「アイツが悪い!アレが嫌!」の世界から抜け出すコツ
悩みや問題などを誰かに相談するときは
「あの人が」○○した
「あの人に」○○された
と話し始めることが多いですね。
実際に、
他者や目の前の出来事が悩みだと思っているので
初めは相手がどんな人なのかなどを説明します。
主語を「わたし」に置き換える
潜在意識の仕組みを活用してワークなどで
悩みや問題を解消するには
主語を「あの人」から「わたし」に変えると
やりやすくなります。
投影の法則は、
相手や出来事を変えるのではなく
「わたし」の無意識を知るためのものだからです。
多くの人は
嫌な現実を説明するときに、自分がされた何かを話します。
あの人がこう言ったから・・・
あの人にいつもこんなことされる・・・
と、詳しく語りたくなります。
この現実には
無意識に自分の解釈が加わっていますが
それらを切り分けるためには
まず、
「わたし」がどう反応したのか?どう感じたのか?を
認識することが大切です。
投影された現実は
実際に起きているあるがままの事象に
自分だけの解釈がくっ付いています。
無意識の解釈から
無意識の価値観が生まれ
その価値観によっていろんな感情が生まれます。
例えば、このような感じです。
私は否定された、と解釈したとき
無意識の持っている価値観が
「認められることが素晴らしい」 だったら
悲しいという感情が生まれます。
相手や現象からの刺激によって生まれる
自分の内側の反応や感情にフォーカスすることで
現実を
事実(相手のありのまま)と
解釈(自分の無意識)に
分けることができます。
浮かび上がる感情は
無意識の価値観や解釈と連動しているので
感情に気付くことで
現実を事実と解釈に分けやすくなります。
そのため、
相談されたときは、
クライアントが他者や出来事のことを話している状態
から
自分の気持ちに
フォーカスを変えてもらうのです。
どんな気持ちですか?
どんな感覚ですか?と。
すると、
感情が分からない方もみえます。
感情が分からないという認識をしている
好ましくない感情を感じることは
見たくない自分(前提)がそこに隠れているので
味わいたくないために
蓋をしているような状態です。
感じることで気付いて、
今まで受け入れてこなかった自分が顕わになってしまうからです。
ダメだと思い込んでいる自分を見たくないから
感情を感じないようにした経験があるかもしれません。
かつては、それが
自分を守るために必要だと決めたのでしょう。
それが習慣化して
感じることが苦手になっていくと
さらに潜在意識は自動化してくれるので
感じることを避けるようになります。
感じないようにしている
というよりも
感じることに慣れていないのです。
無意識には反応しています。
それを顕在意識で認識できていないから
感じていないと判断しているにすぎません。
感情を思考で説明できないだけとも言えるでしょう。
感情によって選択している
私たちは行動の選択を
感情によって決めています。
好ましい感情が生まれたものを選び
好ましくない感情が生まれるものは選びません。
毎日、小さな選択を私たちはしています。
何かを選んでいるということは
そこに、小さいけれど感情は生まれているのです。
当たり前すぎて、気付いていないだけで。
無意識の感情を
意識することができていないから
感情を味わえていないような気がするのです。
でも、
何かを食べれば、おいしい、おいしくない、を感じます。
ちょっとしたことに対して、
嬉しい、悲しい、を身体は感じています。
それを日々、意識してみようとすることで
私は今何を感じているのか?を
見つけやすくなっていきます。
自分らしく生きたい、
自分の好きなことをみつけたい、
と私たちは
本質を探す旅をしますが
それは、外にあるのではなく
今まで目を向けていなかった
自分の気持ちや反応の中に隠れています。
自分らしく生きることは
自分が現実に対して
何を感じているのかを認識することから始まります。
小さな小さな反応を見逃すことなく
素直な気持ちを受け止めてみること。
他者がどう思っているか、何をされたか、
という視点ではなく、
それらによって何を感じたのか?
