一つの不安から芋づる式に不安が生まれるとき

 

困った出来事が起きると

ネガティブな感情も浮かびあがります。

 

浮かんできた情報に対して

また新たに、

違う感情も生まれたりすると

どんどん不安が大きくなっていきます。

  

心地良くない状態で居たくないので

ネガティブな感情は、早く消してしまいたいと思いますが

  

消そうとしてもなかなか消えてくれません。

 

 

消したい思考や感情 

 

 

心地良いと感じる情報は

リンクしている潜在化情報も

自分にとって良いものであると無意識に感じるので

消そうとは思いません。

 

 

「消したい」ということは

その情報(不安)とリンクしている潜在化情報が

また違う恐れを無意識に感じさせています。

 

 

f:id:ryc-method:20180601201109j:plain

 

顕在化したのは

不安感情という情報だけれど

リンクしている他の情報は潜在化して気付けていないので

それに対してモヤモヤとした反応は出てきます。

 

f:id:ryc-method:20180601201130j:plain

 

 

 

浮かんできた情報に良いも悪いもない

 

 

過去の体験と体験が組み合わさり

無意識の解釈や価値観が生まれることで

思考や感情が生まれます。

 

今、感じていると認識するのです。

 

 

なので、 感情から

自分が無意識にどんなことを信じているのか?

何を抑圧しているのか?

などが見えてきます。

 

 

感情や反応は

自分の無意識の状態に気付くためのきっかけとして

とても必要なものなのです。

 

 

しかし、先ほどの図のように

潜在化した情報が自分にとって恐れとなっていると

 

一部の感情を

見ないフリしたり

遠ざけようとしたり

消そうとしてしまいます。

 

 

一部の情報だけを顕在化しないように頑なになっているときは

自分にとって今、必要な情報も顕在化しにくくなります。

 

 

何かに囚われているとき

つまり、

不安感情しか気付けていないとき、

悲しみしかないと思っているとき、

というのは

他の情報が顕在化しにくくなっているのです。

 

f:id:ryc-method:20180601201159j:plain

 

潜在意識領域にある情報が

スムーズに顕在意識領域に移動して

必要なメッセージに気付くためには

 

今、認識している情報以外のものが

移動できるようにしなければいけません。

 

 

移動するというのは

他の情報が顕在化することを

許可するということです。

 

どんな感情が浮かんできても、

どんな嫌な思考が浮かんできても、

そのままにする、ということです。

 

 

ほかの情報が顕在化するとき

 

 

不安を消したいとき

 

ポジティブに考えなくちゃ!

くよくよしていてはいけない!

否定的なことばかり考えていては解決しない!

と、自分が思考することを

限定しようとします。

 

 

しかし、

いろんな情報を顕在化させるには

潜在意識領域と、顕在意識領域の境界にある

クリティカルファクターが緩んでいる状態だと

たくさんの情報が行き来します。

 

f:id:ryc-method:20180601201223j:plain

 

情報が行き来するということは、

忘れたくても忘れられない囚われた状態が

気にならなくなり

他の必要なことも浮かび上がるようになる

ということです。

 

 

 

クリティカルファクターが緩む状態というのは

リラックスしているときです。

 

リラックスしているときというのは

何も心地いいときだけとは限りません。

 

 

不安が次の不安を生み出し

最悪なパターンを連想するときってありますね。

 

もしかしたら・・・こんなことが起きるかも・・

とイメージが浮かんだあとで

イヤイヤ、それは考えててはいけない!

自分の気持ちを抑えようとします。

 

 

しかし、

一つの不安から芋づる式に次の不安が生まれて

最悪な状況を想像しているときは 

無意識にリンクしていた他の情報が浮かんできたということです。

 

 

 

それに対して、

ただ気付くだけ。

 

この、ただ気付くだけ

というのがポイントです。

 

 

どんなものが浮かんで来たとしても

「あぁ、そうか」と認識するだけでいいのです。

 

 

嫌なイメージが浮かんできても

あぁそうなんだ。

想定できる最悪なイメージだったとしても

あぁそうなんだ。

 

 

あぁそうなんだ、

という力を入れていない状態が

リラックスです。

 

f:id:ryc-method:20180531224700j:plain

 

 

なにも

お風呂に入っているときや

気持ちの良い気分でいるときだけではないのです。

 

 

浮んだ嫌なイメージに対して

消したい、考えたくない、と思うときは

抵抗している状態なので

リラックスしていません。

 

 

どんなものが浮かんで来たとしても

それはただの情報の一部分であると認識し

あぁそうなんだ、と思うだけ。

 

 

情報がたくさん浮かぶということは

顕在領域と潜在領域の情報が

くるっくるっくるっくる♪と

入れ替わり立ち代わりしているということです。

 

 

f:id:ryc-method:20180601201253j:plain

 

この状態が一番良いのですね。

 

 

良いコトばかりを想い浮かべたいと思いがちですが

 

本来の自然体な状態は

たくさんの情報が軽やかに行き来することなのです。

 

 

ネガティブな感情や思考を抑えようとするときは逆に

力が入り過ぎている状態です。

 

それでは、

必要な情報すら

浮んでくることはないでしょう。

 

 

そうなると

感情に振り回されて慌てるだけで

良いアイデアなどは浮かびにくくなります。

 

 

リラックスしていないので

顕在意識でキャッチできないのです。

 

 

どんどん、

いろんな感情や、イメージなどを

顕在化させて

自分の中心と繋がることができたら

コアからの大切なメッセージも上がってきます。

 

 

どんな情報が浮かんできてもOK!

と、自分の状態に許可してあげましょう。

 

フッとしたときに

必要なメッセージに気付くことができます。

 

 

常に、情報を行き来させてあげてくださいね。

  

 

 

講座、WSのお知らせ 

 

潜在意識デザイン協会が開催している、 全国の講座とイベントのスケジュール一覧です。

 

RYC認定講師 かなやまなほこ

http://ameblo.jp/appreciate0728/

 

 

 

Copyright © 2017 RYCメソッド All rights reserved.