自分の気分を他人に決めさせていませんか?

幼い子が転んだとき、側に居た大人が

きゃ~大丈夫?と慌てて心配したりすると

子供はたいてい大泣きしてアピールしますよね。

 

子供が転んでも、大人たちが笑っていたり

何ごともないように対応すると、

子供は、微妙な表情から次第に

笑い出したり、何ごともなかったように元気に歩き始めます。

  

私たちは、何かの出来事を体験したとき

周りの反応も見て、判断しているものですね。 

 

大人になれば、たくさんの経験をしてきているので

この出来事は問題だ、この出来事は嬉しいものだ、と

無意識に判断しています。

 

まだ体験が少ない子供たちは、

起きたことを周りがどのように判断するのかを感じとりインプットしていきます。

  

転んだ→周りが心配してくれた→大変なことである(痛かった)

転んだ→周りが笑った→あれ?良いことかしら?(痛みが気にならない)

 

このようなことが起きています。 

 

これは良いことなんだな・・メモメモ。

これはやらない方が良いんだな・・メモメモ。

と、潜在意識に書き込んでいるかのように。

 

 

  

問題だと感じていることが、もしも問題でなかったら?

 

問題だと感じていることを、周りも問題視すれば

焦ったり、不安になってきます。 

 

もし、問題だと感じていることが悪くないことだったら?

気にならなくなりますね。

 

それどころか、良いことだったとしたら?

 

例えば、

歯が抜けてとても痛かったのに、大人たちが

生え変わりで喜んでいれば

あれ?良いことなんだ~!と安心します。 

 

心地よくない感覚だけれど「良いコト」らしい・・・。

と、捉え方が変われば、焦りや不安もなくなっていきます。

   

 

一般的な社会の評価の中で私たちは生きています。

慣れ親しんだ価値観、ルールによって

無意識にそれが正しいと選択させられているようなものです。

 

 

上手くいかないとダメ。

成長、変化することが素晴らしい。

お金をたくさん持っている方が良い。

お友達がいっぱいだと幸せ。

スケジュールが詰まっていると充実している。

 

などなど、たくさんのルールを持っていることでしょう。

これらの中で、どれがコアな自分に相応しい価値観なのかを意識することもなく、

ずっと持ち続けています。

 

 

周りが気になるのは必要な能力

  

判断基準がないと生きられないので

初めは、周りの人たちをお手本にして

あれは良いことなんだな、あれは良くないことなんだなと

価値観を真似します。

 

他者を観察し、比較することで

自分はどんな存在なのかを測っています。 

 

私たちは自分のことを自分一人で知ることができません。 

 

鏡を見ないと、自分の顔が見えないのと同じで

 

他者に自分の内側を映し出して観ないと

自分の内面を知ることができません。

 

 

それが投影なのです。

 

 

鏡は見ることで姿が見えるけれど

他者に映し出された内面は、

 

感情や反応を通すことでしか気付けないようになっています。

 

 

 

周りを意識することは

まるで、周りを気にし過ぎて振り回されているような気もしますが

 

自分を知るために必要な方法なので

どうしたって、他者に意識を向けるようになっています。

気にしてしまう自分をダメだと思う必要はないのです。

 

 

他者にネガティブな感情を感じたり、嫌なエネルギーをもらったなどと

思うこともあるかもしれませんが

それらは全て、自分の感情を揺らすことで

コアからズレていることを教えてもらっています。

 

 

ズレが分かったら、自分に戻ることができます。

自分がどんな状態で居たいのか?を知ることができるのです。

 

 

他者(出来事)に自分を明け渡している

 

何か問題や悩みを感じているとき、

私たちは無意識に、「あの人がこうなったら安心できる」と思ったりします。

 

 

上司が怒らなかったら・・・

パートナーが稼いでくれたら・・・

仕事が上手く行ったら・・・

この症状が消えたら・・・

お金がいっぱいあったら・・・

 

安心できる。

 

と感じますね。

 

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これらは、全部

自分がどうなると嬉しいか、ではなく

 

他者(出来事)がどうなったら、自分が嬉しいか

という視点で捉えています。

 

 

お金がいっぱいあれば幸せ

というものも

自分以外のことによって、幸せを決められています。

 

 

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カウンセリングをしているとき

相談者が外側(人、事柄)のことを話すことがあります。

 

これがこうなったら・・幸せである、と。

 

 

「では、あなたはどうしたいですか?」と質問すると

 

あの人にこうして欲しい・・・

これを改善して欲しい・・・

 

などと説明してくれます。

 

 

「あなた自身は?どうなりたいですか?」と質問し続けても、

同じような返事がきます。

 

 

無意識に「他者や出来事」に

自分の幸せを決めさせているのです。

 

 

自分で自分のご機嫌を取ってもいいのに

それを放棄して

他者に自分の人生や心地よさの基準を

明け渡しています。

 

 

これは、誰にでもあることですね。

 

 

どんな状態で居たい?かを意識し続ける

 

私自身、30代の頃は

「自分がどうしたいのか?」

とても気付きにくかったです。

 

 

何食べたい?