に意識を向けていくことが大切です。
ほんの些細な反応や感情に意識を向けてあげることで
いろんな情報を顕在化することを許可しています。
いろんな情報が顕在化することを許してあげる
本来は、
顕在意識領域と、潜在意識領域を
情報が自由に行き来することができるのが
良い状態です。
私たちは
自分らしい生き方をしたい、
本当の想いを知りたい、
と願いますが
潜在意識から
コアの世界観(ヴィジョン)をキャッチするためには
いろんな情報が顕在化することも
許可してあげることが大切なのですね。
いろんな情報というのは
一見、嫌だなと感じるような感情
悲しみ、怒り、不安、などを感じることも
自分に許してあげることです。
幸せになりたい、
楽な状態になりたい、
嫌な想いしたくない、
と思いますが
それは同時に
見たくない自分、感じたくない感情などを
潜在化させて閉じ込めることと同じです。
好ましい情報だけを顕在化させたいところですが
好ましくない情報が潜在化することは
それを外側の世界に投影して
その現実に反応することで気付こうとします。
これを私たちは
嫌な現実と捉えているのです。
潜在意識は、どんな自分であっても
あるがままを受け入れたくて
抑圧している性質を外側に映し出し
気付かせようとしてくれています。
なんだか幸せだな、と感じるのは
どんな自分のこともOKであると
自分が認められたときではないでしょうか?
世間で良いと評価される人になりたい
愛されたい、認められたい
と、願うことすら実は、
心地よく生きるための手段です。
成功したいのも、
喜びの感覚に満たされたいための手段です。
本当は、どんなときでも
自分を丸ごと受け入れ、喜びに満たされたいという
感覚的な世界を望んでいるはずです。
そのためには、
他者や現象から受けた刺激によって
気付かされた素直な反応、感情を
取りこぼすことなく拾ってあげましょう。
大人になると
ちょっとしたことに傷ついていられない、と思ってしまいます。
でも、
人とちょっとぶつかっただけで、
あ~、痛いなぁ、悲しいなぁ
と思って良いし。
人の笑顔一つで元気になる自分で居て良いし。
おいしいおやつ食べて、
人生が幸せだと感じても良いのです。
いろんな感情を感じ、統合していくことで
今まで、敏感に反応していた事柄が
あまり気にならなくなっていきます。
これは、
感情を感じないようになったのではなく
いろんな感情を許可することができるようになったため、
無意識の反応が小さくなったのです。
感じないようにするのではなく
どんどん感じるようにすることが
逆に、
無意識に起こる反応や反射を小さくしていくことに繋がります。
自分らしく生きる!
と決めたら
今日から、
日常の小さなことを味わってください。
ネガティブだと判断している情報
(悲しみ、怒り、妬み、恐れなど)も
顕在化することを恐れずに
許可していきたいものですね。
講座、WSのお知らせ
潜在意識デザイン協会が開催している、 全国の講座とイベントのスケジュール一覧です。
基本中の基本!
たった1日で、潜在意識の基本的な知識を得ることができます。
7月13日(金沢:川守 さくら)
7月14日(岐阜:かなやま なほこ)
7月28日(大阪:さはら ゆき)
8月3日(名古屋:かなやま なほこ)
8月28日(大阪:三輪 智美)
オンライン受講が始まりました!(マンツーマンです)
7月6日(オンライン:東山 知帆里)
7月10日(オンライン:みねした 三保)
7月15日(オンライン:川守 さくら)
7月16日(オンライン:みねした 三保)
7月17日(オンライン:岡本 たみえ)
2019年リニューアル!
コアとの繋がりを深め、じっくりと浸透させていきましょう。
7月27日(大阪:さはら ゆき)
8月17日(大阪:三輪 智美)
あなたはどのような世界を潜在意識に創らせますか?
7月6日(名古屋:かなやま なほこ)
7月27日(東京:東山 知帆里)
7月27日(福岡:みねした 三保)
“なりたいわたしになる”
無意識の状態が自然と変化していきます。
7月6日(名古屋:かなやま なほこ)
7月21日(東京:岡本 たみえ)
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