それ何のためにしているの? 無意識の前提が現実に違いを生む

潜在意識は、私たちが無意識に信じていることを

そのまま現実に映し出してくれています。

 

例えば、

私はとても信頼されている人だ、という思い込みを信じていれば

周りに信頼されているような現象をたくさん見つけるでしょう。

 

もしも、私は叱られる人だ、という思い込みを信じていれば

周りに叱られそうな気がしたり、叱られたと感じる現象を見つけやすくなります。

 

イメージしていること(信じていること)が叶っている、と言えるのです。 

じゃぁ、イメージするだけで叶うのだろうか?というと、そうではないですよね。

 

海外旅行に行きたいと思って、海外のことを毎日イメージしていても

肉体を持っている私たちは、動かないと移動できません。

なので、行動することが必要です。

 

何かを叶えたり、問題を解決するためには、やっぱり

行動する必要があるじゃないですか?

という質問を頂いたので、その解説をしていきたいと思います。

 

 

何のために行動するのか? 

 

困ったことがあって、その問題を解決したいとき

私たちは何らかの行動を選択します。

 

例えば、会社の部下がきちんと仕事をしてくれなくて困っているとします。

相手にきちんと正しいことを伝えても、なかなか言うことを聞いてくれない

ということありますね。

 

どれだけ分かりやすく伝えても、正しい方法を説明しても理解してくれない。

それどころか、話を聞こうともしない、なんてこともあります。 

よくあるコミュニケーションの悩みですね。 

 

相手に自分の想いを伝えて、変化して欲しい

という願望を叶えるために、

相手に自分の想いを伝える、という行動をしようとします。

 

そりゃそうですよね。

言わないと伝わりません。

 

なので、一生懸命、相手にアプローチをして

どうして欲しいのか?をしっかり伝える努力をします。

 

問題を解決しようとするのです。 

 

しかし、大切なのは、

相手には言葉そのものが伝わっているわけではない、ということです。

 

潜在意識は言葉や文章の意味を理解しません。

なぜ、その行動を取るのか?という理由が重要です。

 

仕事をきちんとしない相手を良くないと感じて

何かを一生懸命伝えようとしているときは、

無意識に、自分は正しい、相手は間違っているという前提があることが分かりますね。

  

○○をしてください、と伝えているようで

相手に届いている感覚は、

あなたは間違っているという否定的なエネルギーだったりするのです。

 

すると、どれだけ正しいことを言っていても、

相手にとっては、責められている、恐い、という感覚が届いているので

心を閉じてしまい、こちら側の話は全く届かないということもあるでしょう。

 

相手が間違っているから

自分の想いを伝えて、変わって欲しいのか?

 

・伝えることで良い状況になると純粋に思っているから

自分の想いを伝えて、より良くしたいのか?

 

どんな理由で取っている行動なのか?によって

結果として現れる現実は違います。

 

無意識の状態(前提)がそのまま現実に投影されているのです。

 

 

常にオーダーをしている私たち 

 

潜在意識にオーダーしたものを私たちは現実として受け取っています。

 

目の前に広がる現実世界は、自分が無意識にオーダーした感覚が

そのまま反映されて創られているのです。

 

心配ばかりして心地良くない感覚で常に過ごしていれば、

それは、潜在意識に「心地良くない感覚」をください!

と伝えているようなものです。

 

問題や悩みを抱えて、常にそれに対して

どうしよう、なんとなしなくちゃ、困ったな、と考える時間が多ければ 

そのときの感覚、

不安や恐れ、何かに対しての怒り、悲しみ、などを

常にオーダーしていることになります。

 

潜在意識は、習慣化していることを大切なことであると判断し、

それを全自動で簡単に浮かび上がらせてくれる仕組みを持っています。

いつもいつもイメージしていることを

簡単に現実化してくれるのですね。

 

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つまり、

問題解決ばかりに時間を費やして、

それをどうにかしようとすることを考えていることが多ければ 

それをイメージしているときの自分の感覚

潜在意識に届いています。

 

嫌だ~、恐い~をください、

と言っているようなものなのですね。 

 

無意識にそのオーダーが届いて、好ましくない現実という料理が創られているのなら

違うオーダーに変える必要があります。

 

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私が食べたいのは、おいしい料理なんです!

これじゃありません!

と、適切なオーダーを伝える必要があるのです。 

それがコアな感覚です。

 

 

コアな感覚に触れる時間がオーダーとして届いている

  

コアな感覚に触れる時間が大切なのは、

その感覚そのものが潜在意識へのオーダーとして届いているからです。

 

私たちは、何か問題があったり、忙しい日々を過ごしていると

気持ちの良い気分になんてなれるはずがない、とか

そんな余裕ない、と

自分が心地よくなることを諦めてしまいます。

 

しかし、この感覚が常に

潜在意識にオーダーとして届いていて、

それが料理として目の前の現実に創造されているのなら

 

普段、自分が

・どんな感覚で過ごしていることが多いのか?

・本当は、どんな感覚で過ごしたいのか?

ということがとても重要であると理解できるでしょう。

 

 

周りの状況に影響されて自分の気分が決まっていると感じますが、

そもそも、その現実が、自分の無意識のオーダーで創られています。

 

なので、自分が本当に得たい感覚を常にオーダーし続けることが大切なんですね。

 

 

問題があっても、しんどい状況であっても

私たちは、気分よく居ても良いのです。

 

お天気の良い慌しい朝、フッと目に入る

キラキラした日差しに一瞬、感動しませんか?

 

瞬間的過ぎて、気にも留めないくらいの小さな感動を

私たちは、つい見落としてしまいがちです。

 

嬉しいことなんて全くない、と感じていても

よ~く思い返してみれば、毎日何かを感じているのですね。

味わうことや、振り返ることがないから、気付いていないだけで。

 

喜びの感覚を開いて、自分に素直になること。

日々の小さな喜びを見つけたとき、ほんの数秒でも良いから

感動している自分を見つけてあげること。

 

それがコアな感覚を潜在意識へオーダーし続けることに繋がっていきます。

 

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何度も言いますが、

習慣化していることを潜在意識は大切なものとして認識します。

 

つまり、コアな感覚に触れる時間が増えるということは

コアな世界が当たり前に創造される人生を生きることができる

ということなのです。

 

 

問題解決に意識を向け続けているな、と気付いたら

今すぐ、コアな感覚を思い出してみてください。

 

コアな自分なら、どうするだろう?

と、改めて自分自身に問いかけてみましょう。

そこから生まれる行動は、自ずと

コアな自分に相応しいものとなっていきます。

 

手に負えない問題があったとしても、

毎日、コアな感覚を呼び覚ましていくことで

コアな自分に見合った現実が創造されるでしょう。

 

それは、どんな結果になるのかは、

お楽しみ♡というような感覚で

待ってみると良いですね。

 

それが、願いへの執着を手放し、お任せするということでもあります。

 

せめて一か月間、コアな感覚を思い出す時間をたくさん感じてみて

どんな料理(現実)が出てくるか、試してみてくださいね。

 

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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