未来が見えない、やりたいことが分からないとき

 

未来のイメージはありますか？

やりたいことってハッキリとしていますか？

自分のことなのに、やりたいことが分からないと感じることもあるでしょう。

嫌なことは分かるのに、好きなことはわりと言葉にできなかったりします。

やりたいことが分からないのは、

意識が違うところに向いているときかもしれません。

やりたいことを探しているとき、

具体的な「行動」としての何かを探していると

これ！というものが見つからないことがあります。

目標と目的の違い

目標と目的 は、なんだか似ているようですが

意味が違います。

この違いがハッキリすると、意識の当て方も変わってきます。

・目標を立てる

・目的を持つ

と表現されますね。

目標は、目印です。

旗のようなもの。だから、目標を「立てる」のですね。

何かを達成するための分かりやすい指標です。

具体的に表すことができる行動的なものです。

目的は、抽象的なもので

行動を方向づけるもの、、行動のねらいとなるものです。

分かりにくいので例を挙げてみます。

痩せたいな～と思ったとします。

そのときの目的と目標はこうなります。 

目的：スリムな身体になる！

目標：体重3キロ落とす・ウォーキングする！

体重3キロ落ちることが

スリムになったという基準や目印となります。

しかし、本当の願望はスリムになることではなく、

その先にあります。

本当の願望、「コア」の世界観

本当に求めている願望は、

目的を果たしたときに得られる感覚です。

スリムな自分になったときに感じている

喜びの世界観です。

スリムになったら

きっと・・・○○な私になれる！

というイメージがあります。

おしゃれがいっぱいできて楽しい気分で居られる。

素敵なパートナーを見つけて幸せで居られる。

みんなに注目されてテンションが上がる。

本当の願望は

楽しい気分・幸せな感覚・テンションが高いパワフルな感覚なのです。

この感覚的な世界が

コア（中心・真心・愛）の世界観です。

やりたいことが分からないのは

自分が感じたい感覚を大切にできていなかったりして

そこに目を向けていないとき。

・どんなときがあなたの源泉（コア）に触れるでしょうか？

・どんな場所にいると幸せでしょうか？

・どんな人たちといると飛び切り素敵な自分が出てくるでしょうか？

つまり、

どんな自分で居られる瞬間が好きでしょうか？

世間の価値観でいう

素敵な人、すごい人、ではなく

自分が気持ちよく居られる状態です。

それは、

怒りや悲しみをそのまま出せている自分かもしれません。

笑っている自分かもしれません。

人の心配をしてあげている自分かもしれません。

私たちは、意識的に生きていないと

無意識な自分に振り回されてしまい、

抑えてしまっている自分の性質の一部分を

出してはいけないと思っていることにすら

気付いていません。

こんな自分ダメだよね・・・と

違う人になろうとしているとき、

「こんな自分」が他人として目の前に現れて

抑えている「わたし」の性質の一部分を教えてくれています。

それが投影の仕組みです。

あなたの「忘れもの」を届けてくれているかのように。

自分を取り戻しにいこう 

もしかしたら、

「こんな自分」を出せる場所、人たち、仕事が

あなたのやりたいことかもしれない。

何をやるかは？

なんでもいいのかもしれません。

具体的に見つからないときは、

どんな自分を

「こんなのダメだよね」と思い込んで

見せないように頑張っているのか？

ネガティブに感じている部分に

光を当ててみましょう。

見ないふりしてきた自分の一部に

光を当ててあげることで

未来へのエネルギーが高まってくることでしょう。

自然とやる気が湧いてきます。

未来が見えない・・・

やりたいことが分からない・・・

なんだか疲れた・・・

と思ったら

自分を取り戻しにいくサインです。

勘違いから別れた元カノを連れ戻すかのように。笑

自分自身とよりを戻してください。

内なる女性性を連れ戻すことができたとき

やっと行動する男性性エネルギーが高まってくることでしょう。

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RYC認定講師　かなやまなほこ

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