それを自分の気持ちだと勘違いするからおかしくなる。《潜在意識との会話の仕方》

RYCメソッド開発者 秦由佳の過去記事からの抜粋です。

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機嫌が悪くなったとき
ネガティブな妄想や不安に押しやられているとき
頭の中から暴言や罵倒の声が聞こえるとき

わたしたちはそれらの声や感情や
身体の硬直を

”自分のものだ”として認識してしまいます。


当たり前です、自分自身に起きていることですから


『これは自分の考えだ』
『これは自分の感情だ』
『これは自分の声だ』
『これは自分の不安だ』

と思ってしまい、
同調してしまい、

その原因をまた自分の中から探そうとします。


これでは”自分責め”はなくなりません。
無意識に常に、

”自分が悪い”のループの中にいてしまうのです。

 


私は別に、

幽霊のせいだとか
悪魔のせいだとか言いたいわけではありません(笑


でも、

自分の中から聞こえるもの、生まれる感情が

すべて

”あなたのもの”ではないってこと。



てかむしろ、

人間の本音なんて常にすんごくシンプル。

そして、いつでも”今ここ”にしか、ない。

食べたいとか
寝たいとか
遊びたいとか
行きたいとか
行きたくないとか
わからないとか
できないとか
やりたいとか
むり

とか。笑


もう嫌だとか、
嫌いだとか、
むかつくとか、
なんでわかってくれないのとか、
バカじゃないとか、
どうしよう、とか


聞こえてても『わたしの声なのか?』って、

ちょっと、距離をおく。


実はそうやって捉える習慣をつけることって
とてもとても大切なんです。




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これは特にね、

自分の本音がわからない・・・

という方にオススメです。

例えばこの図を見てみてください。

 

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本音の上に、ぐるぐるぐる〜っと。

これは

様々な価値観の声や抑圧の固定観念や感情のこと。


これらが外にアウトプットされきったときにはじめて、

本音というのは顔を出すわけです。





”価値観”と”あなたの気持ち”は同じではないよ、ってこと。





価値観は主に、

過去の体験や誰かから言われたことを元に作られています。

価値観には何かしらのメリットとデメリットがあり、

さらに言えば価値観というのはルールを作るので、


必ずそこには

・恐れ
・不安
・不信感
・罪悪感
・無価値観

などが根付いているのです。



それら価値観によって生まれるジャッジ・判断・批評というのは

ほとんどの場合、


『自分を納得させようとするもの』です。



ねぇねぇ、

めっちゃ簡単に

それを本音だと、思っていない??


ってこと。


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でもね、大切なのはやはりこの図で、

 

 

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結局、本音というのはその上にある

『建前の気持ち』とか
『遠慮の気持ち』とか
『拗ねているだけの言葉』とか
『人を試すような言葉』とかを


出してはじめて、出てくるのです。


それらが出切らないと、
どれが本音なのか?わかりません。


だから、


ネガティヴもポジティブもどんどん出せないと
本音もわからないよ


ってこと。


あ、アウトプットするってことと
それを問題視するってことはまったく違うっていうか、


真逆

だからね。笑


多くの場合(特に女性)は


口々にネガティヴを吐き出しますが

意識がアウトプットではなく
問題視している状態なので


アウトプットしたものをまたさらに食べて
結局、

意味ないルーティーン繰り返しているだけです。笑


心当たり、ありますでしょうか。


ブログに吐き出すし、
紙にも吐き出すし、
友人にも聞いてもらうし、
口に出しているのに・・・

という方。


出したもん食べないってことは、

それを問題視しない、ってこと。


もう一度書いておきますが、


アウトプットするってことと
それを問題視するってことはまったく違うんでね!!!


要注意です。




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これをわかっていると何が良いって、
例えば誰かと喧嘩したときや
パートナーと喧嘩したときに。


結局、本音を知りたいし、相手に伝えたいじゃないですか。



でも、いきなり本音なんて、出てこないわけです。

特に、普段から言いたいこと言えてなくて
遠慮していて
自分の表面的な感情も発散できずにいるなら

余計に溜まっているもんは多い。



だから、本音で誰かと繋がりたいなら

まずはちゃんと建前の気持ちも恐れずに
出し切ってしまうことが、大事なのね。



でも、それらを自分の本音だと思わずに出せるから
エネルギーが違うわけです。


本当に思っているわけではなく、
自分の中にある、価値観やルールがしゃべってんだ、、、

と思いながら、

「ちょっと吐かせてくださいー」


ってね、やるのです。




あ、もちろん

相手に一言、ことわってからでもいいし、
(男性に対してなら特に)