どこ行きたい?

どうしたい?

 

とパートナーに聞かれても

自動的に、相手がどう思うのか?を基準に考えるクセが働くのです。

 

考える間、パートナーがゆっくり待ってくれたおかげで

私は、自分の気持ちを優先しても良いということに気が付きました。

 

「私は?」と考える時間が増えたのです。

 

 

それでも、自分を後回しにする習慣化は

すぐには変わらないので

自分の気持ちが浮かんでくるのに時間がかかります。

「私はどうしたい?」と考えてもなかなか分からないんですねぇ。

 

 

自分の気持ちを後回しにする習慣が

潜在意識のルールとなって働いているために

思考に浮かばない(顕在化しない)のですね。

 

 

だから、ゆっくり丁寧に

自分はどうしたいのか?を考える時間を持ちづつけることが大切なのです。

 

 

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たとえ、想い通りにならなくても良いので

自分がどうしたいのか?を一旦考えてみること。

意識してみることです。

  

 

自分がどうしたいか?なんて

なかなか浮かんでこなかった頃は

 

どう答えたら正解かな?

どう答えたら喜ばれるかな?

と、

相手の気分が良くなるか悪くなるかを考えてばかりで

他者の気分が、自分の心地良さを左右していたのです。

 

 

 

他者や状況などによって

自分の気分が左右されるということは 

周りの世界が心地良い状況でなければいけません。

 

 

気持ちの良い環境、状況ばかりじゃないですよね。

そうすると、自分に無関係なことであっても

他者の機嫌が気になってしまい、

気を使ってしまいます。

 

 

とても、しんどい生き方です。

 

 

長い間、そのような習慣が続いているのなら

それが変化するためにはある程度の時間が必要です。

 

 

味わいたい気分は自分が決める

 

今までと違うことを習慣化させるには

自覚できるようにするために3週間、

身体に(無意識に)定着するために3か月、

などと言われています。

 

 

自分を後回しにして、

周りがどうなのか?を重要視してきた習慣をやめて

 

自分がどんな状態で居たいのか?を

考えることを習慣化してみること。

   

そのためには、

日々、何気ないことにも

「私はどうしたいかなぁ?」をイメージしてみることが大切です。

 

 

私はスーパーで買い物するときも

迷ったときは、「これホントに食べたい?」と自分に問いかけています。

買い物に時間がかかりますが。笑

 

商品の前でじ~っと佇んでいる私は、周りから見たら、不審な人かもしれません。

  

 

 

アレが嫌、コレが嫌、

あの人がこうなると良い、

と、外側に意識を向けていた自分を

 

わたしはどんな気分になりたいか

に意識を向けてみましょう。

 

 

それ、できてる~!

と思っている方も、

得意な分野と不得意な分野があるかもしれません。

 

 

仕事ではなんでも言えるけれど、家族の前では自分を後回しとか。

その逆もあるかもしれませんね。 

気持ちが揺れない程度の些細なことなら自分を優先できるけれど、

他のことは、周りのことを意識して、無意識に諦めていることもあるでしょう。

  

 

不安を回避するための安心は、本当に求めているものとは言えません。

 

コアな自分というのは、そこに良い悪いという価値観が働かないのです。

理由なく、意味なく、心地良い世界です。

 

そのため、RYCメソッドでは、コアな感覚に触れるためのワークをたくさん取り入れているます。

 

一度、認識できたコアな世界観は、日常の中に見つけやすくなっていきます。

 

自分が何を感じたいのか?どんな気分で居たいのか?を考えることが

当たり前になっていくのですね。

 

無自覚なまま、他者に人生を明け渡すことなく

自分のご機嫌は自分で決めていきましょう。

すると、生きてる充実感が溢れてくるでしょう。

 

 

 

 

 

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潜在意識デザイン協会が開催している、 全国の講座とイベントのスケジュール一覧です。

 

 

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たった1日で、潜在意識の基本的な知識を得ることができます。 

5月31日(岐阜:かなやまなほこ)
6月16日(東京:東山 知帆里)
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5月31日(オンライン:みねした 三保)
5月31日(オンライン:さはら ゆき)
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潜在意識デザイン講座

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無意識の状態が自然と変化していきます。

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RYC認定講師 かなやまなほこ

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