変われなくて苦しい!どうして?と思うくらいなら・・・
月ごとにテーマを設けて『潜在意識デザイン®︎ライブラリーサイト』からオススメ記事をお届けしております。
5月のテーマは、「リニューアル」!!
変わりたいと思えば思うほど、
変わりたいのに変われない、という気持ちが強くなることがあります。
ああ、あれも変えなきゃ。
ここも変えなきゃ。
変えたいところばかりのように感じ、苦しくなることもあるでしょう。
新しい時代のスタートを切った今。
潜在意識デザインにまつわるヒントを、秦由佳の視点からお届けします。
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「変われなくて苦しい!どうして?と思うくらいなら・・・」
自分を変えられないことに苦しんでいる人が多くいます。
かつて私も同じような苦しみの中にいました。
どれだけ本を読んでも
どれだけセミナーにいっても、
同じようなことばかり聞いている気がするのに、
自分がちっとも変わっていないように思える…。
そんな時、実は最も大切なのは
「自分を変える」こと以上に
「自分の正しさを変える」ことなんです。
自分の姿形
反応するもの
感情のくせ
思考のくせ
お金に対する価値観
お金に対する反応
人との付き合い方における自分
自分との付き合い方における自分…
探せば探すほど変えたくなるところがたくさん見えてきます。
それは終わりのない戦いのようで、その戦いに勝てるような力を身につけようと、わたしたちは気づかぬままどんどん過剰武装していく。
自分を変えること以上に、自分が持ち続けてきた正しさを変えることのほうが、勇気がいり、そして怖かったりするのです。
多くの人は価値観を変えることができれば自分は変わる、と思って
様々な価値観を変えていこうと努力します。
ですが、入れる価値観が変わっても、すでに古い価値観や正しさによってつくられた「からだ(入れ物)」がいうことを聞きません。
そこでバグが生じてしまうのです。
イメージにしくいので例え話にしましょう。
自分を一台の車だと想像してみてください。
車、というものはパーツの組み合わせでできています。
そしてそこにガソリンを投入すると、動きます。
では、パーツは1990年代のまま。
組み合わせ方だけ2015年仕様にしたら、どうでしょうか。
そこに2015年版の最新のガソリンを入れているイメージです。
でもパーツは1990年代のまま。
・・・どんなにガソリンを新しくしても
どんなに組み合わせ方や表面的な見た目を新しくしても
「パーツ」そのものが古いままだと必ず負荷がきて、そのうち壊れてしまう。
これが、心理学や自己啓発を学ぶことの注意点でもあるとおもうのです。
新しいガソリンというのは新しい価値観のことです。
ですが、それを入れるそもそもの入れ物が、その年代に合っていなければ
どんな新しい価値観を入れてもそれはマッチしません。
結果的に
「わかっているけど、できない」
(新しいガソリン入っているけれど、車は動かない)
みたいな状態が生まれてしまうのです。
冒頭では、
「自分を変えるのではなく、自分の持つ正しさを変える」
と書きました。
これをもっと具体的にいうのであれば
正しさ、というのは「すでに浸透しきっているすべての習慣」です。
「正しいと思うこと」ではなく
すでに自分が当たり前にしすぎていて気づかないようなくらい普通の「正しさ」です。
もはや、「正しい」と思ってもいなくても
そのように作動してしまう、習慣のようなものです。
例えば、
・尊敬していない人に影響を受けていませんか?
→わたしは、尊敬する人にしか影響を受けません。
だから嫉妬したとしても、相手が尊敬する人ならそのまま嫉妬し続けます。
でも、尊敬しない人に嫉妬したなら、もう一度問いかけます。
「その人に影響を受けて、自分は幸せ?」と。
あとは、
・望まないことしか口にしていませんか?
→わたしは、人ごみの多いところを歩くとき、
必ず「するする~っと歩きたい」と想像します。
「ぶつからないように」「ぶつかりたくない」ではなく、自分が望むものにフォーカスを与える。
望まないことを語っても身体はそれをストレートに聞き入れてくれて、結果的にそればかり、現実化していきます。
変われない、と言って苦しいあなた。
変わりたいのに変われない、というのが口癖のあなた。
どうしてたくさん学んでも変わらないのだろう、と密かに自分を責めているあなた。
ストップはいまここから、ですよ。
変われない自分を「変われる自分」に変えるのではなく、ずーっと習慣にしてきた自分の「正しさ」というものを見つけ出してみてください。
そして、秘訣は「その真逆をいく」ことです。
日常の中で変えるのであれば
・ファッションを変える
・住む場所、家の中を変える
・食べるものを変える
これ、とても大切ですよ。
(抜粋ここまで)
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「わかっているのに、できない」
まさに、そんな経験が続いていたこの数日間。
「あんな風にできない」
「あの人のようにできない」
すでにできている(ように私には見える)人たちの姿を追っては、
どうせわたしは・・・というセリフを自分へと投げ続けていました。
ここで、自分を変えるのではなく、「自分の正しさ」を変えるとしたら?
わたしにとっての「正しさ」を見つめてみると、
「できないから言わない。できないから表現しない」
そんな自分の中の正しさが浮かび上がってきました。
もちろん、それは“正しいと思って”選択してきた行動ではありません。
幼い頃から息を吸うようにして選び続けてきた「正しさ」なのでしょう。
自分の中に深く浸透しきっている「正しさ」を見つけ出し、
日常の中で、その逆をやってみること。
そんな風に、くるりとひっくり返す体験を楽しんでみようと思います。
潜在意識デザイン協会/一ノ瀬
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