文句が多いときは、過去に生きている

外側で起きている出来事に対して

無自覚に生きていると 

自然と浮かび上がる思考や感情がうるさくなってきます。

 

 

私たちは、

何かを認識しているときすでに

自分だけの思い込みや価値観などで

目の前の事柄を判断しています。

 

認識してた瞬間

なんらかの判断をしているので

結果として思考や感情が浮かぶのが当たり前です。

 

  

文句やこだわりが強く出てくるとき

 

 

何かを選択するときに

たくさんの条件やこだわりが気になってしまうことがあります。

 

 

本来は、自分の本音に従って生きていけば

自然と良い方向に向かうはずですが

私たちは、本音を意識する前に

勝手に浮かび上がる思考や感情をキャッチしやすいので

それを本音だと勘違いしてしまいます。

 

  

あれがイヤ、これがイヤ、と

いろんなことが気になり過ぎて行動できないとき。

 

このような状態になっています。

 

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これがイヤ、という判断がたくさん浮かんでくるということは

無意識に持っている価値観がいっぱい浮かんでいるということです。

 

 

過去の体験したことが情報として潜在意識領域に蓄積され

それらの情報の組み合わせによって

「これは○○である」という無意識の解釈が生まれます。

 

 

それをもとに、こうするのが良い、これは良くないという

価値観が創られます。

 

 

このようにして、私たちは、目の前のことを判断しているのです。

 

  

つまり、

何か条件にうるさくなっているときは

価値観の世界(=過去の世界)に生きているときであると言えます。

 

  

では逆に、

出来事をそのまま受け入れているときは、このような状態です。

 

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起きていることをそのまま受け入れている状態は

価値観によって出来事を測っていません。

 

 

価値観が働かないということは

過去の体験で物事を判断していないので

過去の世界に生きていないと言えます。

 

 

価値観が出てこないとき、脳内はとてもシンプルです。

 

正解を探さない、比較がない状態なので

人生に文句があまり出てこないでしょう。

 

 

思考は、つじつまを合わせて本音のように思わせる

  

 

例えば、

転職などで仕事を選ぶときなど。

 

お金が・・、時間が・・・、お休みが・・

しんどいのが・・、能力が・・

と、いろいろ条件で選びますね。

 

 

過去に

「先生が生徒に命令していた」記憶と

「言うことを聞かなくて叱られた子」の記憶が

あったとします。

 

これらの記憶の組み合わせから

恐いな、かわいそうだな、という感情が生まれるとします。

 

 

このとき、

無意識な解釈(コントロールされている)や

価値観(支配は良くない)

が生まれたりします。

 

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過去の体験から創られた価値観によって

今の出来事を測るので

 

転職先を選択するときも、

 

フォーカスしている情報が

潜在意識領域にある「コントロールされる」という情報とリンクしていると

危険だ!という感覚が生まれます。

 

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それを認識するときは

この仕事、この会社、キライ~!という思考が浮かんでいたりするのです。

 

 

本当に好きか嫌いかは別として、

潜在意識は、

危険であると判断した情報に対して

自分から遠ざけようとする働きが起きるため

 

本当の理由のように

「これ、キライ!」と

思考が上手く、つじつまを合わせてくれます。

 

 

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ネガティブな反応が強く出るとき

 

 

過去の体験から

必ずしも、このような価値観を持つわけではなく、

顕在化しやすい(慣れた)情報の組み合わせから

私たちは無意識の価値観を持っています。

 

 

私たちは、

たまたま組み合わせられた情報によって浮かび上がった思考が

全てであると勘違いしてしまうのです。

 

 

自分の考えていることが本音であり

それをもとに選択することが良いと思いがちです。

 

 

何かに対して強く反応をしたときは

恐れに回避のために持った

価値観が働いています。

 

 

凄くイヤ!これ、許せない!

感情的になっているときは

過去の世界に生きています。

 

 

つまり、

思い込みで目の前のことを判断しているということです。

 

 

キライだと思い込まされているだけで、

もしかしたら、

目の前の事柄は大切なものなのかもしれません。 

 

 

 

潜在意識は、私たちの生命の維持のために

危険を回避するように自動的に働いてくれます。

私たち自身を守ってくれているのです。

 

 

その仕組みによって浮かび上がる思考や感情を

本音だと思い込んでしまうと

コアの世界観から遠ざかってしまうことでしょう。

 

 

本音に近づくには

 

 

出来事に対して、

まずは、シンプルに受け入れてみること。(判断しないということ)

 

そうすることで、

過去の世界から抜け出すことができます。

 

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感情に囚われていた状態から

コアの感覚を取り戻し、

そこから、物事を捉えてみると

浮かび上がってくる思考や感情が

感覚的なものへ変わっていきます。

 

 

これが本音に近い感覚です。

 

 

 

文句がいっぱい出ているときは

過去に生きているよ~♪というサインです。

 

 

何を怖がっているのかな?

何から逃げようとしているのかな?

 

自分の無意識を観察してみてください。

 

 

 

目の前の出来事を、「はい♪」と受け入れられるようになれば

本音はとてもシンプルになってきます。

 

 

でも、抗いたいときもありますよね。笑

そんなときは、

「あ~、今は受け入れたくないんだな~」という気持ちを

認めてあげましょう♪

 

 

コアな世界観で生きることに

少しずつ、慣れていきたいものですね。

  

 

 

 

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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