浮かんだ直感を信じることができない理由
ある場所に行きたい!欲しい!と、気分が高まっていたのに
急に、その気がなくなることってありませんか?
直感って急に浮かんできますね。
浮かんだ瞬間は、それを本当に望んでいて、やりたい、得たいと思いますが
なぜか、しゅ~んと小さくなることもあります。
とても喜びを感じていたはずなのに、
時間の経過とともに、どうでもいいかと思って諦めてしまうこともあるでしょう。
直感は過去が影響していない情報
直感とは、本来とてもニュートラルな感覚です。
潜在意識を
・身体的無意識(体験した情報が蓄積されている領域)
・精神的無意識(世界観、ヴィジョンなどの領域)
に分けて捉えてみましょう。
純度の高い直感(コアな世界観やヴィジョンなど)は
精神的無意識から顕在意識に上がってきます。
顕在化する途中で、身体的無意識の領域を通ります。
そのとき、ニュートラルな直感に
過去の体験から得た情報がくっ付きます。
身体的無意識は、
生まれてから体験してきた情報が蓄積されています。
これらの情報をもとにして、目の前の事柄を判断するのです。
目の前に、リンゴがあったら
無意識の情報にアクセスして、
同じもの(なければ似たようなもの)を検索し
それを顕在意識がキャッチするために
「あ、リンゴだ」と分かります。
それらの判断材料がそこにあるために、私たちは物事を判断して生きられます。
これらの情報は、私たちが何かを選択するときの基準となる
価値観や感情などを創り出します。
つまり、
深いところから上がって来た直感に
過去の体験から生まれた、価値観や感情、思い込みなどがくっ付いてくるので
純粋に、これ欲しい!と思っても
・お金がないしなあ
・時間がないしな
・損したら嫌だしな
などの不安や恐れが浮かんできて
最初のテンションが上がった思いが段々、小さくなっていきます。
無意識にくっ付いている情報が多ければ、認識しにくくなりますね。
直感がニセモノかもと思わせる仕組み
無意識に持っている恐れなどの情報は
身体的無意識から上がってくるので
身体の反応も伴います。
つまり、恐いよ~不安だよ~
という無意識の情報は
緊張して固まった身体や、震え、ザワザワ感、として感じます。
なんだかしんどい、とか気分が重いなどもですね。
心地良くない反応なので、その状態を嫌って
そうではない状態になろうとします。
その原因といえる、始めに浮かんだ情報を
諦めることで安心しようとします。
心地悪い状態を回避したくて、
気付かないうちに、「や~めた」と無意識に選択し
私は、これを好きじゃなかったんだわ、と理由を付けて、納得するのですね。
ニュートラルな情報として認識するには
では、始めに浮かんだ情報を
ニュートラルにキャッチするにはどうしたらいいでしょうか。
①恐れや不安などを明確にする
浮かんだ情報にくっ付いている
恐れや不安などを明確にすることで
中にある純粋な想いを認識できます。
②反応を観る
欲しい、やりたい、と思ったものを
諦めたときの無意識の反応を観察します。
やっぱりやめとこう・・・と思ったとき、
身体の反応はどんなものだろう?と
素直に観るのです。
*素直とは
子供のように正直に、どんな些細な反応も見ないフリをしないということです。
小さく小さく、感じている
怒りや、悲しみ、寂しさ、しんどさ、恐さなど、
どんなものでも、です。
好ましい感情などは私たちは受け入れやすいですが
ネガティブな感覚をともなうものは、無意識に許可していません。
大人なんだから、いちいち悲しんでちゃダメとか
人のコト悪く言ったらダメと、良い人ぶろうとします。
誰も見ていないのに。笑
トコトン素直になることで
無意識の反応というものに気付くことができるのですね。
素直に反応を受け入れることができる人は、
本来の自分に繋がりやすいでしょう。
③明確にしたあと、もう一度感じてみる
たくさんの余分な情報を取り除いたあと
再び、ニュートラルな状態になって
最初に浮かんだ直感を感じてみます。
すると、感じ方が違うのですね。
ニュートラルな感覚がわかるでしょう。
ピンと来ないなら必要ない?
以前、ある方からお誘いを受けました。
それは奉仕の活動だったのですが、
私はあまりボランティアとかに意識が向いていないので、ピンと来なかったのです。
ネガティブな反応が浮かんでこなければ、
とくに興味がないと判断するところですが、
ここで自分の身体の反応を注意深く観てみてみました。
あまりピンと来ないし、興味ないけどなぁ・・・
でも、なんだか身体が重いな、と気付いたのです。
本当に自分にとって興味がなくて必要がない情報ならば
ふ~ん、という感じで、ニュートラルな状態なはずです。
参加不参加の返事をすれば良いだけのことですが
どうしようかな?と考えているとき、どことなく気分が重いのです。
ということは、何か勘違いした思い込みがそこにあります。
もしかしたら・・・
過去の経験があまりないだけで、これから興味が出てくる未開拓な分野かもしれません。
好き嫌いという思考だけを信じて何かを選択することは
自分を制限させていることでもあります。
好き、嫌い、
というのは、過去の体験によって生まれた思い込みです。
心地良い思い込みならこれからも持ち続ければいいですが
なんだか心地良くないものならば、もう手放しても良いのですね。
この重い感覚を手放すためには、
気付いていないことを明らかにする必要があります。
見えないモヤモヤを明確にする
先ほどの
①恐れや不安などを明確にする
をやってみました。
ボランティアという言葉に対して、私はどんな思い込みを持っているのでしょうか?
・最後までやりきれないかもしれない
・体力がない
・ボランティアにかける時間や経費などの力がない
などの恐れが出てきました。
つまり、
頑張れない、しんどいの苦手、な自分を見たくなくて
私はソレを好きじゃない、興味がない、と判断しているのです。
ただ単に、経験があまりないためにピンと来ない
ということもありますね。
次は、
②反応を観る
諦めたあとの感覚を観てみました。
「参加しません」という返事をした後の気分が、
なんだか、どよ~んとしていたのです。笑
お誘いに応えられなかった自分をダメだと思ったり
奉仕活動をできない自分は人として失格だとか感じていたのでしょう。
純粋に「活動そのもの」を観ていないのですね。
よく分からないモヤモヤした情報をこのように明確にしてから
③明確にしたあと、もう一度感じてみます
もう一度、誘われたときのことを思い出してみると・・・
不思議なことに
「やってみてもいいかなぁ」と思えるようになりました。
ただ、明確にしただけで捉え方が変わったのです。
結果的に、
お返事の期限が過ぎていたので体験はできませんでしたが
またいつか機会があるよね、と考えることができて
とくに反応することもなくなりました。
このおかげで、私は
また一つ、人生の選択肢が広がったような気がします。
ピンと来ないからといって
必ずしもそれが自分にとって必要じゃないとは言い切れません。
ピンとくる、と判断しているのも、思考であることが多いからです。
直感を信じたいと思いつつも、
直感のような思考や感情を採用しているかもしれません。
なんとなく、しっくりくる、ピンときた、
などの感覚に加えて
無意識の反応や状態などもよく観察してみると
純度の高い直感を感じることができそうです。
無意識の反応を素直に感じることが
とても大切なんですね。
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