やりたいこと、得たいものがあっても、迷うとき

何か得たいものがあっても、すぐ行動に移せるときと移せないときがありますね。

得たいけれど、でも・・・

手に入れたほうが良いと思うけれど、でも・・・

と、モヤモヤしているときは行動に移せないものです。

  

「でも・・・」の後に続く言葉の中に、

無意識に抱いている不安や思い込みなどが隠れているでしょう。

 

 

  

無意識がフォーカスしていること

 

顕在意識が「Aを得たい」と思っているとき

潜在意識は何かにフォーカスしています。

  

例えば、

Aを得ればきっと、良いことがあるはずだ、と思っているとしますね。

 

Aを得れば、役に立つ、得する、将来に繋がる、などと

メリットがわりとハッキリしているとき

 

潜在意識はデメリットにフォーカスしているのです。

 

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そのデメリットが、何らかの感覚として浮かんできて、

不安になったり、身体が固くなることで、違和感を感じています。

 

 

私たちは、認識できている情報の中で、つじつまを合わせて「答え」を創り出します。

 

思考で「Aを得たい」と思っているとき、

身体の感覚がちょっと重いとか、不安な感情が浮かんで来るとしたら

Aを得ること=なんだか心配

となります。 

 

実際に、Aを得ることが合っているか合っていないか、ではなく

潜在意識がフォーカスしている情報によって創られた感覚が浮かび上がっているだけなのですね。

 

しかし、私たちは認識している情報を繋ぎ合わせた結果、生まれた答えを

自分の本音と信じやすいでしょう。

 

 

本当の答えは?

 

何かを欲しいと思ったとき、

コアな感覚(世界観)で選んでいるか、メリット(価値観)で選んでいるか

どちらでしょうか。 

 

価値観とは、相対的なものです。

何かが良いと思ったとき、無意識に何かが良くないを感じています。

 

優しい人が素晴らしいと思っているときは、

無意識に、冷たい人は良くない、と思っていますね。

 

そのように、何かを得たいとイメージしたとき、

明確なメリットが浮かんで選んでいるときには、無意識はデメリットにフォーカスしているのです。 

 

価値観が選ぶことが良くないと言っているのではありません。

メリットを求めていても、デメリットも認識できていれば良いですね。

 

 

Aを得たいと思う理由が 

それによって、きっと得をするであろう

というメリットを強く感じて居るとき

 

無意識は、

それがないことで損してしまう、失敗してしまう、などの恐れを感じているでしょう。

 

すると、

Aを得たいのに、

損してしまう、失敗してしまうかもしれない恐れに潜在意識がフォーカスしているので

その不安がフォードバックされて嫌な感情が生まれます。

 

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つまり、

Aを得たいという思考と、

嫌な感情をつなぎ合わせて

 

「あれ?私、本当は欲しくないのかしら?」と

よく分からない感覚になるのです。

 

結果的に、Aを得たいのになかなか行動に移せない、ということが生じます。

 

これは一例なので、

なかなか行動できないとき、必ずしもそうとは限りませんが

 

メリットだけを強く感じて求めているときには、

このようなことが起こりやすくなることでしょう。

  

このとき、

私はAを本当に得たいのだろうか?と真剣に考えても

答えは浮かんできませんね。

 

 

コアな感覚で選択することが大切な理由

 

世界観は相対的ではなく絶対的なので、比較対象が存在しません。

つまり、「Aを得たい!」と思っているときに、

何かはっきりした理由が観えないことの方が多いでしょう。

 

ただ、欲しい!

ただ、好き!

理由なんてない!

という感覚です。

 

このときは、「Aを得たい!」と思ったとき

潜在意識は比較対象がないので何かデメリットなどにフォーカスすることがないのですね。

 

なので、純粋にコアな感覚から溢れてきた情報は

心地良い感覚そのものになるので、とても行動に移しやすくなります。

  

 

価値観は、過去の体験から生まれた

恐れの回避のために生まれています。

そのため、メリットを感じていても、同時に

そうではないデメリットの方も感じるのですね。

 

これをやれば上手くいくはず、をイメージすれば

これをやると失敗するはず、も存在します。

価値観だけで選択したことは、

上手く行くはずと思っているのに、恐れも感じるので

どこか、しんどい感覚を抱くこともあるでしょう。

 

 

まだ出会っていない未来の自分は、

体験から得た価値観によって選択した世界の中からは、見つけ出すことができないのです。 

 

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まだ体験していない未知なる世界のことは、恐れを抱くものです。

 

何かを選択しようとしたときに、「恐い」という感覚があるのならそれは、

未経験なことに対する自然な恐れと言えるでしょう。

 

しかし、心地良くない嫌な感覚が浮かぶのならそれは、

価値観によって選択した結果、

潜在意識がデメリットにフォーカスしていることで

フィードバックされている感覚かもしれません。

 

コアな自分からズレることで私たちは心地良くない感覚を感じます。

つまり、価値観だけで選んだ何かを信じているときは、

自分自身を制限しているようなものなのですね。

 

どうせ私なんて・・

無理に決まっている・・

だから、これを得よう、としているときに

なんだかモヤモヤしたり、迷ったりすることでしょう。

 

 

何かを得ようとしているときに、

嫌な感覚が浮かべば、それが求めていないものなのかな?と疑いたくなります。

 

しかし、

潜在意識は、コアな自分から遠ざかっているときに、心地悪い感覚を生み出すのです。

 

 

答えがなかなか出てこなくて迷い続けているときは、

思考しているモノが良いとか良くないとかではなく

 

自分という存在を勘違いして認識しているよ♪

自分のことを小さく見てしまっているよ♪

というサインが感覚として浮かんでいます。

 

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思考していることの答えが正しいかどうかを考えるのではなく、

自分のことをどんな自分だと決めつけているのか?を見つめることで

コアな自分に相応しい答えが出てくるでしょう。

 

もっと、自分を信頼して!

というサインが現実の中にいっぱい詰まっているのです。

 

 

 

  

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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