自分で思う存分

紙に殴り書きするでもいいし、
カラオケボックスで叫ぶでもいいし
海で叫ぶでもいいし

誰かに耳を貸してもらって
通過させてもらってもいいし…


そういうことを恐れずに徹底的にやると
出し切ったあとに残ります。




本音が

すごく気持ちいい自分の気持ちが

疑うこともない「あ、これわたしが思っている」ことが


それに気づいたとき。

それを感じたとき。



わたしたちは
誰かに何かを言われるよりもホッと安心するし、

すーって力が抜けるし、

問題視していたことがどうでもよくなるし、



しあわせだな


って思えるようになる。



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全部ね、自分のもんだと思わないでください。




ちょっと話は変わりますが、
人間の魂と身体に分けて考えたときに、



魂というのはそのまんまなのですが、
身体というのはいざというときのために

生命(肉体)を維持するプログラムが組み込まれています。




魂はいつときだって変わらず常に純度が高い状態でも、

例えば小さい頃に何か身の危険を感じるようなことに出会うと、

身体的な無意識は、どんどん本来の目的を忘れ

必死に生き延びていくことを、最優先してしまうの。

(トラウマとなる)




するとどうなるか?

そこから分離が、始まるわけです。



命を全うしたい魂と、
命を守りたくて怖いことはしないようにする身体と。






もっと簡単に言うと、

純粋に自分の人生を生きるために生まれてきた魂と肉体の合体(わたしたち)が、

とある小さなことをきっかけにして、



生き延びるために両親の顔色を伺ったり、

愛情を獲得するために自分以外の人間になろうと習慣が生まれたり、


もともとは


こうしたい!
こういうことをしていきたい!

と思っているにもかかわらず、


無意識に身につけてしまったたくさんのクセが

それを忘れさせ、邪魔をする。





潜在意識を学ぶとおのずと向き合うことになる、

自分の魂と身体のズレ。


わたしは


世界観(魂)と価値観(身体)のズレ

と表現することもあります。





あなたの中から出てくる
心地よくない声
困惑するような言葉
自分を引き裂くような感情


ぜんぶ、ぜんぶ


あなたを通して何かを伝えようとしているけれど、

あなたそのものの本質から生まれていものじゃない。



わけて、考えてください。

わけて、考えたときに初めて

本当の意味で、感情や自分の価値観というものを

味わい、観察し、手なづけることができるのです。


^^^^^

小さい子どもがどうしてあんなに恐れずに


ばばばばーっと走ってこけるのか。

身体を傷つけるのを恐れずにいられるのか。

そういうことです。

(どういうこと?って詳しく聞かないで、書くと長くなるから。)

だから、わたしたちはどうしたって

魂と身体の矛盾を抱えて大人を過ごしている。



いくらマインドを勉強したって

結局は、身体が覚えてしまっていることを

少しずつリセットしていかないといけません。

まるでそれは姿勢のように。

一日、一回ではなんともなりません。






しかし、身体がもっと自分の生命全体のことを信じられるようになり、

もともと持っている純度の高い自分のヴィジョン(ミッション)とつながり、


そして、


自分の魂と身体の分離がどんどんなくなって近づいていく・・・。




そうすると人は、

もっと楽に生きられるし、

身体が、生き残るためのサバイバルではなく、

自己表現のために動くようになるから

自分とつながっているという感覚が、増す。




あなたの中にある思い込み(ルール・価値観)が

あなたの魂がもつ目的と一致していたら、


ものすごい、楽だと思いませんか?


分離を少しずつ解消して、重ねていくってそういうことです。




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今日はちょっと小難しくて、

わたしにしてはめずらしい”魂”とかなんだの使いましたが(笑)

ん?どういうこと?
身体からのアプローチ?

・・・みたいな方は

まず、


運動

ジョギング、ウォーキング、ジム、ヨガ、ストレッチ、なんでもよいです

やってください。


げー(汗)という声が聞こえてきそうですが。笑

 

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瞑想でもいいです。
歩くだけでもいいです。
なんなら、毎日触ってあげるだけでもよい。


身体を使わないと
頭ばかり働いて
どんどんサバイバルモードに入ります。


サバイバルモードとはつまり、

・戦闘態勢(敵をつくる。)
・常にビクビクしている。(常に強迫観念のような)
・常に不安や恐れがベースにある。(何にしたって不安要素をつくる。)


というモードに身体が入ってしまうので、


いくら考えても

本当にやりたいこととか
魂の声なんて聞こえないんです。

 



そして、

機嫌が悪くなったとき
ネガティブな妄想や不安に押しやられているとき
頭の名から暴言や罵倒の声が聞こえるとき

それらの声の主と同調しないことです。

切り分けてください。

それらの声を、自分の声だと思わずに
三者の声として聴きながら
感じながら、


そういう声や感情や思いがあることも受け入れつつ

どんどん出してください。


「ただ聞いて欲しいだけ、出し終わったら本音に気づけそうなの」

といって誰かに聞いてもらうもよいでしょう。



すべて出し切ったとき、
本音は必ず見えてきます。

勇気を持ってみてくださいね。

 

 ~~~~~~~~~(過去記事抜粋、ここまで)

 

 

 

 

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