入が多くても、

お金を使うことが怖い、
お金を出せない、
お金が嫌い、
お金をうまく活かせない・・・

という状況になってしまいます。


お金はあるけど、心が貧乏状態。

では、どうすればいいでしょうか。
・・・と言われてもぶっちゃけどうすることが正解なわけでもないのですが。


ただ一つ言えることがあります。


長くなりましたので、次の記事で続編をお楽しみください!



 

 

 

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