なかなか叶えられない願望には「どうせ私・・」が隠れている

今から7,8年以上前のことだったでしょうか。

図書館で何気なく本を探していたら、ある一冊の本が目に入ってきました。

それは、引き寄せの法則の本だったのです。

 

まだ、潜在意識の世界を知らなかった私は、この本を読んで

今まで味わったことのない不思議な感覚になったのを覚えています。 

イメージしたら叶うんだ!

そう信じた私は、その本の内容を理解したつもりで実践しようとしました。 

しかし、上手く行くような行かないような、あまりしっくりこない理解で終わってしまったのですね。

それは、頭で求めている願いと、潜在的に求めている本当の目的が違うということを

そのとき私はまだ知らなかったからです。 

 

RYCメソッドでは、いわゆる願望達成ではなく

より多くの自分の素質を愛せるようになるための一つの方法として

RYCメソッド初級講座の中で、引き寄せの法則をお伝えしています。

 

 

叶う叶わないではなく、他のギフトを受け取っている

  

RYCメソッドでは、願いが叶うか叶わないか、に価値を置いていません。

 

私たちは、何かを引き寄せたいと、願望を設定することで、

その想いをきっかけにして、他のギフトを受け取っています。

 

何かをイメージしたとき、私たちの潜在意識は必ず

それに関連する情報を浮かび上がらせてくれます。

 

レモンをイメージすれば、唾液が出てきますね。

レモンを口にしていないのに、過去の記憶が再現されて

それを現象化してくれています。

 

願望もそれと同じくらいシンプルな仕組みで働いているので

本来、瞬時に叶うものなのです。

 

しかし、私たちには、大きな願いを抱いたとき

それに対して、思考の声が広がっていくこともありますね。

 

旅行に行きたい!と思ったとき

「そうしよう!」と素直に思えれば良いですが 

忙しいから休み取れないな、

今、金銭的にしんどくてお金ないな、

人込みの中、遠くまで行くの疲れるな、

などと、いろんな思考の声が浮かび上がってきてしまうこともあるでしょう。

 

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本来、イメージしたことを瞬時に叶えることが出来る仕組みを持っていても

これらのように、越えなければいけない条件がいっぱいあると

求めている未来はどんどん遠ざかっていきます

  

願っている未来をイメージしたときに、

叶えたいと思っているはずなのに、どうしてか

未来へのプロセスのイメージが浮かんでこないときがあります。

 

モヤモヤしたり、どうせ無理だし・・という想いが浮かんできたりしますね。

 

無意識に私たちは、自分のことを諦めて

こんな自分ではダメだろうな、とか

私にできるわけないし、と

自分自身に×を付けているのです。

 

自分に×を付けていると、未来へのイメージに繋がりにくくなってしまいます。

 

 

どんな自分が隠れている?

 

なかなか叶わないような願いは、無意識に×をつけてしまっている自分自身に出会うことができます。

それらを見つけ出し、

今まで受け入れられなかった自分に〇を付け

今までダメだと思ってきた自分の性質すらも愛せるようになり

コアな自分に戻ることが

コアからの(本質的な)願いなのです。

 

 

RYCメソッド初級講座で行っているワーク、

引き寄せの法則(AtoB)を使って、

×を付けていた私を見つけてみました。

 

 

今の私がAです。

こうなったら良いなと願っている未来の私がBです。

私は、好きなように使えるお金があって

母やパートナ―、大切な友人たちに、好きなものを存分に与えてあげられる日々が良いなと思いました。

 

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Aの私がBの私になるには、

あれやこれをクリアできたらそうなれるだろうな、という条件が浮かんできます。

 

しかし、それら条件をクリアできるのなら

すでにBになっているはずです。笑

 

Bの私をイメージすると、いろんな

どうせ無理だし・・という想いが浮かんでくるのですね。

 

 

それらを書き出してみました。

 

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これらの自分に対して×を付けているのです。

 

この性質は、それぞれ見ていくと

 

頑張れない → のんびり屋

へこたれる → 無理できない

続けられない → 自分の想いに素直

我満できない → 敏感

工夫できない → 同じこと繰り返す

協力できない → 人を理解できない

 

このような言い方もできますね。

これらの性質をダメだと思って、無理して頑張っていたのです。

 

のんびり屋

無理できない

敏感

自分に素直

同じこと繰り返す

人を理解できない

 

って、まるで

ワガママだけど、マイペースな子供のような感覚が浮かびました。笑

  

大人になって、ちょっとは人並みに出来ているフリをして頑張っていますが

無意識に、そうではない部分を否定していたのですね。

 

そんな自分もダメじゃないよ、

そんな性質も良い部分もあるよ、

と、たくさんの自分の性質を愛せるようになるため

私は、今

このような願望を設定した、ということなのです。

 

 

願望は受け入れていない自分に会うためのきっかけ

 

この願望を設定しなくても、今すぐ

大切な人たちに、愛を注げばいいだけです。

 

しかし、

その願いが叶わないと愛を注げられない!

という思い込みが

わざわざ叶えにくい願望を設定します。

そして、そこに執着することで、

どうせこんな私には無理だし・・・という想いを引き出させ

自分の一部分に×を付けていたことに気付かせてもらっているのです。

 

×を付けていた自分に出会い、ひとつひとつ〇にしていくことで

いつしか、AとBは重なります。

 

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Bが叶ったり、もしくは

Bへの執着がなくなって、もっと違う何かが創造されることもあるのです。

 

 

問題や願望はダミーと言われます。

 

私たちは、まだ気付いていない自分自身に出会いたくて

問題や、叶いにくい願望を持っているのですね。

 

嫌な出来事や悩みに翻弄されたり、

なかなか叶えられない自分に落ち込んだりするかもしれませんが、

それすら、

どんな自分も受け入れたいという潜在意識からのメッセージなのです。

 

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そう考えると、自分に対して厳しくしていた力を緩めることができるのではないでしょうか。

 

私たちは、つい自分以外の誰かになろうと無理して

自分に厳しくなってしまいます。

 

肩に力が入って、コアな(本来の)自分からズレているとき

不具合な現実が映し出されます。

 

これらのきっかけを通して、コアな自分に繋がっていきたいものですね。

 

 

 

 

 

完売しておりました、コア・バイブル本の再販売が決定しました! 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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