外側に何かを求める人生を生きるか、コアな人生を生きるか、決めているのは自分です。

コアな状態で在ることがとても大切です。

と、RYCメソッドでは、いつもお伝えしています。

無意識の状態をコアな状態に整えることで、それに見合った情報が引き合うようになるため、本来の自分にとって好ましい現実が創られます。

 

全ての現象は、コアな世界観に繋がっています。

現実の中で感じる心地良くない感情も、コアな世界観にたどり着くためのきっかけです。

どんな現実も、どんな自分も、全ては源に繋がっています。

  

講座やWSなどでご紹介している、たくさんのワークは、

認識している表面的な感情や反応をきっかけにして、無意識の自分に気付いていくことができます。

 

なので、まずは自分が何を感じているのか?どう思ったのか?

分かってあげることが大切ですね。

 

 

感じると判断するの違い

 

目の前に、食べたことのない食べ物があったとします。

え~、これおいしいの?と疑いつつ、

文句ばかり言って食べていれば味なんてよく分からないですね。

 

これが、良いものであるかどうか、ジャッジをしているときは

価値観で測っています。

 

味わうというのは、感覚的なものなので、正解不正解はないですね。

おいしいか、おいしくないか、自分がどう感じているか?が基準です。

 

感情を感じるのも、これと同じことが言えます。

 

何を感じましたか?どう思いましたか?

と質問すると、

まれに、感情とは違うことをお話される方もみえます。

 

「あの人がこうなれば良いと思う」とか

「普通です」とか。

 

自分が何を感じてどう思っているのか?という感覚を

ないがしろにしてしまっています。

 

 

慌しい毎日の中で、私たちはわりと

小さな感情を感じないようにして生きているかもしれません。

もしかしたら、感情を感じている方が都合が悪いと思うこともあるでしょう。

  

やりたくないのに、やらなくちゃいけないことがあれば

感情を感じていれば、進みません。

 

切羽詰まった状況だったら、感じることなんて後回しです。

 

効率よく早く結果を出すことや、周りに合わせて滞りなく生きるためには、

自分の小さな感情に目を向けていたら、やっていけないこともいっぱいです。

 

次第に、感情を感じることを面倒だと思ったり、

感情なんて自分の足を引っ張るものだ、とすら感じるかもしれません。

 

 

感じないようにすることが習慣化すれば、より一層

感じる、味わうということがどんどん日常の中から減っていきます。

  

自分がどう感じているか?は分かりにくくても、

他者に感じるネガティブな感情は、自分事ではないので感じやすいものですね。

怒りなどは表面的な感情であって、自分の本音ではありません。

 

あの人が悪い、あの態度が嫌い、など

他者に抱く感情は、気持ちのような気がしますが

価値観でジャッジした結果です。 

なので、とても思考に浮かび上がりやすく、認識することが容易です。

 

それを常に認識していれば、それが自分の本音であると勘違いすることでしょう。

他者に意識を向けてばかりいると、価値観の世界に居続けると言えるのです。

 

 

価値観で生きるとは

  

価値観だけで生きることは、自分の本音から遠ざかっていきます。

 

私たちは、自分が何をしたいのか?どんな生き方が好きなのか?

知りたいと思っています。

理想的な生き方をしたいと思っていても、その理想が分からなければ

求めることもできないですね。 

 

自分という人間が、

どんな性質で、どんなことが好きで、何をすることが合っているのか?

それら「わたし」を構成する要素がよく分からないままで居ると

外側に答えを求めていきます。

 

それが、お金や地位、仕事、強み、人気、性格、などです。

 

稼ごうとしたり、愛されようとしたり、自分の使命を知ろうとしたりして、

それらの獲得のために人生を費やそうとするのです。

 

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自分が持っていない外的要因を他者が持っていると感じたとき

自分もそうなれば幸せになれると勘違いし、

自分以外の誰かになろうとしてしまいます。 

 

外的要因を願望としてしまうと、とても苦しいものになります。

 

何かを得ようとした瞬間、潜在意識は「ない」状態を創ります。 

「お金が欲しい」と思うということは、「お金がない」からですね。

 

思考で、お金が欲しいと思うとき、

無意識の状態が、お金がない状態を瞬時に創り出してくれるのです。

 

 

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無意識の状態と合ったものが引き合います。

つまり、お金がなくて不安だったり恐れている状態

合った情報が引き合うようになっているのです。

  

欲しいと願えば願うほど、潜在意識に

不安や恐れをオーダーしている、ということなのですね。

 

 

価値観と世界観の違い

  

価値観は、概念や考え方です。

相対的なものなので、

何かが良いということは、他のものが良くないということです。

比較があるので、自信がある・ないも創ります。

 

それに対して、世界観

ヴィジョンやゴール、目的です。

絶対的なものなので、

比較がなく、理由もありません。

確信です。

 

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価値観で何かを願うとき、

相対的なので、必ず

願いと反対の情報が生まれます。

 

顕在意識と潜在意識はセットになっているので、

顕在意識で願ったことは、

潜在意識ではそれが叶っていない状態を創るのですね。

  

しかし、絶対的で比較のない世界観は違います。

 

コアな世界観は、その人自身がもともと持っている大切にしている世界です。

その状態になることで、自然と

それに合った情報と引き合うようになるのです。

(何か?は分からないけれど、そのときベストなものが♪)

 

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願うのではなく、コアな状態になること。

常に、コアな自分で居ることが大切です。

 

外側の現象がどんなものであっても、コアな状態で居続けることが大切です。

その状態が、潜在意識へのオーダーとなります。

 

楽しいことがなくても、不安な気持ちが浮かんでいても、

いつでもどこでも、私たちはコアな状態で居て良いし、居続けることができるのです。

 

外的要因によって、自分の気持ちを決めるのではなく

自分が今、どんな気持ちで居たいのか?どんな感覚で居たいのか?

それをとことん大切にすることが、理想的な人生を生きることへ繋がります。

 

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誰かの許可は全く必要ない

 

社会や周りの人に合わせて生きている時間が多ければ、

感じることを無意識に止めて自分を守ろうとします。

感じていては、やっていけないから。

 

しかし、外側をジャッジしてばかりの日々では、

コアな感覚になかなか気付くことができないのです。

 

忙しい朝に、キッチンに立ったままご飯を食べるしかないとしても、

その瞬間は、味わってあげる。

電車に間に合わなくて焦って走っているときも、頬を撫でる風を感じてあげる。

時間があるないに関わらず、瞬間瞬間を味わうことはできますね。

 

のんびりする時間が取れたら、コアな感覚を思い出そうかな、とか

周りが優しくしてくれたら、温かい感覚になれるかも、と

外側に何かを求めているうちは、いつまでたっても

潜在意識に理想的な人生のオーダーは届きません。

 

どんな状況であっても、不安や恐れ、怒りの思考が浮かんでいたとしても

私は、私の心地良さを最優先して良いのです。

 

そのための許可を誰かに求める必要は全くないのですね。

 

心がホッとするものはなんですか?

顔がほころんでしまうようなものは、どんなものですか?

 

それを思い出して、今この瞬間、心地良くなってみてくださいね。 

その習慣化が未来を創っていきます。

  

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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